「CAMURO Proco RAT Classic Mod」レビュー!

「CAMURO」さんのモディファイ「RAT」、
「RAT Classic Mod」エフェクターレビューです^^

CAMURO RAT Classic Mod
CAMURO RAT Classic Mod

これも先日レビューした「hachi」同様、
「CAMURO」さんよりお借りしました^^

これは「Downy」の青木氏所有の、
ヴィンテージRAT(※)の音に近づけたものだそうです。

※RAT1からRAT2への移行期、86年製のRAT

なんでも「CAMURO」さん曰く、
「RAT」はかなり個体差があるそうで、
残念ながら…ハズレのRAT(※)もあるんだとか…

※バイト感・エッジ感の少ない感じだそうです

これはLM308Nの違いに起因しておらず、
コンデンサや抵抗の違いが影響しているとのことで、
このモディファイではそういった個体差を調整、
バランスのとれた「アタリのRAT」を目指しているそうです^^

…とにかく青木裕ファンにとっては、
「外せない1台」ということには間違いなさそうです(笑)

どんなモディファイ?

モディファイ内容としては、
IC、ダイオードの他、コンデンサ、抵抗も10数点を取り替え、

RAT Classic Mod 基板
RAT Classic Mod 基板

オペアンプは「National Semiconductor」製が使われています。

ちなみに「Proco RAT」といえば、
「Motorola」製が良い!といわれていますが、
「National Semiconductor」製も悪くないなと^^

ちなみにこの「RAT2 Classic Mod」は、
オペアンプ部分がソケット式なので、

RAT Classic Mod ICソケット

後日、色々オペアンプを検証してみたいと思います^^

サウンドレビュー

今回、サウンドの比較対象として、
「Naked Machine」「RAT2(87年製)」
「Rattler+」とも比較してみました。

特に青木裕氏のシグネチャーペダル、
「Naked Machine」と比べてどうか?は、
気になる人もいるんじゃないかな?と思います(笑)

「Naked Machine」と比較!

RAT Classic Mod & Naked Machine
RAT Classic Mod & Naked Machine

「Naked Machine」のプリアンプ/ディストーションチャンネル、
これのベースになっているのが「RAT」です。

…で比べてみると「Classic Mod」のほうが、
カラッとした暴れたブーミーな歪み方をしている…
「よりRATらしいサウンドだな」と感じました。

そして「Naked Machine」のほうが、
タイトでありながらも太い…モダンなサウンドに感じました。

ですので「Naked Machine」と同じ音か?
というと違うな〜というのが正直な印象でした。

もちろん、ボリュームコントロールで、
クリーンまでゲインダウンできるので…
十分、プリアンプ的にも使えますね!

個人的には「RAT2 Classic Mod」の
出音のほうが僕は好きな感じでした^^

久々に「RAT」を弾きまくりましたが、
独特の乾いたバイト感にハマりそうになりました(笑)

それと今回、モディファイのベースは1990年代の「RAT2」。

Proco RAT 1990's

個体差もあるでしょうけど、
この年代と「RAT2」と比べると、
バリッとした毛羽立ち感がおさえられ、
心地よいコンプ感が足されていると感じました。

要するにまとまりのある歪みで、
単純に「すごく扱いやすくなった」印象を受けましたね^^

「Proco RAT2 87年製」と比較!

この「RAT2 Classic Mod」が、
86年製のものをモチーフとのことだったので、
検証のため、87年製RAT2を急遽用意しました(笑)

RAT Classic Mod & RAT 1987
RAT Classic Mod & RAT 1987

87年製というと「RAT1」、
「RAT2」が併売されていた時期だそうで、
この87年製のものはそんな真っ只中のものというわけです(笑)

なので、本来この時期のRAT2のオペアンプは、
「National Semiconductor」だそうですが、
これには「Motorola」の「LM308N」がのっていました。

Proco RAT 1987 基板
Proco RAT 1987 基板

かなり仕様が混在しているのかもしれませんね^^;

…で、肝心の音ですが…
これがすごく良く似ていて驚きました^^;

強いて言えば「Classic Mod」のほうが、
やや荒々しさがおさえられた出音といった感じ。

しかしこれはオペアンプを、
「National Semiconductor」製から、
「Motorola」製に変えてみるとほぼ変わらない、
個体差レベル程度の違いになりました。

まさに80年代中〜後期のRATサウンドを狙った、
モディファイなんだなとあらためて実感しました^^

「Rattler+」と比較!

Rattler+」は初期RATをモチーフにしている、
割とファジーで粗め、ファットなサウンドが特徴的のRAT系ペダルです。

RAT Classic Mod & Rattler Plus
RAT Classic Mod & Rattler Plus

…で、比較してみて感じたこと、
それは意外にも「ハイゲインモード」に似ているということでした。

ただし「Classic Mod」のほうがやや、
巻き弦の音がタイトでコンプ感、バイト感がある感じがしました^^

それと「Rattler+」の場合、
ハムバッカーピックアップだと飽和感が強調され、
バイト感が損なわれる時があるんですが…
「RAT2 Classic Mod」だとそれがないんですね^^

ハムバッカーピックアップのギターを弾く時なら、
この「RAT2 Classic Mod」をチョイスしたいなと思いました。

ここがちょっと気になるところ、、

あくまで個人的な意見ですが、
ボリュームを絞った時の音がちょっと…物足りないかなと、、

「jetter Gear」や「HAYMEKER」、
「Rattler Plus」に比べたら…
音の立体感に欠ける…と思ったのが正直なところでした。

ギターボリュームをいじらない人には関係ないことですけどね^^;

しかし、クランチサウンドにした時の、
バイト感、コンプ感が心地よく鳴ってくれるので、
この点が改善されたらかなりすごいんじゃないかな、と期待しています^^

モディファイ料金は?

この「RAT」モディファイ料金ですが、
基本モディファイ:11,000円(税込11,800円)とのこと。

クオリティからすると、
かなりリーズナブルな料金設定になっていると思います^^

ただ注意点として、
モディファイできるのがスラントなし、
いわゆる筐体側面が斜めでない、
スモールケースの「RAT」ということです。

ですので、モディファイするならは、
中古かオークションで手に入れるしかないです^^;

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スラントタイプもMODできないことは無いが、
音質の保証が出来ないのでやっていないとのことです^^

ただこの点をクリアしている人なら、
青木氏ファンの人はもちろんですけど、
ヴィンテージ系アタリの「RAT」が欲しい、
なんて人にもおすすめしたいモディファイかなと思います^^

とにかくこれは「RAT」好きな是非一度…試してみて欲しいです^^

「CAMURO」へのお問い合わせは→こちら

最後になりましたがCAMUROさん、
今回も貴重なペダルをお貸しくださりありがとうございました!

サウンドハウス

管理・運営者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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