PR

ファズエフェクター おすすめ【2026年版】実際に試した17モデルを比較

ファズエフェクターは、Fuzz FaceやBig Muffなど元になった回路によってサウンドや弾き心地が大きく変わります。

所長は現行モデルからヴィンテージまで、数多くのファズを実際に弾いて比較してきました。

今回は、現在購入できる14モデルと、所長が個人的におすすめしたい3モデルを紹介します。

記事後半ではファズの歴史や使い方に加えて、バッファーやワウとの接続順も詳しく説明します。

サウンドハウスなら3,000円以上で送料無料!

サウンドハウス
>> サウンドハウス
  1. ファズエフェクター おすすめ14モデル【2026年版】
    1. JIM DUNLOP JH-F1 – 1969〜70年のHendrix Fuzz Faceを再現
    2. Electro-Harmonix Triangle Big Muff Pi – 1969年頃のV1回路をNanoサイズで復刻
    3. BOSS FZ-1W – Vintage/Modernを切り替えられるWAZA CRAFTファズ
    4. Electro-Harmonix BENDER Royale – Tone Bender MKIIIを6ノブ+2スイッチへ拡張
    5. Strymon Canoga – ヴィンテージ・シリコンFuzz Faceを2ノブで再構築
    6. BEHRINGER SF300 Super Fuzz – FUZZ 1/FUZZ 2/BOOSTを切り替える3モード
    7. ZVEX Fuzz Factory – ゲートから発振まで5ノブでコントロール
    8. Suhr Thornicus Fuzz – Fuzz/Octave Fuzzを独立設定できる2チャンネル
    9. SolidGoldFX IF 6 WAS 9 BC183 MKII – BC183×2と5〜15V可変電圧を搭載
    10. Wren and Cuff Tall Font Russian – Sovtek Tall Font Russian Muffを再現
    11. RoShi Pedals GRUFF result – Triangle V1 First系ファズペダル
    12. PIGTRONIX Octava Micro – Blendを備えたミニサイズ アナログオクターブファズ
    13. SONICAKE Fazy Sandwich – VINTAGE/MODERN/MUFFを切り替える3モードファズ
    14. Catalinbread Karma Suture – Harmonic Percolatorを発展させた4ノブファズ
  2. 高価・入手困難でも紹介したいファズ3モデル
    1. Organic Sounds ORGA FACE – ザラッとした質感を足せるヴィンテージ系Fuzz Face
    2. WES JEANS Texas Fuzz Edition BC108 – 現代的で使いやすいシリコンFuzz Face
    3. RoShi Pedals DEZZYNER – ゴツくゲーティーな音からスムーズまで作れる
  3. ファズエフェクターとは – 1960年代から続く歪みエフェクターの歴史
    1. Maestro Fuzz-Tone FZ-1 – 1962年に登場した市販ファズの出発点
    2. Sola Sound Tone Bender – MKIからMKIIIまで回路が変化
    3. Arbiter Fuzz Face – 2石回路とギターボリュームの反応が特徴
    4. Roger Mayer Octavia – Jimi HendrixのPurple Hazeで使われたオクターブファズ
    5. Shin-ei/Univox Super Fuzz – 日本で生まれた倍音の強いファズ
    6. Electro-Harmonix Big Muff Pi – TriangleからRussianまで仕様が変化
    7. Interfax Harmonic Percolator HP-1 – シリコンとゲルマニウムを組み合わせた独自回路
    8. ZVEX Fuzz Factory – 1995年に登場したゲート・発振系ファズ
  4. ファズエフェクターの使い方
    1. Fuzz Face系はFUZZを上げてギターボリュームで音を作る
    2. Big Muff系は前段の歪みで音圧を残しながら抜けを足す
    3. Octavia系はネックPUとTONE、ハイポジションで倍音を出しやすい
    4. Fuzz FactoryはGATE・COMP・STABでゲートや発振を作る
  5. ファズとバッファーの接続順 – Fuzz Face系はバッファーより前へ置く
    1. Fuzz Face系はギター→ファズ→バッファーの順で繋ぐ
    2. BENDER Royale・EVA電子・Canogaはバッファー後でも使える
  6. ワウとファズの接続順 – ワウの効きが浅い時は並びを変える
    1. ワウの効きが浅い時はFuzz Faceを先に繋ぐ
    2. ワウを先に置くならFuzz Faceと相性の良いワウを使う
  7. まとめ – 欲しいサウンドと使い方からファズは選ぶ

