「Jetter Gear GS124」ダンブル系エフェクターをレビュー

話題のダンブル系ペダルを弾きました!

Jetter Gear GS124
Jetter Gear GS124

発売時には即完売、そして品切れだった「GS124」。

「Jetter Gear」のペダルは僕も愛用していますが、
この「GS124」の人気の高さには…正直驚きました^^;

なんでもロベンフォードが
Talk To Your Daughter 」で使っていた、
Dumble Overdrive Special #124の音を再現した
クローンアンプ(ceriatone)の音を再現しているとか。

Robben Ford – Talk To Your Daughter
Jetter Gear GS124 prototype

オリジナルではなく、
クローンという点がなぜ?とは思いましたが、
国内でもプロの方が使っているので、
期待を胸に試奏にのぞみました^^

サウンドレビュー

確かに音は…ダンブル系ペダルです。

肝心なポイントですが、
あのロベンのあの音なのか?といいますと…
ちょっと違うかなぁ…と、僕は思いました^^;

でも、そういったことは抜きにして、
トップクラスのアンプライク系ペダルでした。

Jetter GS124 Dumble Pedal from Jetter Gear • Wildwood Guitars

歪みの質感はあの「Zen Drive」似ていると思います。

ただ「GS124」のほうが、
ちょっと音が粗めで低域もあるためか、
ブリッとした太いサウンドに感じました。

また太いとはいっても、
嫌な飽和感があるわけではなく、
適度に引き締まった音なので暑苦しさは感じません。

それと歪ませると中高域に密度と、
ダンブル系特有のコンプ感もあるためか、
プレーン弦でも音の太さが得られるんですね^^

大体こういった感じのペダルだと、
バッキングには使いにくかったりしますが…
「GS124」はそういったことはないですね。

そしてゲインレンジ、これはかなり広いです。

クリーンからオーバードライブ、
ディストーション近くまでカバーしてくれます。

そういえば最近弾いたダンブル系ペダル、
「Mojo Hand Fx DMBL」より歪みますので、
よほど歪ませる人でない限り、これ一台で事足りると思います。

「Contour」について

出音の帯域調整は「Contour」で行い、
10時あたりを基本に調整していく感じです。

Jetter-Gear-GS124_EQ
ちなみにLEDは「紫」です^^

右に回し⇒徐々に高域が強調され、
左に回し⇒マイルドな音に変化していきます。

この「Contour」の効きがなかなか絶妙で、
太さを保ちながらエッジ感も足すことが可能です^^

「Red Square」と比較してみました!

同ブランドのダンブル系ペダル、

GS124 VS Red Square
GS124 VS Red Square

「Red Square」とも比較してみましたが、
「GS124」のほうがよりアンプっぽい音の粘り、
音の生々しさも感じました。

あと歪み量も「GS124」のほうが稼げますね。

しかしこう比べると…
「Red Square」はすごくあっさりしてます(笑)

ただその分、いってみれば癖が弱い分、
「Red Square」のほうが万人受けはしそうですけどね。

でも「Jetter Gear」のペダルの中では、
ちょっと音作りがしにくい印象と弾きにくさを受けました^^;

管理人
管理人

どちらかというと「Gold 45/100」のほうが癖がありました^^;

ボリュームへの反応性について

ボリュームへの追従性、
「Drive」をフルだとさすがに厳しいですが…
3時程度であれば、クリーンまでゲインダウンは可能です。

大体3時ぐらいだと…
ブルースソロが弾ける歪み量は稼げる感じですね^^

ちなみにボリュームを絞った時のクリーン、
艶感・ハリ感はしっかりあり、好きな感じでした^^

タッチにも非常に敏感なので、
ピッキングニュアンスもかなり表現できます。

この辺りはさすが「Jetter Gear」でした^^

まとめ

一般的なダンブル系ペダルの中では、
かなりロックな音がするペダルなんじゃないかな、と。

良い意味でまとまった感じが弱く、
ワイルドなサウンドだと思いました。

これは他にダンブル系ペダルを持っていても、
面白いチョイスになるんじゃないかな?と思いますね^^

サウンドハウス

管理・運営者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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