TS系ペダルPedaldiggers 6th Anniversary Model 819限定モデルをレビュー

Pedaldiggers 6th Anniversary Model 819

Thanks Pedaldiggers

「Pedaldiggers 6th Anniversary Model 819」(以下、AM 819)を弾かせていただきました^^

「Pedaldiggers 819」と言えば、代表作にして知名度も高いオーバードライブペダル。

今回は6周年を記念した限定モデルということで、スタンダードモデルとは違った仕様で販売されています。

ペダルレビュー

スタンダードモデルと異なる点としては、

アルミ削り出し筐体
3モードクリッピング切り替えのスイッチ付き
  • 上→Ledモード
  • 真ん中→クリッピングパス
  • 下→819モード

の3モード。

エフェクトIN、OUT、インプット、アウトプットにVintage WE配線材使用

とのこと。

今回レビューにあたり、限定モデルならではのサウンドを検証するため、スタンダードモデル(PCB Ver.)も用意しました。

PCB Ver. Thanks @bc183_l

サウンドレビュー!819モードで比較してみた

819モードで弾いた時 、「 AM 819 」と スタンダードモデルではどこが違うのか?ですが、 ツマミを12時の位置で弾いた印象を一言で表せば、

”芯があって太いサウンド”

というのが第一印象でした。


これはゲインを上げていくと顕著で、 低域側がまとまる感じでしっかり鳴るサウンドに仕上がっている印象を感じました。

ちなみにバイパス音も違いまして、「AM819」は芯があり、渇いたサウンドに感じました。

↓バイパスサウンドチェック


この特徴は特にローゲインでギターボリュームを絞った時にも影響しまして、「AM819」のほうがカリッと音が立ってきます。

↓ローゲインセッティングでトーンを調整しています。


僕は「AM819」のトーンを12時から少し上げたぐらいだと、弦をはじいた時にブリっと鳴る感じもでて、好みでした^^

仕様が異なるため、違うと予想していましたが、819モードでもスタンダードモデルとは差別化されたサウンドでしたね。

LEDクリッピング、クリッピングパスモードについて

「 AM 819 」 は819モード以外にクリッピングパスモード、LEDモード、2種類のサウンドキャラクターもチョイスできます。


動画ではモード切替しながら弾いていますが、僕が各モードで感じたことをまとめておきます。

・クリッピングパスモードについて

このモードはLandgraff DODでいえば、ダンブルモードですね。

やはりこのモードですと音がより太く、ハリのあるサウンドになります。ブースターとして使う人も多いのは頷けます。

他のモードと比べると音量は大きく、ゲインも下がりますがゲインを上げきれば歪みます。

ただ歪ませていった時、そこまで低域はブーミーになりすぎないかなと。

僕は他のペダルでもこのモードは苦手なことが多いのですが、「Jetter Gear GS124」同様、扱いやすさを感じました。

・LEDモードについて

こちらはマーシャルモードと呼ばれるクリッピングモードですね。

僕が819モード以外で使うならこのLEDモードかも。

手元でボリュームを絞った時でもこもりにくく、歪ませていった時に派手に鳴る印象がありました。

高域の伸びもよく、ハムバッカーピックアップとの相性も良さそう。

このモード、同ブランドの「Emotions」に近いそうですが、ぼくはこの819のLEDクリッピングモードのほうが好みでした^^

ある程度ゲインを上げ、手元でゲインコントロールしながら弾ききる。そんな使い方ができるのも魅力でしたね。

まとめ

限定版ということもあり、スタンダードな819とは一味違うサウンドに仕上がっていました。

一台でサウンドバリエーションが作れるので、価格からすればお買い得かと^^

僕としては仕様の恩恵か、芯のあるワイルドなサウンドに仕上がった819モードの他、踏みっぱなしで使えそうなLEDモードがあるなど、一台あれば色々とこなせるのは魅力的でしたね。

この「AM819」、期間限定での発売とのことなので、気になった方はお早めにどうぞ^^

カラーバリエーションは2種類あるそうです。詳細は以下、公式サイトのページをご覧ください。
↓ ↓ ↓

Pedaldiggers 6th Anniversary Model 819 Black Lab

Pedaldiggers 6th Anniversary Model 819 White Label


サウンドハウス

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この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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