
英国(イングランド)製のMarshall The Guv’norは、長年手放さず所有しているペダルであり、所長にとっても思い出深いマーシャル系エフェクターの一つです。
この記事では、所長が所有するUK前期型を中心に、前期・後期型やKorea製との違い、JC-120との相性、現在販売されている復刻版まで紹介します。
| 項目 | チェックした内容 |
|---|---|
| レビュー個体 | UK製 前期型 |
| サウンド | JCM800系のマーシャルサウンドでクランチ〜ディストーションまで対応 |
| EQ | Treble/Middle/Bassの3バンドEQ |
| 使い方 | JC-120との組み合わせやプリアンプ的な使い方も可能 |
| バリエーション | UK前期型/UK後期型/Korea製 |
| 現行モデル | 復刻版も販売されています |
購入したのはかれこれ20年前ぐらいであり、見てのとおり年季が入っています。
買った時から電池ボックスの裏蓋がなく、ご覧のような状態で売られていました(笑)

ガバナーを知った経緯は、当時教えを受けていたベテランギタリストさんに教えてもらい、確かジャンクで10,000円ぐらいで買った記憶があります。

このガバナー、今思えば…初めて買ったマーシャル系ペダルでした^^
1980年代に登場した元祖マーシャル系エフェクター
The Guv’norは1988年に登場し、Marshallのペダル史では1988〜1992年に製造されたモデルとして記録されています。
Marshallアンプのサウンドを小さな筐体へ凝縮して開発
開発時の狙いは、Marshallアンプが持つサウンドの要素を、小さなペダルの筐体へ凝縮することでした。
クラシックなMarshallアンプの真空管ドライブを再現し、コンプレッションを伴う滑らかなオーバードライブを作れるよう設計されています。
Guv’norの成功後、1992年にはDrivemaster、Bluesbreaker、Shredmasterの開発へつながりました。
Gary Mooreも1990年代にGuv’norを使用し、『Still Got The Blues』のジャケットにも登場しています。
参照元:Marshall ペダル・ヒストリー – Part 2
実はUK(Made in England)製には前期型、後期型があります。
前期型の基盤は緑色、後期型には青色の基板が使用されています。

所長が所有するものは、UK(英国)製の前期型のものです。

後期のものも所有していましたが、僕はこちらの前期タイプが気に入って使っています。
ツマミは以下5つあり、3バンドEQを使って細かく音作りできます。
| コントロール | 役割 |
|---|---|
| GAIN | 歪み量を調整 |
| LEVEL | 出力音量を調整 |
| Treble | 高域を調整 |
| Middle | 中域を調整 |
| Bass | 低域を調整 |
例えば、ミドルを絞るとドンシャリサウンドも作れます。

ゲインこそ足りないものの、同ブランドのSHRED MASTERの雰囲気も出せます^^
サウンドレビュー!前期後期型や生産国による違いについて解説
サウンドは正にマーシャルサウンド、元祖アンプライク系ペダルといえます。
いわゆるPlexi系ではなく、JCM800系のマーシャル系ペダルであり、クランチ~ディストーションまでカバーしてくれます。
JC-120との相性も良いですし、ギターボリュームへの反応性も悪くありません。
手元でゲインコントロールもできるため、プリアンプ的にも使うことも可能です。
ちなみにこのガバナーとJC-120で、とんでもなく良い音を出していた人が昔いました。

腕さえあれば、これだけでも充分やれるんだ…このペダルを見ると自戒の念に駆られます^^;
ガバナー英国製における生産時期で異なる前期、後期型の違いについて
ガバナーには生産時期によって、前期と後期型が存在しサウンドの傾向も違います。
体感上では、前期型の方が生々しい音がすると感じました。
ただしサウンドの違いは個体差もあるため、一概に言い切れないのも事実ですし、良し悪しではなく好みでしょうね。
好みでいえば、英国製と韓国製のガバナーについても同様です。
英国(UK)製と韓国(Korea)製の違いについて
英国(UK)製と韓国(Korea)製では、音は違います。
よりディストーション的な歪みを稼ぎたい人であれば、Korea製。
よりアンプライクなオーバードライブ、クランチサウンドが欲しければ、UK製(前期型)だと感じています。
| タイプ | 見分けるポイント | 所長の所感 |
|---|---|---|
| UK前期型 | 緑色の基板 | 生々しく、アンプライクなオーバードライブ/クランチ寄り |
| UK後期型 | 青色の基板 | 前期型とはサウンド傾向が異なる |
| Korea製 | 韓国製モデル | よりディストーション的な歪みを稼ぎやすい |
ちなみに見分け方ですが、LEDやフットスイッチ部分などで判断できます。
マーシャルからなんとガバナーが復刻しました!
なんとマーシャル創立60周年記念として、ガバナーが復刻しました!
現在の復刻版は9V電池またはDC9Vアダプターで駆動し、GAIN、Bass、Middle、Treble、LEVELの5コントロールを備えています。
英国のブレッチリー工場で製造され、EQ後段へエフェクトを追加できるYインサート式のSEND/RETURNループも搭載しています。
所長が所有するUK前期型と、現在の復刻版を整理すると以下のとおりです。
| 項目 | 所長所有のUK前期型 | 現行復刻版 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 1988〜1992年に製造されたオリジナル期の個体 | オリジナルを再現したVintage Reissue |
| 製造 | UK製 | イギリス製 |
| コントロール | GAIN/Bass/Middle/Treble/LEVEL | GAIN/Bass/Middle/Treble/LEVEL |
| 電源 | 電池ボックスを備えた個体 | 9V電池/DC9V |
| エフェクトループ | 記事内では未確認 | Yインサート式SEND/RETURN |
| サウンド | 所長は生々しくアンプライクなクランチ寄りと評価 | 所長は未試奏。Marshallはオリジナルのサウンド再現を掲げる |
| 入手方法 | 中古が中心 | 現行モデルとして販売 |
所長も買おうか悩みましたが、ひとまず限定生産ではないため、見送りました(笑)
いやぁ、他のモデルも復刻と久々に胸躍るニュースでしたね!
参照元:Marshall Guv’nor Vintage Reissue Pedal
まとめ – Marshall The Guv’norは今でも使える元祖マーシャル系ペダル
今でこそ、マーシャル系ペダルは世の中に溢れています。
しかし発売当時はもちろん、僕が買った20年前ごろもこれぐらいしかなかった記憶があります。
今ではプレミア価格がついていますが、世のハイエンド系ペダルに比べれば、良心的な価格です。
マーシャル系エフェクターといえば、他にも選択肢があるものの、やはりガバナーの魅力は衰えないとも考えています。
そして所長がマーシャル系エフェクターにハマる原点になったペダルであり、たまに引っ張りだして弾きますが、いまだに使えると思わされます。
まだまだ現役でも活躍できる、ポテンシャルは大いに秘めているペダルです^^








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