ジェフベック愛用のワウペダル!Snarling Dogs Whine-O Wahをレビュー

個性的な見た目と独自の仕様が特徴的なワウペダル、Snarling Dogs Whine-O Wahをレビューします!

このワウの初期型を、ジェフベックが使っていたことで、知る人ぞ知るワウペダルです。

筐体は一般的なワウペダルよりも一回り大きく、重たいなど可搬性に劣りますが、ハマると手放せません。

ブースター機能と3種類のサウンドキャラクターが選べる多機能ワウペダル

Snarling Dogs Whine-O Wahは、ブースト機能とサウンドキャラクターが3モードとボリューム調整ができる多機能ワウです。

ブースト機能は筐体の右上にある、フットスイッチでON/OFFできます。

ブースターサウンドについて

ブーストサウンドはHORMONE CONTROLと書かれたスイッチで切り替え可能、ESTROGENとTESTOSTERONEの2種類から選べます。

単に音量を上げるのではなく、TESTOSTERONE側にすると歪みが増す印象があります。

アンプやエフェクターで歪ませた状態と組み合わせると、アグレッシブなワウサウンドが得られます。

所長
所長

ちなみにフットスイッチがOFFの状態でも、ESTROGENとTESTOSTERONEは効くようでサウンドに変化があります。

搭載されているサウンドキャラクターは以下、3種類です。

  • White Room
  • Voodoo
  • Shaft

WHITE ROOMが最も低域が強調されたサウンドで、SHAFTは高域が強調されます。

各々に個性があるモードで、使い所のあるサウンドが鳴らせます。

Guitare Xtreme # 76- Comparatif wah wah – Snarling Dogs Whine-O-Wah
所長
所長

では、各モードのサウンドについて、解説していきます!

White Roomモードについて

WHITE ROOMモードは一般的なワウとはキャラクターが違い、ベースワウっぽい低域を強調したサウンドです。

Jeff Beck氏愛用のワウペダル!Snarling Dogs Whine-O Wahをレビュー @efmaniac111
Snarling Dogs Whine-O Wah 動画レビュー – 魔法の箱研究所

使いどころは選ぶと思いますが、この手の音はなかなか他にないので面白いです。

歪ませた状態で踏むとユニークであり、Jeff Beckサウンドで聴かれるサウンドもこのモードに感じます。

あとサウンド的にWH10のベースモードより、使いやすい印象がありました。

Voodooモードについて

Voodooモードは、つま先側はキレのあるサウンド、踵側では低域も出ます。

オールマイティーに使えるモードであり、単音でも気持ちよく弾けることもあり、歪ませた状態で踏むのおすすめです。

所長はHORMONE CONTROLがESTROGENの位置で、ブースタースイッチをONにして鳴らすのが好きですね。

Shaftモードについて

ちょっと高域が耳に付く、ファンキーなワウサウンドが得られます。

ただ普段、WH10使いの所長からすると、物足りないのが正直な感想です。

Crybabyなどをお使いの人であれば、使いこなせるサウンドでしょうね。

筐体サイドにあるツマミでワウの音量調整が可能

サイドにあるツマミで、ワウエフェクトのボリュームを調整できます。

ワウを踏むと音量が下がるなぁ、といった人には嬉しい仕様。

ボリュームを調整できる上に、ブーストスイッチを押した時に攻撃的なワウサウンドも得られます。

フットスイッチは二つあり、一つはワウF、もう一つがブースターのON/OFFです。

ワウのON/OFFは普通のワウペダル同様、ペダルを踏めば切り替えできます。

エフェクトオンオフ時のLEDギミックも面白い

エフェクトをONにすると、ペダル部分の犬の目が光るといったギミックも搭載しています。

左目はワウをONで、右目はブースターを踏むと目が光ります!

さらに犬の絵は蓄光塗料であるため、暗闇で光ります(笑)

所長
所長

こういった、遊び心は好きですね!

トゥルーバイパスで繋いだ時の音痩せもなく、所長はボードに組み込み予定です。

以上、音は良く、ユニークな仕様とおすすめしたいワウなのですが、すでに生産しておらず現在は売られていません、、

重くて、大きい(Crybabyなどよりも一回り大きい)、あんまり需要がなかったんでしょうか。

そういえば、あまり良い感じの動画も見当たりませんし。

もし試す機会があれば、弾いてみてほしいワウペダルです!

SNARLING DOGS WHINE-O WAH

サウンドハウス

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この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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