ファズエフェクター おすすめ14モデル【2026年版】

ファズ おすすめ14モデルと選ぶポイント
モデルタイプ選ぶポイント主な特徴
JIM DUNLOP JH-F1シリコンFuzz Face系ギターボリュームでクリーン〜ファズまで使いたい1969〜70年頃のHendrix Fuzz Faceを再現
EHX Triangle Big Muff PiBig Muff系厚い音圧と長いサステインが欲しい初期Triangle Big Muffの復刻
BOSS FZ-1Wヴィンテージ系/モダン系クラシック〜モダンを1台で使い分けたいVintage/Modernの2モード
EHX BENDER RoyaleTone Bender MKIII系Tone Bender系を細かく追い込みたいBIAS・BLEND・EQを搭載
Strymon CanogaシリコンFuzz Face系ローが膨らみすぎないFuzz Face系が欲しいヴィンテージ・シリコンFuzz Faceを2ノブで再構築
BEHRINGER SF300 Super Fuzz3モードファズ強い倍音と潰れたファズサウンドを使いたいUnivox Super-Fuzz → BOSS FZ-2の流れを汲む
ZVEX Fuzz Factoryゲート・発振系ゲートや発振まで使いたい通常のファズから発振まで対応
Suhr Thornicus Fuzzファズ/オクターブファズ通常のファズとオクターブファズを使い分けたい独立2チャンネル・MIDI対応
SolidGoldFX IF 6 WAS 9 BC183 MKIIシリコンFuzz Face系Fuzz Face系を細かく調整したいBC183・5〜15V可変電圧
Wren and Cuff Tall Font RussianRussian Big Muff系Russian Muffの音圧感とファジーな質感が欲しいSovtek Tall Font Russian Muffを再現
RoShi Pedals GRUFF resultTriangle Big Muff系初期Triangle V1系を現代的に使いたいLOW-CUT/HI-MID BOOSTを搭載
PIGTRONIX Octava Microオクターブファズアッパーオクターブの量まで調整したいBlend・Filter・Drive・Fuzzモード
SONICAKE Fazy Sandwich3モードファズ複数タイプのファズを1台で試したいVINTAGE/MODERN/MUFF
Catalinbread Karma SutureHarmonic Percolator系ブーストからファズまで幅広く使いたいInput/Output/Diodes/Density

JIM DUNLOP JH-F1 – 1969〜70年のHendrix Fuzz Faceを再現

JIM DUNLOP JH-F1は、1969〜70年頃にJimi Hendrixが使用したDallas-Arbiter Fuzz Faceを再現したシリコンファズです。

JIM DUNLOP JH-F1 Jimi Hendrix Fuzz Face

JH-F1はBC108シリコントランジスタを採用し、ハンドワイヤードのブラウン基板を使っています。

レビュー個体には、BC108Bシリコントランジスタが搭載されていました。

魔法の箱研究所 レビュー動画

ギターボリュームを絞った時はFFM3よりジャリジャリしにくく、少し柔らかい音です。

フルゲインでは音が潰れにくく、FFM3より抜けも良好でした。

ボリュームを絞ったクリーンやクランチでも煌びやかさが残り、手元で歪み量を大きく変えられます。

所長はクランチしたアンプへ繋ぎ、ファズのザラついた質感を加える使い方も好みです。

所長
所長

ファズフェイス系を試す上で、登竜門的なモデルと考えており、JH-F1がダメならファズフェイスは諦めた方が良いとも考えています(笑)

JIM DUNLOP JH-F1 スペック
タイプシリコンFuzz Face
トランジスタBC108シリコン(レビュー個体はBC108B)
コントロールVOLUME/FUZZ
基板ハンドワイヤード・ブラウン基板
入力インピーダンス10kΩ
バイパスTrue Hardwire
電源9V電池

参照元:Dunlop「Jimi Hendrix Fuzz Face Distortion」

Electro-Harmonix Triangle Big Muff Pi – 1969年頃のV1回路をNanoサイズで復刻

Triangle Big Muff Piは、1969年頃のVersion 1 Big Muff回路をNanoサイズで復刻したモデルです。

VOLUME/TONE/SUSTAINの3ノブ構成を採用し、アナログ回路とTrue Bypassを備えています。

魔法の箱研究所 レビュー動画

所長はオリジナルのTriangle Big Muffと弾き比べ、復刻モデルの方が扱いやすかったです。

ツマミの位置を大きく変えても使いにくいポイントが少なく、音作りもしやすいモデルです。

近年発売されたBig Muffシリーズの中でも、所長は完成度の高いモデルとして評価しています。

Electro-Harmonix Triangle Big Muff Pi スペック
回路アナログ
コントロールVOLUME/TONE/SUSTAIN
バイパスTrue Bypass
電源9V電池/9V DC
消費電流3mA

