「PastFx Chorus Ensemble MN3007」最高峰BOSS CE-1クローンエフェクターをレビュー

BOSS CE-1クローンエフェクター「PastFx Chorus Ensemble MN3007」をレビューします!

PastFx Chorus Ensemble MN3007
PastFx Chorus Ensemble MN3007
機材協力 Thank! RoShi Pedals

BOSS CE-1といえば、ジョン・フルシアンテ氏やChar氏の使用でも知られるエフェクターです。

今回レビューする「PastFx Chorus Ensemble MN3007」、BOSS CE-1の復刻エフェクターと呼べる一台。

実は所長自身、BOSS CE-1は大好きで数台所有していますが、このPastFx Chorus Ensemble MN3007の再現性の高さには驚きました。

所長
所長

今回、所長の所有するオリジナルCE-1(77年製、79年製)と比較した結果をレビューします!

reverb.com

ペダルレビュー|本家CE-1に忠実な仕様で再現されたモデル

「PastFx Chorus Ensemble MN3007」は筐体サイズ、見た目こそ異なりますが、各ツマミやスイッチなどは同じ仕様で作られています。

プリアンプ部分も「Low」「High」モードにアウトプットボリューム(Level Control)も再現。

peak levelのインジケーターまで再現されています

フットスイッチも2個、左でエフェクトON/OFF、右でコーラスとヴィブラートを切り替えまで再現されています。

電源はオリジナルCE-1がAC駆動であるのに対し、「PastFx Chorus Ensemble MN3007」はセンターマイナス9Vで駆動します。

ただし、アダプターはトランス式アダプターが望ましいとのこと。

所長
所長

高品位なスイッチング方式のパワーサプライであれば大丈夫とも説明書には書いてありますが、StrymonやVoodooといったトランス内蔵のパワーサプライを利用するとよいでしょうね!

内部DIPスイッチでバイパスサウンドの切り替えなども可能

内部にはバイパス時のサウンド切り替え、モジュレーションの切り替え用のDIPスイッチが搭載。

個人的に「おっ!」と思ったのがバイパス音を「Bypass」「Buffer」の切り替え。

ここでバイパスサウンドを切り替えできます。

この2種類のモードはどういう変わるのか?は以下の通り。

  • Bypass Mode:
    CE-1同様のバイパス音が得られるモード、前段にバッファーを繋がないと音痩せする
  • Buffer Mode:
    バッファーと組み合わせたサウンドが得られるモード、音痩せしない(トゥルーバイパスではない)

オリジナルCE-1の再現を狙いつつも、オリジナルではバッファーエフェクターを併用しなければ、音痩せする問題点をペダル内で解決しています。

所長
所長

音痩せする感じをあえて好んで使うのも良いと思います!この辺はプレイヤー次第でしょうね!

現在では「True Bypass MOD」が販売中

ちなみに最新バージョンのChorus Ensembleは「True Bypass MOD」がデフォルト仕様とのこと。

今回、チェックしてあまりに音が素晴らしかったため、PastFxにメッセージを送ったところ、この「True Bypass MOD」も試させてもらえることになりました。

Thanks! PastFx

主な違いとしてはその名の通り、トゥルーバイパスモードが追加されたこと。

True Bypass MOD、よくこれだけ機能を詰め込んだな…と驚愕の仕様です(笑)

あと入力側のポットの抵抗値が50kΩ(オリジナルに準じた)と500kΩを切り替えできる点です。

POT MOD STOCKと書かれている側が50kΩとのことですね

ちなみにCE-1クローンモデルにはこのMN3007の他、Deluxeといったモデルもありますが、どちらも音は同じだよ!とビルダーさんに言われました。

なんでもDeluxeはプレミアムなチップ(IC?)を使っているそう。

音は同じ…とは思えませんが、低価格モデルのMN3007で音がよければ、それでOKだと思い、MN3007モデルを選びました。

所長
所長

ではサウンドレビューを!久々にクローンエフェクターを弾いて興奮しました…是非、最後までご覧になってみてください。

サウンドレビュー|CE-1と比較、検証すると驚きの再現度だった

PastFx Chorus Ensemble MN3007、肝心の音はどうなのか?CE-1と比較してみましたが、驚きの再現度。

このPastFx Chorus Ensemble MN3007、現状で所長が知る限りでは最高峰のCE-1クローンモデルでした。

所長
所長

言葉で説明するよりも実際に音を聴いてもらうほうが早いですね!

