
Ibanez TS808DX Tube Screamerは、TS808のドライブチャンネルにブースターチャンネルを組み合わせた2in1オーバードライブです。
ブースターはドライブチャンネルの前段/後段を切り替えられ、単体でも使用できます。
今回はストラトキャスターとJC-120を使い、ドライブチャンネルとブースターチャンネルをそれぞれチェックしました。
- TS808のドライブとブースターを搭載した2in1モデル
- ブースターはPRE/POSTを切り替え可能
- ドライブとブースターをそれぞれ単独で使用可能
- 内部動作電圧を9V/18Vで切り替え可能
| モデル名 | Ibanez TS808DX Tube Screamer |
|---|---|
| エフェクト | オーバードライブ/ブースター |
| ドライブコントロール | OVERDRIVE/TONE/LEVEL |
| ブースターコントロール | BOOST |
| ブースター位置 | PRE/POST |
| 内部動作電圧 | 9V/18V切り替え |
| 入力インピーダンス | 500kΩ |
| 出力インピーダンス | 10kΩ |
| 最大出力レベル | 0dBm |
| 最大ゲイン | +30dB |
| 電源 | 9V電池/ACアダプター |
| サイズ | 120(D)×137(W)×52(H)mm |
| 重量 | 830g(電池含む) |
Ibanez TS808DXの特徴とブースター機能
TS808DXは、左側にオーバードライブ、右側にブースターのフットスイッチを搭載しています。
LEDは大きなジュエルタイプで、筐体は通常のTS808とは異なる深い緑色です。
ブースターはPRE(プリ)とPOST(ポスト)を切り替えられ、ドライブチャンネルの前段または後段に配置できます。
筐体内部で、動作電圧を9V/18Vを切り替えられます。
Ibanez TS808DXのサウンドをチェック
TS808DXのドライブチャンネルは、今回比較したTS-808よりコンプ感がやや抑えられ、輪郭がはっきりした印象でした。
左側のドライブチャンネルは、期待を裏切らないTS系サウンドです。
中域がプッシュされた、滑らかでツルンとした質感の歪みで、聴き慣れたサウンドです。
ただ、TS-808に比べると、コンプ感がやや抑えられている印象を受けました。
また、弦音が分かりやすく、輪郭もはっきりしていると感じました。
コントロールは3つ、「OVERDRIVE」「TONE」「LEVEL」の3つです。
OVERDRIVEをフルにしても、オーバードライブの範囲を超えるほどゲインは上がりません。
TONEは上げていくと、最後のほうでグッと効きが強くなります。
LEVELはTS-808よりもやや音量が大きいと感じましたが、ハイアウトプットではありません。
ちなみにFull-Drive 3と比べると、Ibanez TS808DXのほうがあっさりした歪みに感じました。

Full-Drive 3のほうが、太くガッツリしたロック向けのサウンドに感じました。
王道なTSサウンドを望むなら、Ibanez TS808DXのほうが合います。
ブースターチャンネルは、ドライブチャンネルの前段または後段に配置できます。
ブースター単体でも使用でき、コントロールはBOOSTのみです。
ブースターを前段に配置した場合、そこまでゲインを上げるタイプではないと感じました。
音量も少し上がるため、前段に設定した場合でも音量差はつけられます。
ブースターチャンネル自体は、やや高域が加わる印象でした。
単体で使うと違いが分かりやすく、高域にきらびやかさを足しながら、ややタイトなサウンドになります。
ドライブチャンネルをブーストした場合も、音が飽和せず、抜けの良いサウンドでした。
TSサウンドとブースターを1台で使える2in1ペダル
TS808DXは、TS系のドライブと前段/後段を切り替えられるブースターを1台で使えるモデルです。
ドライブチャンネルとブースターチャンネルは、組み合わせて使うだけでなく、それぞれ単独でも使用できます。
僕はFull-Drive 3と比較した結果、TS808DXは買わなくてもいいと感じました。
Full-Drive 3のほうが、好みのロックで無骨なサウンドを出せたからです。

反対に、ナチュラルかつスムースに歪ませたいと考えていたなら、TS808DXを選んでたでしょうね。









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