参照元:Electro-Harmonix「Triangle Big Muff Pi」

BOSS FZ-1W – Vintage/Modernを切り替えられるWAZA CRAFTファズ

BOSS FZ-1Wは、ヴィンテージファズを研究して開発されたVintage/Modern 2モードのWAZA CRAFTファズです。

BOSS FZ-1W Fuzz

特定のヴィンテージモデルをそのまま複製した製品ではなく、BOSS独自のシリコンファズとして設計されています。

Vintageは明るくクラシックな方向で、Modernは中低域を太くした高ゲインなサウンドです。

魔法の箱研究所 レビュー動画

Vintageはクランチしたアンプとの相性が良く、ヴィンテージFuzz Faceとは低域の出方にも違いがありました。

ModernはJC-40のクリーンでもゲインを稼ぎやすく、低域を出しても音が飽和しにくいです。

ギターボリュームを絞るとクリーンからクランチまで変化し、ワウを前段へ置いても両モードで使えます。

前段へバッファーを置くと少しタイトになり、ノイズも増えますが使用できる範囲でした。

BOSS FZ-1W スペック
モードVintage/Modern
コントロールFUZZ/TONE/LEVEL
バイパスバッファード
電源9V電池/9V DC
消費電流16mA
サイズ73×129×59mm

参照元:BOSS「FZ-1W Fuzz」

Electro-Harmonix BENDER Royale – Tone Bender MKIIIを6ノブ+2スイッチへ拡張

BENDER Royaleは、Tone Bender MKIIIへのオマージュとして設計されたゲルマニウムファズです。

VOLUME/FUZZ/BIASに加えてBLENDと2バンドEQを備え、FATとCLIPも切り替えられます。

BLENDではドライ音とファズ音を混ぜられるため、ファズ以外にブースト寄りの設定も作れます。

魔法の箱研究所 レビュー動画

BIASを動かすと分厚いファズからゲート感のある音まで変わり、EQの可変幅も広いです。

ゲルマニウムを使ったファズとしてはノイズが少なく、冬場でも安定して使えました。

所長は実際のペダルボードへ組み込み、バッファー後でも音を調整しながら使用しています。

Electro-Harmonix BENDER Royale スペック
回路ゲルマニウム・アナログファズ
コントロールVOLUME/FUZZ/BIAS/TREBLE/BASS/BLEND
スイッチFAT/CLIP
バイパスメカニカルリレー式True Bypass
電源9V DC・センターマイナス(9.6VDCアダプター付属)
消費電流12mA

参照元:Electro-Harmonix「BENDER Royale」

Strymon Canoga – ヴィンテージ・シリコンFuzz Faceを2ノブで再構築

Strymon Canogaは、ヴィンテージ・シリコンFuzz FaceをベースにしたDrive/Level 2ノブの完全アナログファズです。

StrymonのSeries Aとして設計されており、ギターボリュームとの相互作用も重視されています。

魔法の箱研究所 レビュー動画

Driveを最大まで上げてもローが膨らみすぎず、ストラトのリアでも音の輪郭が残りました。

ギターボリュームを絞ると煌びやかなクリーンまで落とせて、9から10付近ではファズらしい毛羽立ちが加わります。

バッファー後ではローが締まり、ギター直後よりクリーンアップしにくくなる変化がありました。

ワウの後ろへ繋いでも変なノイズは出ず、実際のペダルボードへ組み込みやすいモデルです。

Strymon Canoga スペック
回路完全アナログ・シリコンファズ
コントロールDrive/Level
バイパスリレー式True Bypass
電源9V DC
必要電流50mA以上

参照元:Strymon「Canoga」

BEHRINGER SF300 Super Fuzz – FUZZ 1/FUZZ 2/BOOSTを切り替える3モード

BEHRINGER SF300 Super Fuzzは、FUZZ 1/FUZZ 2/BOOSTの3モードと2バンドEQを備えたファズです。

Univox Super-Fuzzのファズ回路をBOSSがFZ-2 HYPER FUZZへ発展させ、そのFZ-2をベースにしたのがSF300です。

LEVEL/GAINに加えてTREBLEとBASSを搭載し、ファズモードでも帯域を大きく調整できます。

魔法の箱研究所 レビュー動画

FUZZ 1は中域が前へ出る方向で、FUZZ 2はドンシャリ寄りのサウンドでした。

SF300は想像より整ったサウンドで、ファズモードでは音の芯が潰れるのが特徴。

BOOSTはアウトプットに余裕があり、真空管アンプをプッシュした時の音もかなり良かったです。

BEHRINGER SF300 Super Fuzz スペック
モードFUZZ 1/FUZZ 2/BOOST
コントロールLEVEL/GAIN/TREBLE/BASS
電源9V電池/9V DC
Behringer(ベリンガー)
¥4,810 (2026/09/22 13:33時点 | Amazon調べ)