動画レビュー|BOSS CE-1 77年製&79年製と比較してみた

冒頭にも書きましたが所有する77年製、79年製のCE-1とPastFx Chorus Ensemble MN3007を比較しました。

比較の際はPastFx Chorus Ensemble MN3007の「Bypass Mode」と「Buffer Mode」でチェックしました。

検証環境は以下の通り。

ギター
  • Fender Custom Shop 1960 Stratocaster
アンプ
  • Fender 63 Vibroverb EVA MOD.
Bypass ModeでCE-1(77年製、79年製)と比較
  • BOSS CE-1 77年製と比較(動画:0:37〜
  • BOSS CE-1 79年製と比較(動画:9:38〜
これは是非みてほしい!CE-1(77年製と79年製)と比較した動画です!

動画冒頭(0:37〜)でバッファーエフェクターなしで鳴らしていますが、音痩せ感までも似ています。

初期型77年製とであれば、コーラスやヴィブラートサウンドだけでなく、バイパス音もほぼ変わらない印象でした。

所有する79年製CE-1と比べると低域側の雰囲気は異なりますが、79年製の個体は他の年代のCE-1と比べてもパンチのあるサウンドでして。

所長
所長

少なくとも初期型とは酷似していることは確かであり、ここまで近しいサウンドのクローンモデルは初体験でした。

驚くべきはバイパス音やエフェクト音だけでなく、手前で歪みペダルを踏んだ時の挙動です。

動画ではBOSS DS-2(MIJ)を踏んでいますが、この時の鳴り方まで似ていました。

エフェクトサウンドだけでなく、他のペダルと組み合わせた時の挙動まで似ているのは本当に驚きました。

Buffer Modeで77年製と比較

PastFx Chorus Ensemble MN3007をBuffer Modeで鳴らせば、ペダルの手前にバッファーペダルがなくても、音痩せ感もなくなります。

では、Buffer Modeで比べるとどうなのか?チェックしてみました。

やはり「Bypass Mode」で鳴らし、前にバッファーを置いたほうがCE-1と似ていますね。

とはいえ、Buffer Modeであれば、前段にバッファーペダルを繋がなくても音痩せしない点。

さらにBuffer ModeでもそこまでCE-1サウンドから、かけ離れた印象にはならないことは十分に利点といえますね。

NEWバージョン「True Bypass MOD」もサウンドチェックしてみました

このレビューを書いている間にNEWバージョンである「True Bypass MOD」モデルを試すことができました。

ギターやアンプなど同環境で、こちらは1979年製CE-1と比較、サウンドチェックしました。

True Bypass MODと79年製CE-1と比較してみました

結果からいいますと「True Bypass MOD」、所有の79年製CE-1によく似ていました。

比較する時にツマミの位置が異なりますが、これは個体差の兼ね合いもあるのでしょうね。

はじめ鳴らした時は「音違うやん!」とちょっと焦りました…笑

ただボリューム(Level Control)のツマミをMAXまで上げていくと、挙動は似ているポイントを見つけることができました。

正直なところ、CE-1も個体差がありますので、音は個体により異なります。

そんな中で手持ちのCE-1とこれだけ似たサウンド、挙動をするペダルであったことは驚きでした。

これだけ機能を付けながら、この再現性はやはりPastFx、すごいですね。

つまり「PastFx Chorus Ensemble MN3007」は、CE-1クローンと呼べるモデルということがわかりました。

所長
所長

PastFxのビルダーさんとやりとりしましたが、すごく紳士な方で丁寧にいろいろ教えてくれました。ありがとうございました!

まとめ

クローンモデルといえば、どこまで再現性が高いのか?気になるところですが、このPastFx Chorus Ensemble MN3007の場合、そのクオリティーに驚きました。

CE-1も発売されてから40年は経つ機材であるため、どうしても劣化、故障のリスクは伴います。

そこで代わりに使えるペダルはないのか?と考えた場合、この「PastFx Chorus Ensemble MN3007」は十分に代替品として使えるペダルだと感じました。

BOSS CE-1も価格が高騰しつつあるペダルであるため、こういった再現性の高いクローンモデルの存在はありがたいですね。

CE-1がほしい、購入を検討されている方は是非、候補に入れてほしいペダルです。

ちなみに「PastFx Chorus Ensemble」にはDeluxeといった上位モデルが存在します。

こちらはレアなパーツが使われているモデルですが、こだわりがなければこの「MN3007」モデルでも同じ音がするとビルダーさんもおっしゃっていました。

今回検証した結果からもその言葉は嘘じゃないと思いましたね!

所長
所長

ちなみに国内未入荷ペダルですが、Reverb.comにある「PastFx」のショップであれば、海外からでも送料無料で購入できます。

今回レビューしたモデルはChorus Ensemble MN3007です!

サウンドハウス

Reverb.comなら国外から手軽に機材を購入できます(^^)/
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この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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