元祖マーシャル系エフェクター!Marshall The Guv’norをレビュー

Marshall The Guv'nor made in England
Marshall The Guv’nor made in England

英国(イングランド)製のMarshall The Guv’norは、長年手放さず所有しているペダルであり、所長にとっても思い出深いマーシャル系エフェクターの一つです。

購入したのはかれこれ20年前ぐらいであり、見てのとおり年季が入っています。

買った時から電池ボックスの裏蓋がなく、ご覧のような状態で売られていました(笑)

Guv'nor

ガバナーを知った経緯は、当時教えを受けていたベテランギタリストさんに教えてもらい、確かジャンクで10,000円ぐらいで買った記憶があります。

ガバナーを手に入れた思い出話もこちらの動画で語っています(笑)
Marshall Guv'nor(マーシャル ガバナー)をレビュー!所長が買った時の思い出話からペダルについて解説! – 魔法の箱研究所 所長が手放せないエフェクター達
所長
所長

このガバナー、今思えば…初めて買ったマーシャル系ペダルでした^^

1980年代に登場した元祖マーシャル系エフェクター

このガバナーの登場は1980年代で英国(UK)製、復刻版として1990年代に韓国(Korea)製も発売されました。

実はUK(Made in England)製には前期型、後期型があります。

前期型の基盤は緑色、後期型には青色の基板が使用されています。

所長
所長

所長が所有するものは、UK(英国)製の前期型のものです。

Guv'nor 基板

後期のものも所有していましたが、僕はこちらの前期タイプが気に入って使っています。

ツマミは以下5つ、調整次第で様々な音作りが可能です。

  • GAIN
  • LEVEL
  • Treble
  • Middle
  • Bass

例えば、ミドルを絞るとドンシャリサウンドも作れます。

過去に使っていたセッティングをマーキングしています^^
Guv'nor EQ

ゲインこそ足りないものの、同ブランドのSHRED MASTERの雰囲気も出せます^^

サウンドレビュー!前期後期型や生産国による違いについて解説

サウンドは正にマーシャルサウンド、元祖アンプライク系ペダルといえます。

Marshall Guv'nor Made in UK – Mid Cut Sound by【魔法の箱研究所】

いわゆるPlexi系ではなく、JCM800」系のマーシャル系ペダルであり、クランチ~ディストーションまでカバーしてくれます。

JC-120との相性も良いですし、ギターボリュームへの反応性も悪くありません。

手元でゲインコントロールもできるため、プリアンプ的にも使うことも可能です。

ちなみにこのガバナーとJC-120で、とんでもなく良い音を出していた人が昔いました。

所長
所長

腕さえあれば、これだけでも充分やれるんだ…このペダルを見ると自戒の念に駆られます^^;

ガバナー英国製における生産時期で異なる前期、後期型の違いについて

ガバナーには生産時期によって、前期と後期型が存在しサウンドの傾向も違います。

体感上では、前期型の方が生々しい音がすると感じました。

こちらの動画でも前期、後期型を弾き比べています
Marshall Guv'nor(マーシャル ガバナー)をレビュー!所長が買った時の思い出話からペダルについて解説! – 魔法の箱研究所 所長が手放せないエフェクター達

ただしサウンドの違いは個体差もあるため、一概に言い切れないのも事実ですし、良し悪しではなく好みでしょうね。

好みでいえば、英国製と韓国製のガバナーについても同様です。

英国(UK)製と韓国(Korea)製の違いについて

英国(UK)製と韓国(Korea)製では、音は違います。

よりディストーション的な歪みを稼ぎたい人であれば、Korea製。

よりアンプライクなオーバードライブ、クランチサウンドが欲しければ、UK製(前期型)だと感じています。

僕はこんな感じのクランチセッティングでよく使っていました^^
Marshall Guv'nor Made in England(UK) | Sound Check【魔法の箱研究所】

ちなみに見分け方ですが、LEDやフットスイッチ部分などで判断できます。

まとめ

今でこそ、マーシャル系ペダルは世の中に溢れています。

しかし発売当時はもちろん、僕が買った10年前はこれぐらいしかなかった記憶があります。

今ではプレミア価格がついていますが、世のハイエンド系ペダルに比べれば、良心的な価格です。

マーシャル系エフェクターといえば、他にも選択肢があるものの、やはりガバナーの魅力は衰えないとも考えています。

そして所長がマーシャル系エフェクターにハマる原点になったペダルであり、たまに引っ張りだして弾きますが、いまだに使えると思わされます。

まだまだ現役でも活躍できる、ポテンシャルは大いに秘めているペダルです^^

Marshall The Guv’nor UK製

マーシャルからなんとガバナーが復刻しました!

なんとマーシャル創立60周年記念として、ガバナーが復刻しました!

復刻したガバナーは18V駆動も可能、はじめは数量限定と聞いていましたが、レギュラーモデルとして販売するとのこと。

Vintage Reissue Pedals | Official Demo | Marshall

所長も買おうか悩みましたが、ひとまず限定生産ではないため、見送りました(笑)

いやぁ、他のモデルも復刻と久々に胸躍るニュースでしたね!

サウンドハウス

管理・運営者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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コメント

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