参照元:BEHRINGER「SF300 Super Fuzz」JHS Pedals「WHAT’S THE DEAL WITH BEHRINGER?」

ZVEX Fuzz Factory – ゲートから発振まで5ノブでコントロール

ZVEX Fuzz Factoryは、5ノブの相互作用で通常のファズからゲートや発振まで作れるファズです。

VOL/GATE/COMP/DRIVE/STABを組み合わせることで、瞬時に音が切れるゲートから発振音まで変化します。

魔法の箱研究所 レビュー動画

動画で所長が弾いている個体は、1999年頃の初期Hand Paintedの蛇の目基板の個体です。

普通のファズとしても使えますが、飛び道具として使うとFuzz Factoryの面白さが倍増します。

前段へバッファーを入れると挙動が変わりやすいため、ギター直後へ繋いで使用しています。

ZVEX Fuzz Factory スペック
コントロールVOL/GATE/COMP/DRIVE/STAB
電源9V DC・センターマイナス
サイズ約119×60×46mm
パンドミ
¥67,980 (2026/09/07 07:58時点 | 楽天市場調べ)

現行品では、Vexter Seriesも販売されています。

¥33,000 (2026/09/06 20:51時点 | 楽天市場調べ)
Fat Fuzz Factoryもチェック

ギターボリュームを絞った時の高域が気になる場合は、Fat Fuzz Factoryを試してみてほしいです。

Fat版にはSUB SWITCHが追加され、通常モデルより低域側のバリエーションを広げられます。

¥33,000 (2026/09/06 20:51時点 | 楽天市場調べ)

参照元:ZVEX「Fuzz Factory」

Suhr Thornicus Fuzz – Fuzz/Octave Fuzzを独立設定できる2チャンネル

Suhr Thornicus Fuzzは、Ian Thornleyシグネチャーとして開発されたFuzz/Octave Fuzzの2チャンネルモデルです。

両チャンネルに専用のSustain/Mids/Tone/Levelを備え、MIDIによるチャンネル切り替えにも対応します。

魔法の箱研究所 レビュー動画

Fuzz側は厚みとサステインがあり、Big Muff系に近いサウンドです。

Midsを左へ回すと中域が凹み、右へ回すとフラットに近い方向へ変化します。

Octave側はアッパーオクターブが強く、音域によってリングモジュレーター的なサウンドも鳴らせます。

Suhr Thornicus Fuzz スペック
チャンネルFuzz/Octave Fuzz
コントロール各チャンネル Sustain/Mids/Tone/Level
バイパスリレー式True Bypass
MIDIPC/CC対応
電源9V DC
消費電流最大30mA
¥55,000 (2026/09/06 20:51時点 | 楽天市場調べ)

参照元:Suhr「Thornicus Fuzz」

SolidGoldFX IF 6 WAS 9 BC183 MKII – BC183×2と5〜15V可変電圧を搭載

IF 6 WAS 9 BC183 MKIIは、Dallas-Arbiter Fuzz Face系をベースにBC183を2石使ったシリコンファズです。

BIAS/VOLTS/SATURATEを備え、内部電圧も5〜15Vの範囲で変化させられます。

魔法の箱研究所 レビュー動画

シリコンらしいサウンドでありながら、耳に痛い高域のギラつきは少ないです。

各ツマミを12時付近にすると、芯が太くジューシーな質感が出ます。

ギターボリュームを絞るとクリーンからクランチへ綺麗に変化し、プレーン弦にも太さと張りが残ります。

Fuzz Faceを初めて使う人でも、扱いやすいモデルです。

SolidGoldFX IF 6 WAS 9 BC183 MKII スペック
トランジスタBC183シリコン×2
コントロールVOLUME/BIAS/FUZZ/VOLTS/SATURATE
スイッチBODY
内部電圧5〜15V
バイパスソフトタッチTrue Bypass
電源9V DC・センターマイナス
消費電流20mA

