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BOSS SD-1レビュー!現行モデルのサウンドと使い方を検証

BOSS SD-1 SUPER OverDriveは、1981年に登場したオーバードライブペダルです。

BOSS SD-1 Made In Japan
BOSS SD-1 Made In Japan

所長が人生で初めて購入した歪みエフェクターもSD-1で、ギターを始めた頃から使ってきました。

DRIVE、TONE、LEVELの3コントロールで、単体のオーバードライブだけでなく、アンプや歪みエフェクターのブースターとしても使えます。

所長
所長

SD-1はザラつきや少し暴れるような歪み方があり、ブースターとして使ってもSD-1らしいキャラクターが残ります。

BOSS SD-1 ざっくり特徴
サウンド中域が前に出るオーバードライブ
歪み量軽い歪みからややハードなオーバードライブまで
TONE柔らかい音からエッジの効いた音まで調整
単体クランチからオーバードライブまで
ブースターアンプや歪みエフェクターの前段で使用
バイパスバッファード・バイパス
BOSS SD-1 スペック
モデルBOSS SD-1 SUPER OverDrive
エフェクトオーバードライブ
コントロールDRIVE/TONE/LEVEL
規定入力レベル-20dBu
入力インピーダンス1MΩ
規定出力レベル-20dBu
出力インピーダンス1kΩ
バイパスバッファード・バイパス
電源9V電池/ACアダプター
消費電流10mA
サイズ73 × 129 × 59mm
重量360g(乾電池含む)
¥9,900 (2026/07/29 00:36時点 | 楽天市場調べ)
著者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania(礒村和弘)」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

〜コラム寄稿 雑誌/書籍〜
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BOSS SD-1は中域が前に出るオーバードライブ

SD-1は中域が前に出て低域がタイトになる特性があり、軽いクランチからオーバードライブまで歪ませられます。

BOSS SD-1 SUPER OverDrive – INTRO

非対称クリッピング回路を採用しており、所長がこれまで弾いてきたSD-1では、ザラつきや少し暴れるようなニュアンスも感じられました。

OD808と比較した時は、OD808が中域にフォーカスしたサウンドなのに対し、SD-1のほうが音域が広く感じられました。

DRIVEを上げて単体で歪ませるだけでなく、DRIVEを抑えて後段のアンプや歪みエフェクターをブーストする使い方もできます。

DRIVE歪み量を調整
TONE高域の出方を調整
LEVELエフェクトON時の音量を調整

DRIVEを上げるとザラつきのある歪みが強くなる

SD-1はDRIVEを0まで下げても少し歪みが残り、右へ回すほど歪み量が増えていきます。

DRIVEを上げるにつれてSD-1のザラつきが分かりやすくなり、MAXではややハードなオーバードライブまで歪ませられます。

単体で使う場合はDRIVEで歪み量を決め、LEVELでエフェクトON時の音量を合わせます。

TONEで高域の出方を調整する

TONEを左へ回すと柔らかい音になり、右へ回すほど高域が出てエッジの効いたサウンドになります。

DRIVEを上げた時のザラつきや使用するアンプの高域に合わせて、TONEで音を追い込めます。

SD-1は長く生産されているため、製造時期によって生産国やオペアンプ、電源仕様が異なります。

所長が弾いた個体では日本製のほうが柔らかくウォームに歪み、日本製の中でもJRC4558、NEC4558、NEC4560による違いを確認しています。

日本製と台湾製の比較やオペアンプ、ACA電源については、BOSS SD-1 日本製のレビューで紹介しています。

BOSS SD-1は単体でもブースターでも使える

SD-1はクリーンアンプに接続して単体で歪ませるだけでなく、アンプや歪みエフェクターの前段に接続してブースターとしても使えます。

単体ではSD-1の歪みそのものを使い、ブースターでは中域を前に出しながら後段の歪み方を変えられます。

同じSD-1でもDRIVEとLEVELの設定によって役割が変わるため、アンプの歪み量や後段のペダルに合わせて設定を変えます。

単体のオーバードライブとして使う

クリーンアンプに接続する場合は、DRIVEで必要な歪み量を作り、LEVELでバイパス時との音量差を調整します。

DRIVEを低めに設定すれば軽いクランチになり、上げていくとザラつきを伴ったオーバードライブへ変化します。

TONEを右へ回すほどエッジが出るため、使用するギターやアンプに合わせて高域を調整します。

ブースターとして使う

ブースターとして使う場合はDRIVEを抑え、LEVELを上げて後段のアンプや歪みエフェクターへ入力する音量を上げます。

SD-1は低域がタイトになるため、すでに歪ませたアンプの前段で使うと、巻き弦のまとまりを確認しやすくなります。

LEVELだけを上げるタイプのクリーンブースターとは異なり、中域や低域の変化を含めて後段のサウンドを変える使い方です。

所長
所長

SD-1は単体で歪ませても使えますが、アンプや歪みエフェクターを押すブースターとしても使ってきました。

ギターボリュームとピッキングへの反応

SD-1はギターボリュームを絞ることで歪み量を下げられますが、所長が試した個体では綺麗なクリーンサウンドまでは戻りませんでした。

ピッキングの強弱による変化は出せますが、ギターボリュームだけでクリーンから歪みまで切り替えるタイプとは使い方が異なります。

Analog.Man BOSS SD-1/808と比較した時は、オリジナルSD-1よりギターボリュームやピッキングへの反応が良くなっていました。

一方、オリジナルSD-1にはAnalog.Man SD-1/808より荒々しくワイルドに歪むサウンドがあり、所長は総合的にオリジナルSD-1で十分だと感じました。

BOSS SD-1Wも通常のSD-1と実際に比較しており、Sモードでもサウンドに違いがありました。

SD-1Wはピッキングへの反応が良かったものの、ギターボリュームを絞った時は通常のSD-1と同じように音がこもり、綺麗なクリーンにはなりませんでした。

現行BOSS SD-1はシンプルに使えるオーバードライブ

SD-1は3つのコントロールだけで、単体のオーバードライブとブースターを使い分けられます。

中域を前に出して低域をタイトにする特性があるため、DRIVEを抑えてブーストした時にもSD-1のサウンドキャラクターが残ります。

日本製やSD-1W、Analog.Man SD-1/808も比較してきましたが、オリジナルSD-1にはザラつきや荒々しさを含んだ独自の歪み方があります。

所長
所長

あらためて弾いても、SD-1は十分に使える正統派のオーバードライブですね。

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