![Tone Inverse Enif Echo/Reverb](https://www.efmaniac.com/wp-content/uploads/Tone-Inverse-Enif-EchoReverb.jpg)
先日レビューした「Fuzz Smile」に続き、
「Tone Inverse」さんが提案するペダルです。
![Fuzz Smile](https://www.efmaniac.com/wp-content/uploads/fuzzsmile.jpg)
今回はディレイ&リバーブ、
実用性の高い2in1ペダルを紹介します^^
ペダルレビュー
左側がリバーブセクション、
右側はディレイセクションです。
![Tone Inverse Enif Echo/Reverb](https://www.efmaniac.com/wp-content/uploads/Tone-Inverse-Enif-EchoReverb_002.jpg)
リバーブ・ディレイは共に、
単体、同時使用が可能ですね。
あと各セクションの、
ツマミの説明は後ほどしますが、
痒いところに手が届くセッティングが可能です。
電源は外部電源のみ、
センターマイナス9Vで駆動します。
サウンドレビュー
リバーブセクションについて
リバーブ側コントロールは、
「Mix」「Dwell」「Sunlight」、
![tone-inverse-enif-reverb_section](https://www.efmaniac.com/wp-content/uploads/Tone-Inverse-Enif-Reverb_section.jpg)
特徴的なのが真ん中のツマミ、
「Sunlight」ですね。
各ツマミと合わせて調整すれば、
原音に馴染むリバーブサウンドから、
モジュレーションリバーブまで作れます。
今から紹介する動画では、
「Fender Bluse Jr」のリバーブオン、
その後、「Enif」でリバーブをかけてます。
まずは浅くかけたリバーブ、
そしてモジュレーションリバーブのサンプルです。
浅くかけている感じは、
動画だと伝わりにくいかもですが、
めちゃくちゃあっさりとさりげなく、
原音に対しエフェクトをかけれます。
実は他社のペダルだと、
リバーブサウンドは良くても、
原音が煌びやかになりすぎるものや
奥まって聴こえるものが多いんですよね^^;
言ってしまえば、
エフェクター的なリバーブと、、
しかしこの「Enif」に関して言うと、
アンプリバーブを使う感覚で使えたのは魅力的でした。
ちなみにディケイタイムは基本、
「Long Decay (2.85ms)」ですが、
「Medium Decay (2.5ms)」に変更もできるそう。
「Long Decay」のほうが、
派手に効かすこともできますが、
僕はなるべくナチュラルにかけたいので、
「Medium Decay」を選択しました^^
ディレイセクションについて
![tone-inverse-enif-echo_section](https://www.efmaniac.com/wp-content/uploads/Tone-Inverse-Enif-Echo_section.jpg)
スペック的に見ると、
ディレイタイムは「45ms~620ms」、
リピートを上げれば発信します。
またブースト/カットのツマミで、
ディレイオン時に音量を上げることも、
下げることも可能(※)です。
※-3dB~+5dB
基本的にアナログライクなディレイ、
PT2399系といえるのですがそれよりも、
ややクリアな響きが特徴です。
またリバーブと同時にかけることで、
奥行き感をもたせることもできますし、
モジュレーションリバーブと組み合わせれば、
幻想的な空間サウンドを作れます。
あと歪ませた時でも、
いわゆるPT2399系ディレイより、
ファズやディストーションと絡めても、
音の輪郭はしっかりでますね。
…で、このディレイサウンドは、あくまで基本であり、
内部のツマミを触ることで、暖かみのあるアナログディレイから、
よりデジタル臭いサウンドも作れます。
![白丸部分のツマミで調整可能](https://www.efmaniac.com/wp-content/uploads/Tone-Inverse-Enif-EchoReverb_kiban.jpg)
なので、プレイヤー個々の
好みのポイントを見つけることができるかなと。
強いて希望をいえば…
エフェクトオフ時に残響を残せる、
テイル系機能があれば最高なんですけどね^^;
ただ、リバーブをかけていれば、
ディレイオフ時の音切れ感はそこまで、
気になりませんでした。
あと「Time」のツマミに、
「343ms」とポイントが付けられています。
![tone-inverse-enif-echoreverb_343ms](https://www.efmaniac.com/wp-content/uploads/Tone-Inverse-Enif-EchoReverb_343ms.jpg)
これはBPM120~130くらいにおける、
付点八分ディレイのポイントを探す目安をマーキングしているそう。
このディレイタイム、
僕も知らずによく使うポイントなので、嬉しい目印でした^^
内部ギミックだけでなく、
こういう配慮もされているなど、
使い手的に嬉しい仕様がテンコ盛りなわけですね^^
まとめ
ディレイ&リバーブペダルというと、
あるようでなかなかないのが現状の中、
個人製作でこのクオリティは素晴らしいですね^^
ちなみに価格は税込み23,000円。
対抗馬としては「Keeley Caverns」あたりでしょうか。
「Caverns」はコンパクトで、
ディレイタイムは最長950msにリバーブも3タイプ。
多機能さで見劣りしそうですが、
この「Enif」もセッティング次第で、
多彩な音作りができるので負けてないですね。
あとこれは僕の感覚として、
ライブで使うことを考えると、
フットスイッチの間隔があるため、
「Enif」のほうが扱いやすいと感じました^^
以上、なかなか選択肢の少ない、
ディレイ&リバーブペダルの中で、
使えるペダルだったので紹介しました。
詳しい仕様などは、
「Tone Inverse」さんの
WEBショップページに記載されています。
気になる方は、
ご覧になってみてください^^
「Enif Echo/Reverb」の詳細・商品ページは
→こちらからどうぞ^^
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