参照元:SolidGoldFX「IF 6 WAS 9 BC183 MKII」

Wren and Cuff Tall Font Russian – Sovtek Tall Font Russian Muffを再現

Wren and Cuff Tall Font Russianは、Sovtek Tall Font Russian Muffの再現を狙ったBig Muff系ファズです。

Wren and CuffはTall Font特有の開放的な高域とザラついたエッジを再現するため、回路を追い込んだモデルです。

Wren and Cuff Tall Font Russian サウンド動画

オリジナルTall Fontは、音の壁が押し迫ってくるような音圧感があり、ファジーなサウンドが好みでした。

Wren and Cuffも低域の出方や空気感が近く、各コントロールの効き方も素直で使いやすかったですね。

Wren and Cuff Tall Font Russian スペック
バイパスTrue hard-wire bypass
電源9V電池/9V DC・センターマイナス
消費電流5mA
サイズ約122×66×41mm
重量約269g

参照元:Wren and Cuff「Tall Font Russian」

RoShi Pedals GRUFF result – Triangle V1 First系ファズペダル

GRUFF resultは、RoShi Pedals所有のTriangle V1 Firstを研究して開発したBig Muff系ファズです。

オリジナルサウンドに加えてLOW-CUTとHI-MID BOOSTを備え、バンド内で使いやすい帯域へ切り替えられます。

魔法の箱研究所 比較動画

Triangle Big Muff V1 FIRSTと、A/Bスイッチで直接比較しました。

筐体の違いから音の奥行き感などに差はありますが、肉薄したサウンドでした。

ノイズは少なく、音のおいしい部分もきちんと残っています。

所長
所長

3つのトーンの中では、オリジナルサウンドのモードが好みでした。

RoShi Pedals GRUFF result スペック
コントロールVOLUME/SUSTAIN(GAIN)/FUZZ(TONE)
トーンTRIANGLE/LOW-CUT/HI-MID BOOST
バイパスTrue Bypass
電源9V電池/9V DC・センターマイナス
消費電流3mA
サイズ81.5×135×66mm
重量470g

参照元:RoShi Pedals「GRUFF result」

PIGTRONIX Octava Micro – Blendを備えたミニサイズ アナログオクターブファズ

PIGTRONIX Octava Microは、Blend/Filter/DriveとFuzzモードを備えた、ミニサイズのオールアナログのオクターブファズです。

アッパーオクターブを原音へ加える回路に加えて、前段のDriveで歪み量も調整できます。

Blendではオクターブ成分の量を変えられ、Filterは高域だけでなくオクターブの出方にも影響します。

魔法の箱研究所 レビュー動画

Blendでは、オクターブ成分を強く出す設定から薄く加える設定まで調整できます。

Driveを下げてVolumeを上げれば、ブースターとしても使えます。

Driveを上げても過激に暴れるファズではなく、コードプレイでも使えます。

PIGTRONIX Octava Micro スペック
種類Analog Octave Fuzz
コントロールVolume/Blend/Filter/Drive
モードFuzz
バイパスTrue Bypass
電源9〜18V DC
消費電流100mA
入力インピーダンス2.2MΩ
出力インピーダンス150Ω

参照元:Pigtronix「Octava」

SONICAKE Fazy Sandwich – VINTAGE/MODERN/MUFFを切り替える3モードファズ

SONICAKE Fazy Sandwichは、3種類のクラシックファズサウンドを切り替えられる100%アナログのミニファズです。

VINTAGE/MODERN/MUFFの3モードに加えて、FUZZ/VOLUME/TONEを搭載しています。

魔法の箱研究所 レビュー動画

MODERNはFUZZを下げるとクランチまで落とせて、MUFFは壁のようなハイゲインサウンドまで作れます。

MUFFはフルサイズのBig Muffより低域の広がりが控えめで、VINTAGEはギターボリュームでも歪み量が変わります。

最初の1台で、複数タイプのファズを試せるのもFazy Sandwichの良さです。

所長
所長

輪郭とパンチのあるMODERNが好みでした。

SONICAKE Fazy Sandwich スペック
回路100%アナログ
モードVINTAGE/MODERN/MUFF
コントロールFUZZ/VOLUME/TONE
バイパスTrue Bypass
電源9V DC・センターマイナス
消費電流33mA
サイズ93.5×42×52mm
重量224g

