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Electro-Harmonix Germanium 4 Big Muffレビュー!クランチからゲートファズまで作れる2チャンネル歪み

クランチからゲート感の強いファズまで作れる、Electro-Harmonix Germanium 4 Big Muffをレビューします。

機材協力 @ck1206pm

Germanium 4 Big Muffは、OverdriveとDistortionの独立した2セクションに、それぞれ2つのゲルマニウムトランジスタを搭載した歪みペダルです。

各セクションを単体で使うだけでなく、Overdriveを土台にしてDistortionを重ねる使い方や、ギターボリュームへの反応も確認しました。

所長
所長

所長はOverdriveを常時オンにして、Distortionでゲインを加える使い方が一番好みでした。

Electro-Harmonix Germanium 4 Big Muff ざっくり特徴
どんな機材かOverdriveとDistortionを独立して使える2チャンネル歪みペダル
Overdrive軽いクランチと自然なギターボリューム追従
Distortion滑らかな歪みからブチブチしたゲートファズまで作れる
使い方の軸Overdriveで土台を作り、Distortionでゲインを加える
注意点Overdriveセクションをオンにすると位相が反転する
Electro-Harmonix Germanium 4 Big Muff スペック
ブランドElectro-Harmonix
モデル名Germanium 4 Big Muff Pi
種類オーバードライブ/ディストーション/ファズ
回路構成OverdriveとDistortionの独立した2セクション
トランジスタ各セクションにゲルマニウムトランジスタを2つ搭載
Overdrive側Volume、Gain、Bias、Tone
Distortion側Volume、Gain、Bias、Volts
位相Overdriveセクションをオンにすると位相が反転
魔法の箱研究所 レビュー動画
オーバードライブなビッグマフ Electro-Harmonix Germanium 4 Big Muffをレビュー
レビュー時の使用機材
エフェクターElectro-Harmonix Germanium 4 Big Muff
確認した内容Overdrive、Distortion、Bias、Volts、Tone、ギターボリューム、両セクションの同時使用
位相補正Overdrive使用時はスイッチャー側で位相を補正
著者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania(礒村和弘)」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

〜コラム寄稿 雑誌/書籍〜
ギターマガジン「識者に聞く歪みペダル最新事情!」に寄稿しました!

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OverdriveとDistortionを独立して使えるGermanium 4 Big Muff

