今回は、Tom’sline Mario Bit Crusherをレビューします。

Mario Bit Crusherは、ビットクラッシャー系のミニペダルです。
正直、所長も完全にノーマークで、どんな音が出るのかほとんど予想できない状態でチェックしました。
「ビットクラッシャーサウンドが出るペダルだろう」くらいの認識で鳴らし始めましたが、オンにした瞬間から予想以上に手に負えないペダルでした。
今回はストラトキャスターとQuilter Aviatorを使い、MIX、BIT、CRUSH、LP / Normal / HPの切り替え、フェイザーやオクターブファズとの組み合わせを確認しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Tom’sline |
| モデル名 | Mario Bit Crusher |
| 種類 | ビットクラッシャー |
| コントロール | MIX、BIT、CRUSH |
| モード | LP、Normal、HP |
| 特徴 | 強烈なノイズを含んだビットクラッシャーサウンド |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用ギター | ストラトキャスター |
| 使用アンプ | Quilter Aviator |
| 確認した音 | Normal、LP、HP、MIX、BIT、CRUSHの変化 |
| 組み合わせたエフェクト | フェイザー、オクターブファズ |
| 印象 | オンにした瞬間からノイズが強く、扱いが難しい |
Mario Bit Crusherはオンにした瞬間からノイズが凄い
まずはNormalモードで、MIX、BIT、CRUSHをすべて最大にして踏んでみました。
レベルつまみはないため、とりあえずオンにした瞬間の音を確認しています。
結果として、オンにした瞬間から後ろで強烈なノイズが鳴り続けました。
弾いていない時にもノイズが出て、弾こうとしてもブツブツとした音がずっと残ります。
ビットクラッシャーということで、ZOOMのマルチに入っているような音を想像していましたが、Mario Bit Crusherはかなり違う感覚でした。

所長も最初から「どういうこと?」となり、つまみを動かしながら探っていく形になりました。
MIXを下げると原音に戻る
MIXを0にすると、通常のギター音になります。
そこからMIXを上げていくと、ビットクラッシャーの音が混ざっていきます。
MIXについては、原音とエフェクト音の混ざり方を調整するつまみとして分かりやすいです。
ただ、MIXを上げた時のノイズが強く、普通にギターを弾く感覚では扱いにくいですね。
BITとCRUSHは説明が難しい
BITを下げたり、CRUSHを動かしたりしながら確認しましたが、つまみの説明は難しいです。
CRUSHは音程のような部分を操作している感じがあります。
BITは右に回すとローファイサウンドになっていくはずですが、原音も残るため、単純には説明しにくいです。
壊れているのかと思うくらいの変化で、所長も「つまみが意味分からない」と感じました。
LPとHPに切り替えても手に負えない
つまみをすべて最大にした状態で、Normal、LP、HPを切り替えて確認しました。
LPにすると、低域側に寄ったサウンドになります。
ただ、ローパスと言っても低域が強すぎるように感じました。
HPに切り替えても、扱いが簡単になるわけではありません。
ゲーム音のような質感もあり、Marioという名前からスーパーマリオブラザーズのサウンドを連想しました。
ただ、何よりオンにした時のノイズが強く、ギターを弾くペダルとして考えると難しいです。

これは弾くなということなのかもしれない…と考えてしまうぐらい、普通のギターペダルとは違いました。
フェイザーやオクターブファズと組み合わせるとさらに壊れる
Mario Bit Crusherだけでは手に負えなかったので、揺れ物を重ねたらどうなるのかも試しました。
フェイザーを重ねると、ノイズも一緒にうねるように変化します。
ギターのフレーズをきれいに聴かせるというより、ノイズ自体を操る感覚に近いです。
ライトハンドやタッピングがうまい人なら、面白い使い方ができるかもしれません。
ただ、普通に弾こうとすると発音しない部分もあり、難易度は高いです。
オクターブファズを重ねると雑音に近い音になる
後ろにオクターブファズをつないで、さらに出音をめちゃくちゃにしてみようと考えました。
結果として、ノイズはさらに増え、雑音でしかないサウンドになりました(笑)
ただ、ノイズもきちんと音楽として扱うスタイルであれば、面白い可能性はありますね。

ファズやフェイザー、ロングディレイ、リバースディレイなどを組み合わせて、サイケデリックな音を作る方向なら活かせる(かも)
ノイズを音楽にできる人には面白いかもしれない
Mario Bit Crusherは、普通のビットクラッシャーとして考えると難しいペダルです。
弾いていない時のノイズが強く、弾いても後ろのノイズが大きく残ります。
ギターで何を弾いているかは分かるものの、ノイズの存在感が強く、所長は途中からよく分からなくなりました。
一方で、ノイズも含めて音楽として扱える人には面白いペダルかもしれません。
バンドの中で普通に踏むと怒られそうですが、ノイズや壊れた質感を前提にした音作りなら、使い道はありそうです。
所長はノイズ自体が嫌いではありませんが、今回のノイズサウンドは扱えるイメージが湧きませんでした(笑)

使えないというより、使いこなせないペダルに出会ってしまいました…
Mario Bit Crusherをおすすめしたい人
- 普通のギターサウンドを壊したい人
- ノイズを音楽として扱いたい人
- ビットクラッシャーでも強烈な音が欲しい人
- フェイザーやファズ、ディレイと組み合わせて遊びたい人
- 手に負えないペダルに興味がある人
Mario Bit Crusherをおすすめしない人
- 普通に弾けるビットクラッシャーを探している人
- ノイズが苦手な人
- バンド内で扱いやすい飛び道具を探している人
- つまみの効きが分かりやすいペダルを使いたい人
- ギターのフレーズをはっきり聴かせたい人
Mario Bit Crusherは笑わずにはいられない衝撃的なペダル
Tom’sline Mario Bit Crusherは、オンにした瞬間から強烈なノイズが鳴るビットクラッシャーでした。
MIXは分かりやすいものの、BITとCRUSHは説明が難しく、つまみを触っても簡単には把握できません。
フェイザーやオクターブファズを組み合わせると、さらに音が壊れていきます。
普通のギター用ペダルとして使うには難しいですが、ノイズも含めて音楽にできる人なら面白いかもしれません。
所長にとっては、使えないというより、使いこなせないペダルに出会った感覚でした。
笑わずにはいられない、ある意味で衝撃的なペダルです。









コメント