参照元:SONICAKE「Fazy Sandwich」

Catalinbread Karma Suture – Harmonic Percolatorを発展させた4ノブファズ

Catalinbread Karma Sutureは、Harmonic Percolatorを出発点にした4ノブのファズです。

Input/Output/Diodes/Densityを使い、クリーンブーストからファズまで調整できます。

ゲイン幅が広く、クリーンブーストからオーバードライブやファズまで1台で作れる設計です。

Catalinbread 公式動画

輪郭はクリアで硬めですが、ファズを上げると毛羽立ったワイルドな音まで作れます。

Fuzz Faceのように、ギターボリュームを絞って煌びやかなクリーンサウンドになるタイプではありません。

所長は、綺麗なフィードバックとサステインを足したい場面で踏んで使っています。

Catalinbread Karma Suture Ge スペック
系統Harmonic Percolator系
コントロールINPUT/OUTPUT/DIODES/DENSITY
トランジスタPNPゲルマニウム/NPNシリコン
クリッピングゲルマニウム/シリコンダイオード

参照元:Catalinbread「Karma Suture Manual」

高価・入手困難でも紹介したいファズ3モデル

価格が高い、または流通量が少なくても、サウンドで紹介しておきたい3モデルがあります。

  • Organic Sounds ORGA FACE – Fuzz Face系
  • WES JEANS Texas Fuzz – Fuzz Face系
  • RoShi Pedals DEZZYNER – DIZZY TONE系

どれも価格や入手性だけで候補から外すには惜しく、紹介しておきたいモデルです。

Organic Sounds ORGA FACE – ザラッとした質感を足せるヴィンテージ系Fuzz Face

Organic Sounds ORGA FACEは、同社所有のヴィンテージFuzz Faceと比較しながら作られているFuzz Face系ファズです。

ORGA FACE 66 NKT274は1966年製オリジナルを基準にし、ゲルマニウムトランジスタへNKT274を採用しています。

Silicon BC183Lは1968年製オリジナルと比較して作られ、BC183Lシリコントランジスタを使った仕様です。

魔法の箱研究所 ORGA FACE 66 NKT272 実演動画

所長はゲルマニウムとシリコンを使い分けており、現在は主にゲルマニウムモデルをボードへ入れています。

ファズを全開で鳴らすよりプリアンプに対し、ザラッとした質感をゲインブースター的に足せる点が気に入っています。

モデル基準個体トランジスタ
ORGA FACE 66 NKT272/NKT2741966年製 Fuzz FaceNKT272/NKT274 ゲルマニウム
ORGA FACE Silicon BC183L1968年製 Fuzz FaceBC183L シリコン
¥90,200 (2026/09/08 20:05時点 | Yahooショッピング調べ)

参照元:Organic Sounds「ORGA FACE 66 NKT274」Organic Sounds「ORGA FACE Silicon BC183L」

WES JEANS Texas Fuzz Edition BC108 – 現代的で使いやすいシリコンFuzz Face

WES JEANS Texas Fuzz Edition BC108は、BC108を使ったシリコンFuzz Face系のモデルです。

BC108を2基搭載し、ゲインをしっかり確保しながら、ギターボリュームを絞ったクリーンも使いやすいモデルです。

魔法の箱研究所 レビュー動画

動画ではストラトキャスターと1963年製SG Juniorを使い、単体のサウンドを弾き比べています。

後半では所長が普段使う歪みペダルも重ねており、ファズ単体とは違う使い方を紹介しています。

所長
所長

アウトプットレベルも高めで、環境に左右されにくい現代的なファズといった感じもあり、好きな人も多いでしょうね。

RoShi Pedals DEZZYNER – ゴツくゲーティーな音からスムーズまで作れる

RoShi Pedals DEZZYNERは、同社所有の初期ELKA DIZZY TONEと比較してサウンドを追い込んだゲルマニウムファズです。

NOS国産ゲルマニウムトランジスタとゲルマニウムダイオードを使い、SUSTAIN/BLANCE/ATTACK/MODを搭載しています。

MODを最小まで絞るとオリジナルと同様の回路になり、上げることでATTACKを絞った時の音量も補えます。

所長はプロトタイプから製品版まで試し、サウンドのフィードバックにも参加しました。

プロトタイプをチェックしている時の動画です

基準にしたDIZZY TONEはゴツくゲーティーですが、DEZZYNERでは小さな真鍮ノブを使ってスムーズな音も作れます。

使い勝手を広げながら凶暴な音も残しており、所長が実際におすすめしているファズです。

RoShi Pedals DEZZYNER スペック
コントロールSUSTAIN/BLANCE/ATTACK/MOD
トランジスタNOS国産ゲルマニウム
ダイオードNOS国産ゲルマニウム
バイパスTrue Bypass
電源9V DC・センタープラス/9V電池
消費電流3mA
サイズ112×125×69mm
重量685g

