ペダルマンをリファイン「Pedal diggers 819」をレビュー

Pedal diggers 819
Pedal diggers 819

TS系ドライブペダルでありながら、
ボリュームへの追従性も高く、
手元でクリーンにもなるアンプライクなペダル

ということで、
以前から気になっていました^^

ペダルレビュー

コントロールは、
ゲイン、トーン、ボリュームの3つ。

レギュラーラインで販売されている、
PCBボードタイプのものとは別に初期の物は
ポイントトゥポイントのものもあります^^

Pedal Diggers 819 基板

ゲイン調整のツマミは、
ランドグラフ系ペダルのように、
クリックがついているタイプのものですね。

でも、クリック式だからといって、
決められたポジションで不満は感じませんでした。

ゲインのツマミはゼロにしても、
完全にクリーンではなく、やや歪む感じがしました。

個人的には2時ぐらいの位置で、
手元でオーバードライブ、クランチ、クリーン、
好きな操作感でコントロールすることができました^^

そしてこのゲイン調整のツマミと合わせ、
トーンのツマミも調整していきます。

このトーンがすごく使いやすいです。

まず、トーンはフルにしても、
耳に痛い音にならず、効き方も非常にスムーズです。

触った印象だと、フルにした状態から絞る、
ハイカット的なイメージで調整すると、音決めをしやすいと思いました。

サウンドレビュー

試奏環境としてはいつも通り、
ギターはストラト、アンプは「JC-120」で行いました。

そもそも初期ランドグラフの「Pedalman 818」
をベースに製作された国産ペダルだそうです。

pedalman 818 overdrive vs pedal diggers 819

TS系っぽい歪み、密度の高い感じなのも特徴的です。

レンジ感もそこまで、
中域に寄り過ぎる感じではないのも良いかも^^

Tone Blue Pedal Diggers 819 Overdrive, demo by Pete Thorn

またゲインレンジも非常に広く、
ディストーションの域に近い程度まで歪ませることができます。

一台あると何かと重宝しそうです^^

コントローラブルなペダルであることは確か

ドライブをかなり上げた状態からでも、
手元でクリーン近くまでゲインを落とすことができることです。

確かに反応性は高く、
自在にゲインコントロールが可能です。

…が、ボリュームを絞った時のクリーンは、
「Jetter Gear」等と比べてしまうとブリリアントさ、艶感は弱めに感じました。

なので、僕はちょっとそこが気になって、
使おう!という決め手にはなりませんでした^^;

でもTS系ドライブペダルで、
この操作感はあまり体感したことはなかったですね。

”TS系っぽいコンプ感があっても、
ボリュームを絞れば「使える」クリーンになってほしい”

こういったわがままな要望にも応えてくれる、
貴重なペダルではないでしょうか。

あとTS系にしては音量が大きい、
かなりアウトプットレベルも稼げると思います。

これはブースターとしても、
かなり活躍してくれそうな印象を受けました。

まとめ

とにかくどのツマミも、触ればわかる、
使えるポイントが多いので、悩むことはないかと。

一台でかなり幅広い、
ドライブサウンドがカバーできるのは良いですね!

これは対JC-120用オーバードライブとして、
候補に入れてみても良いペダルかもしれませんね^^

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ペダルディガーズ(Pedal diggers)
Pedal Diggers 公式サイトURL

Pedaldiggers HandMade StompBox Offical Web Site

サウンドハウス

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この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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コメント

  1. さる より:

    どう見ても、PCBものでは?