ヴィンテージエレハモエフェクター、
「Electro-Harmonix LPB-2 Power Booster」をレビューします!

この「Electro-Harmonix LPB-2 Power Booster」
(以下「LPB-2」)は現行品のそれとは違い、
68~80年頃までに製作されたいたものです。
ペダルレビュー
内部はヴィンテージエレハモらしく空中配線(笑)
トランジスタ1石(2N5088)の非常にシンプルなブースターです。
(2N5088って「Big Muff」にも使われていましたよね?)
コントロールもいたってシンプル、
オンオフ用のスイッチとフットスイッチ、
そしてボリュームのみです。
サウンドレビュー
出音はといいますと、
「Power Booster」の名に負けず、
とにかく太い!でもブーミー過ぎないのが特徴。
どちらかというと、
フルレンジブースターの類に属すると思います。
音痩せしているのも相まってか、
弱々しい原音にハリ感を与え、元気にしてくれます(笑)
管理人にとってこの手のブースターでいいますと、
「Roland Beebaa」に搭載されている、
トレブルブースターに馴染みがありますが、
それよりかは「中・低域」の押し出し感は当然強いです。
※エレハモのトレブルブースターといえば、
「Screaming Tree」でしたね
また、凶暴なブースターといえば、
Z.vexの「Super Hard On」があります。
凶暴さでいうと「LPB-2」は大人しめ、
安易な表現ですが「イナタさ」を感じます^^
・・・とはいうものの、
ブースターであれば個人的には、
「Keeley Katana Boost」のほうが抜けも良く、
扱いやすかったので・・・使う機会はありませんでしたが、、^^;
まとめ
何せ年代物ですので、
正直、、耐久性には不安がありますし、
電池駆動のみですので、不便さも感じます^^;
でも現行品の「LPB-1」などに比べても、
音痩せやノイズも含め、味わいのある音をさせてくれる、
そんな不思議で魅力的な音を奏でてくれるんです。
なかなか見かけることがないペダルですが、
機会があれば弾いてみて欲しいですね!
是非古きよきエレハモサウンド、
体験することができると思いますよ(^^)
コメント