上品な歪みが得られるBob Burt OverdriveとLow Gain Overdriveをレビュー

ランドグラフを彷彿させるルックスですが、別物で優秀なオーバードライブエフェクター、Bob BurtのOverdriveとLow Gain Overdeiveをレビューします!

Bob Burt Overdriveは以前に弾いたことがありまして、その時も良い印象がありました。

所長
所長

こちらの記事、初投稿は2012年6月で10年前ぐらいに弾いていました。

時が経ち、最近よく使っているスズカギターデザインのTierraと組み合わせて鳴らしたい候補に挙がったのが、このボブバードのオーバードライブペダルでした。

今回のレビューにあたり、Bob Burt正規代理店であるTC楽器 エフェクター担当の佐野さんにお願いしお借りしました。

所長
所長

佐野さん、ありがとうございます!!

Bob Burt Over Driveのサウンドをレビュー!Low Gain Overdriveも紹介

Bob Burt Over DriveはTS系ベースのペダルと聞いていましたが、低域が削られることなくナチュラルに太く歪む、オーバードライブエフェクターだと感じました。

ツマミは3つで左からゲイン、トーン、ボリュームとシンプルな仕様となります。

カラーリングは一台一台異なるため、好きな見た目の個体を探すのも楽しいですね!

ゲインの幅は広く、ゲインを下げるとほぼクリーンなサウンドから、ハードなオーバードライブサウンドまでカバーしてくれます。

そのためバッキングからリードプレイまで、懐広く使えるオーバードライブペダルです。

レビューは以下の動画も参考にいただきたいのですが、シンプルなコントロールであるものの、バラエティーに富んだサウンドが出せるのも好印象でした。

Bob Burt Low Gain Overdriveと比較しながら動画にてレビューしています
Bob Burt Low Gain OverdriveとOverdrive 2機種をサウンドチェック&レビュー @efmaniac111
Bob Burt Overdrive & Low Gain Overdrive 動画レビュー – 魔法の箱研究所

トーンの効きは非常に滑らかであり、エッジのあるサウンドから、ウォームなサウンドまで作れます。

トーンはゲインとやや相関関係にあるため、相互に触りながらセッティングしていくと面白いです。

ランドグラフのようにスイッチは付いていませんが、トーンの調整でキャラクターに変化はつけれます。

ボリュームはできれば、12時以上にセッティングしてあげることで、前面に音が張り出してくる印象もありました。

特筆すべきはサスティーンが非常に滑らかで、フィードバックも綺麗にかかってくれること。

所長
所長

所長の印象としてはコンプレッション感のある、スムーズで上品な歪みで弾きやすいペダルでした。

ちなみに上の動画でLow Gain Overdriveを鳴らしていますが、予想していたよりもキャラクターは違いました。

Bob Burt Low Gain Overdriveについて
見た目はOverdriveと変わず、シンプルに3つツマミです

Low Gain Overdriveはその名の通り、ゲインは低めですし、低域側もスッキリとタイトなサウンドです。

巻き弦の鳴りはLow Gain Overdriveのほうが聴き取りやすく、抜けの良いサウンドは作りやすい印象がありました。

とはいえ、あえてトーンをゼロにするなどセッティング次第ではブースターとしても鳴らすことができますし、単体でもゲインはそこそこ稼げます。

こちらの動画でLow Gain Overdriveの使い方も解説しています
Bob Burt Low Gain OverdriveとOverdrive 2機種をサウンドチェック&レビュー @efmaniac111

プレイするジャンルにもよりますが、所長としてはバッキング〜ソロまで弾けるゲインレンジでした。

Low Gain Overdriveのボリュームは12時以上でセッティングしていくことで、高域が出てきます。

その分、トーンを絞ることで輪郭と芯を保ちつつも、太いサウンドを作ることも可能です。

あとギターボリュームを絞った時はLow Gainバージョンのほうが、よりこもりにくくい印象も受けたため、スムーステーパーの入っていないギターでも問題なく鳴らせます。

所長としては手持ちのBob Burtペダルと照らし合わせ、差別化するのであれば、Low Gain Overdriveを導入したいと感じました。

普段よく部屋で弾いているQuilterアンプでも良い感じで鳴らせました
気になっていたオーバードライブペダル bob burt Low Gain Overdrive を @tcgakkiofficial 佐野さんからお借りした @efmaniac111
所長
所長

所長はボブバート AH-1 Distortion、GR8T Distortionを所有していまして、両モデルとも気に入っています。ちなみにAH-1はメインボードにも鎮座しています。

一台持っていると便利なオーバードライブエフェクター

Bob Burt Over Drive、歌ものでも使えますし、ロックもOKなど幅広いジャンルで活躍してくれそうなペダルです。

ボブバートのサウンドキャラクターともいえる、歪みの質感はスムーズで上品なサウンドはフュージョンにもハマるでしょうね。

勿論、ピッキングニュアンスもちゃんと出ますし、ギターボリュームでゲインコントロールもできます。

ギターボリュームを絞った時はややこもる感じはありますが、同時期に弾いたことがあるRockbox Electronics Boiling Pointに比べると、Bob Burtの方が気になりませんでした。

ブースター、バッキングやリードプレイと使える場面も多いため、一台あると便利なペダルです。

Bob Burt正規代理店 TC楽器 >>> 取り扱い商品はこちら

サウンドハウス

管理・運営者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

efmaniaをフォローする
魔法の箱研究所 YouTubeチャンネル

当サイトでレビューし切れていない機材も、YouTubeに動画レビューとして随時アップしています!

是非、チャンネル登録をお願いいたします(^^)/

Over Drive
シェアする
魔法の箱研究所 – エフェクターレビューサイト

コメント