参照元:RoShi Pedals「DEZZYNER」

ファズエフェクターとは – 1960年代から続く歪みエフェクターの歴史

ファズは1960年代初頭に登場し、オーバードライブやディストーションより前から使われている歪みエフェクターです。

ただし一つの回路が年代順に進化したわけではなく、Tone BenderやFuzz Faceなど異なる設計が並行して生まれました。

OctaviaやSuper Fuzz、Big Muff Piも登場し、現在まで別々の系統として残っています。

代表モデルを年代順にまとめると、次のようになります。

年代代表モデル主な特徴
1962年Maestro Fuzz-Tone FZ-1市販ファズの出発点
1965年Sola Sound Tone BenderMKIから複数回路へ派生
1966年Arbiter Fuzz Face2石回路・ギターボリュームへの反応
1967年Roger Mayer Octaviaアッパーオクターブ
1960年代後半Shin-ei/Univox Super Fuzz強い倍音・独特の中域
1969年頃Electro-Harmonix Big Muff PiTriangleから複数世代へ派生
1970年代Interfax Harmonic Percolator HP-1Si/Geを組み合わせた独自回路
1993年BOSS FZ-2 HYPER FUZZSuper Fuzz回路をベースにFUZZ I/FUZZ II/GAIN BOOSTを搭載
1995年ZVEX Fuzz Factoryゲート・発振までコントロール

現行品にもFuzz Face系やBig Muff系など、当時の回路やサウンドを基準にしたモデルが数多くあります。

Maestro Fuzz-Tone FZ-1 – 1962年に登場した市販ファズの出発点

Maestro Fuzz-Tone FZ-1は1962年に発売された、市販ファズの出発点となるモデルです。

当初はホーンのような音を作る目的で設計されましたが、発売直後は大きなヒットにはなりませんでした。

1965年にKeith RichardsがSatisfactionで使用し、Fuzz-Toneのサウンドが広く知られるようになります。

英国のTone Bender開発にもFZ-1が影響しており、後のファズへ繋がる重要なモデルです。

参照元:Gibson Brand Book「Maestro」

Sola Sound Tone Bender – MKIからMKIIIまで回路が変化

Sola Sound Tone Benderは1965年に英国で登場し、短期間に複数の回路へ変化したファズです。

開発にはセッションギタリストVic Flickが改造したMaestro FZ-1が影響し、Gary Hurstらが独自のファズを作りました。

Sola Sound Original Tone Bender MK1

MKIは3石構成で、1965年に登場したMK1.5は2石へ変更されています。

1966年のProfessional MKIIは再び3石構成となり、後のMKIIIではTONEコントロールも追加されました。

MKIはMick Ronson/David Bowie系、MKIIはJimmy Page/Led Zeppelin系のサウンドです。

参照元:BOSS「歴史に残る名機BOSS TB-2W Tone Bender」

Arbiter Fuzz Face – 2石回路とギターボリュームの反応が特徴

Arbiter Fuzz Faceは1966年に登場し、VOLUMEとFUZZだけのシンプルな2石回路を採用しています。

初期はゲルマニウムトランジスタが使われ、後にはBC108などを使ったシリコン仕様も登場しました。

入力インピーダンスが低いヴィンテージ仕様では、ギターのピックアップと直接繋いだ時の関係も出音へ影響します。

ギターボリュームを絞ると歪み量が大きく下がり、クリーンからファズまで手元で作れる点も特徴です。

Jimi HendrixもFuzz Faceを使用し、現在もゲルマニウムとシリコンの両方で多くの派生モデルがあります。

参照元:Dunlop「Germanium Fuzz Face Mini Distortion」Dunlop「Jimi Hendrix Fuzz Face Distortion」Dunlop「JDF2 Fuzz Face Manual」

