
BOSS SD-1Wは、ロングセラーモデルのSD-1をベースに再設計したWAZA CRAFTモデルです。
完全ディスクリート構成のフルアナログ回路を採用し、スタンダードとカスタムの2モードを搭載しています。
今回は通常のSD-1と比較しながら、SモードとCモードの違いやブースターとしての使い方を確認しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル | BOSS SD-1W SUPER OverDrive |
| 回路 | 完全ディスクリート構成のフルアナログ回路 |
| モード | Standard/Custom |
| コントロール | LEVEL・TONE・DRIVE |
| 入力インピーダンス | 1MΩ |
| 出力インピーダンス | 1kΩ |
| 電源 | 9V電池またはACアダプター |
| 消費電流 | 15mA |
| サイズ | 幅73mm × 奥行129mm × 高さ59mm |
| 重量 | 430g |
Sモードでも通常のSD-1とは違うサウンドに感じた
Sモードは新設計のディスクリート回路で、オリジナルSD-1の音色を再現するモードです。
実際に通常のSD-1と比較すると、所長にはSモードでも出音に違いが感じられました。
歪みの質感は似ていますが、一音ごとの分離感がよく中域のこもりも少なく感じます。
SD-1特有の暖かさも残っており、所長には少しチューブドライブ寄りの質感に聞こえました。
通常のSD-1と同じ音を想像すると違いがありますが、オーバードライブとしてはかなり好みの歪み方でした。
Cモードは低域が増えて太いオーバードライブになる
Cモードでは回路設計自体が切り替わり、Sモードよりワイドレンジなサウンドになります。
実機では低域が増え、Sモードより太く押し出しの強いオーバードライブになりました。
歪み量と音量も稼ぎやすく、所長はCモードのサウンドの方が好みです。
単体では太さが出すぎる場面もありましたが、ブースターとして使うと印象が変わりました。
Cモードはブースターとしても使いやすかった
SD-1WでBD-2Wをブーストすると、通常のSD-1で試した時より好みのリードトーンになりました。

Cモードの太さを加えながら、BD-2Wの歪みをさらに押し出せる組み合わせです。
WAZA CRAFTシリーズのデモ動画でも、1分56秒付近から近い組み合わせのサウンドを確認できます。
ギターボリュームには反応するが音のこもりは残った
BOSSはSD-1Wの特徴として、ピッキングの強弱やギターボリュームへの高い反応性を挙げています。
実機でもピッキングへの追従はよく、ギターボリュームを絞るとゲインもしっかり下がりました。
一方でギターボリュームを絞ると、高域のこもりは通常のSD-1と同じように残ります。
ゲインは落とせますが、所長が期待していた明るいクリーンサウンドにはなりませんでした。
一台を踏みっぱなしで使うなら、所長の好みとは少し違うオーバードライブです。
SD-1WならCモードでブースターで使いたい
所長は単体の歪みとしてより、Cモードへ切り替えると低域と太さが増すので、ブースターとして使いたくなりました。
SモードにもSD-1らしさはありますが、今回弾いた中ではCモードのほうが印象に残っています。
通常のSD-1をそのまま置き換えるというより、2つのモードを使い分けて音作りの幅を広げられるモデルとして見るほうがしっくりきました。








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