Germanium 4 Big Muffは、OverdriveとDistortionを別々にオン/オフできる、2セクション構成の歪みペダルです。

Overdrive側にはVolume、Gain、Bias、Toneがあり、軽いクランチを中心に音を作れます。

Distortion側にはVolume、Gain、Bias、Voltsがあり、滑らかなディストーションからブチブチとしたゲートファズまで変化します。

各セクションを単体の歪みペダルとして使うだけでなく、両方を同時にオンにしてゲインを重ねられる点も特徴です。

Big Muffの名前から壁のようなハイゲインファズを想像しますが、ローゲインのクランチやギターボリュームを使った音作りにも対応します。

Overdrive側をオンにすると位相が反転するため、動画ではスイッチャー側の位相切替を使って補正しました。

Distortionは滑らかな歪みからゲートファズまで作れる

Distortionセクションは、GainだけでなくBiasとVoltsを動かすことで、歪みのアタックやゲート感を大きく変えられます。

BiasとVoltsを12時付近にすると、通常のディストーションとして使える滑らかな歪みになります。

Gainは最大まで上げられますが、所長は2時方向付近の歪み量を気持ちよく感じました。

Gainを10時付近まで下げると、Big Muffの名前からは想像しにくいクランチも作れます。

ギターボリュームを絞った時の反応も良く、手元から歪み量を落としてオーバードライブのように使えました。

BiasとVoltsを絞るとゲルマニウムらしいブチブチした質感が加わり、通常のディストーションとは異なるローファイなファズになります。

Gainを下げるとギターボリュームに反応するクランチになる

Distortion側のGainを最大にすると、サステインを伴った深い歪みになります。

所長が気持ちよく感じた位置は2時方向付近で、深さを残しながら弾きやすいゲイン量でした。

Gainを10時付近まで下げると歪みが浅くなり、ギターボリュームを絞った時も自然にゲインが落ちます。

Big Muff系に抱きやすいコッテリしたハイゲインの印象とは異なり、クランチまで手元で調整できる反応がありました。

Distortion単体でも深い歪みだけに限定されず、Gainとギターボリュームの組み合わせで幅広く使えます。

BiasとVoltsでアタックやゲート感を変えられる

Biasを左へ回すとアタックが柔らかくなり、右へ回すと高域のエッジが鋭く立ち上がります。

Voltsは供給電圧の変化を再現し、左へ回すほど電池が消耗したような枯れた歪みになります。

VoltsとBiasを下げていくと、音がブチブチと途切れるような、ゲート感の強いファズを作れます。

所長はゲルマニウムらしい、いなたい質感のゲートファズを気に入りました。

Voltsを下げると全体の音量も落ちるため、Volumeを上げて音量を補正するとバランスを取りやすくなります。

Overdriveは軽いクランチと自然な手元の反応が特徴

Overdriveセクションは、Gainを最大にしても軽いクランチ程度までの、マイルドな歪み方です。

深い歪みを単体で作るセクションではなく、弾力のあるクランチを土台として使う音になっています。

ピッキングした時には、プリンとした弾力を伴うハリがあり、所長も好みのドライブサウンドでした。

ギターボリュームを絞ると、歪みだけが自然に下がり、クリーンへ戻っていきます。

Biasを上げるとローミッドが前へ出て音が太くなり、下げると全体の質感が柔らかくなります。

ToneとBiasの組み合わせによって、太いクランチからジャキッとした抜けの良い音まで調整できました。

Gainを上げても軽いクランチ程度までの歪み

Overdrive側は、Gainを最大にしても深く歪まず、軽いクランチ程度に収まります。

隣にDistortionセクションがあるため、Overdrive単体で深い歪みを作る必要はありません。

Overdriveだけで鳴らすと、クラシックな質感と弾力のあるハリを持ったクランチになります。

ギターボリュームへの反応も自然で、手元を絞ると歪みが落ちてクリーンへ戻りました。

クリーンからクランチまで手元で動かしながら、演奏の強弱も反映させやすいドライブです。

BiasとToneで太さや抜け方を調整できる

Overdrive側のBiasを上げると、ローミッドが前へ張り出して、音に太さが加わります。

所長はGainとBiasを最大付近まで上げ、Toneを12時から少し上げたセッティングを気に入りました。

低域をすっきりさせたい場合はBiasを少し下げて、Toneを上げるとジャキッとした音を作りやすくなります。

Biasでローミッドの出方を変えながら、Toneで高域とのバランスを取る使い方です。

Overdriveを土台にしてDistortionでゲインを加えられる

Germanium 4 Big Muffは、OverdriveとDistortionを同時にオンにすることで、単体使用よりも幅広い歪みを作れます。

所長はOverdriveを常時オンにしてベースの音を作り、歪みを深くしたい場面でDistortionを加える使い方を気に入りました。

Distortion側のGainを8時方向付近まで下げても、Overdriveと重ねることで十分なゲインを稼げます。

両方を重ねた状態でもギターボリュームへの反応が良く、クリーンからクランチやリードまで手元で変化させられました。

Distortion側のBiasとVoltsを調整すれば、Big MuffらしいファズディストーションやゲートファズもOverdriveへ重ねられます。

足元で2つのセクションを切り替えながら、ギター側でも歪み量を調整できるところが、このペダルの面白さです。

DistortionのGainを下げてもリードに十分な歪みを作れる

Overdriveを土台にすると、Distortion側のGainを大きく下げても、リードに使える歪みを加えられます。

動画ではDistortionのGainを8時方向付近まで絞り、Overdriveへ重ねてゲインを加えました。

両方をオンにすると、サステインが伸びるリードサウンドになり、手元のボリュームにも自然に反応します。

ギターボリュームを操作することで、クリーンからクランチやリードまで、足元を踏み替えずに調整できました。

BiasとVoltsで重ねた時の歪み方も変えられる

Distortion側をすべて12時付近にすると、ドンシャリ気味のBig Muffらしいファズディストーションが加わります。

Voltsを10時方向付近まで下げると、高域にザラつきとワイルドさが加わりました。

Distortion側にはToneがありませんが、BiasとVoltsを使って高域の出方やアタックを調整できます。

BiasとVoltsを下げたゲートファズをOverdriveへ重ねても、耳に痛くない温かく丸いリードトーンを作れました。

滑らかなリードからブチブチしたゲートファズまで、Distortion側の設定によって重ねた時の質感も変化します。

Electro-Harmonix Germanium 4 Big Muffがおすすめの人

  • クランチからゲートファズまで1台で作りたい人
  • Overdriveを土台にしてDistortionを重ねたい人
  • ギターボリュームで歪み量を細かく変えたい人
  • BiasとVoltsを使ってゲルマニウムファズの質感を調整したい人

Electro-Harmonix Germanium 4 Big Muffをおすすめしない人

  • 一般的なBig Muffの操作感だけを求める人
  • 位相を反転させずにOverdriveセクションを使いたい人
  • 少ないコントロールで歪みを作りたい人

Germanium 4 Big Muffはクランチからゲートファズまで作れる

Electro-Harmonix Germanium 4 Big Muffは、OverdriveとDistortionを組み合わせて、幅広い歪みを作れるペダルです。

Overdrive側は弾力のある軽いクランチで、ギターボリュームを絞ると自然にクリーンへ戻ります。

Distortion側はBiasとVoltsを動かすことで、滑らかなディストーションからブチブチしたゲートファズまで変化しました。

所長的にはOverdriveを常時オンにして、Distortionでゲインを加える使い方が最も好みです。

所長
所長

Big Muffの名前から想像するよりも、現代的で実用的な歪みペダルでした。

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