Roger Mayer Octavia – Jimi HendrixのPurple Hazeで使われたオクターブファズ

Roger Mayer Octaviaは1967年初頭に設計され、原音より1オクターブ上の倍音(アッパーオクターブ)を加えるファズです。

Jimi HendrixがPurple HazeとFireの録音で使用し、Purple Hazeのソロは1967年2月3日に録音されています。

単音のポジションやピッキングでも倍音の出方が変わり、通常のファズとは演奏時の反応も異なります。

HendrixはライブではOctaviaをワウとファズの後ろへ置き、両方のエフェクトを通した音をOctaviaへ入力することが多くありました。

参照元:Roger Mayer「Octavia」

Shin-ei/Univox Super Fuzz – 日本で生まれた倍音の強いファズ

Super Fuzz系は1960年代後半の日本で生まれ、Shin-ei FY-6やUnivox Super-Fuzzとして広まりました。

FY-6回路は強い倍音と独特の中域を持ち、Fuzz FaceやTone Benderとは違う潰れ方をします。

Super Fuzzのファズ回路をベースに、BOSSは1993年にFZ-2 HYPER FUZZを発売しました。

FZ-2はFUZZ I/FUZZ IIに加え、ファズ段を通さないGAIN BOOSTも備えています。

The WhoのPete TownshendもSuper Fuzzを使用しています。

参照元:BOSS「BOSSファズ・ペダルの原点」Aion FX「Hypercube Fuzz Distortion / BOSS FZ-2 Hyper Fuzz」

Electro-Harmonix Big Muff Pi – TriangleからRussianまで仕様が変化

Electro-Harmonix Big Muff Piは1969年頃に登場し、最初期モデルはノブ配置からTriangleと呼ばれています。

その後はRam’s HeadやOp-Amp期を経て、ロシア生産のCivil WarやGreen Russianなど多くの仕様が登場しました。

同じBig Muffでも年代や回路定数で低域とゲイン感が変わり、モデルごとのキャラクター差が大きいシリーズです。

所長はTriangle V1 FIRSTやTall Fontを所有し、現行品との弾き比べも行っています。

参照元:Electro-Harmonix「The Electro-Harmonix Story」

Interfax Harmonic Percolator HP-1 – シリコンとゲルマニウムを組み合わせた独自回路

Interfax Harmonic Percolator HP-1は1970年代に登場し、他の代表的なファズとは異なる回路を持つモデルです。

シリコンとゲルマニウムを組み合わせ、Fuzz FaceやBig Muffとは異なる回路構成を採用しています。

Catalinbread Karma SutureはHarmonic Percolatorを出発点にしながら、4ノブでサウンドを広げています。

参照元:Amplified Parts「Harmonic Percolator – Stock Version」Catalinbread「Karma Suture Manual」

ZVEX Fuzz Factory – 1995年に登場したゲート・発振系ファズ

ZVEX Fuzz Factoryは、1995年に登場した5ノブのファズです。

GateやCompにStabを操作すると、通常のファズからゲートや発振まで連続して変化します。

発振やブチブチしたゲートを音作りとして使えるため、1990年代以降を代表する個性派ファズの一つです。

参照元:PCI「Zachary Vex Interview」ZVEX「Fuzz Factory」

ファズエフェクターの使い方

ファズは本体のFUZZだけで音を決めるのではなく、ギターボリュームやアンプの歪み、前後のペダルまで含めて音を作ります。

Fuzz Face系はギターボリューム、Big Muff系は前段の歪み、Octavia系は弾くポジションやピックアップによってサウンドが大きく変わります。

Fuzz Face系はFUZZを上げてギターボリュームで音を作る

Fuzz Face系はペダル側のFUZZを高めに設定し、ギターボリュームでクリーンからファズまで作るのが基本です。

まずFUZZを最大まで上げ、ギターボリュームを5前後まで絞ります。

そこからクリーンになる位置までFUZZを下げていくと、ギターボリュームを上げた時にクランチからファズまで連続して変化させられます。

ペダルを踏み替えなくても、バッキングではボリュームを絞り、リードでは10まで上げるといった使い分けができます。

Fuzz FaceはFUZZとVOLUMEの2ノブですが、ギターボリュームとアンプ側の歪みを組み合わせることで音作りの幅が大きく広がります。

所長
所長

クランチサウンドにFuzz Faceを重ね、ブースターのように使う方法も好きですね。

以下の動画では、Fuzz FaceとOctaviaを組み合わせたNick Nitroを使い、クランチサウンドへファズのザラつきと押し出しを加える使い方も紹介しています。

魔法の箱研究所 解説動画

参照元:JHS Pedals「How To Use A Volume Pedal」Analog Man「SunFace and Fuzz Face Pedals」

Big Muff系は前段の歪みで音圧を残しながら抜けを足す

Big Muff系は前段へ歪みペダルを置くことで、マフ特有の音圧を残しながらアタックや抜けを足せます。

BOSS BD-2やIbanez TS-9を前段へ置くと、低域の厚みを残しながらエッジが加わり、アンサンブルでも前へ出しやすいサウンドになりました。

Big Muffへ歪みを重ねる場合は、マフ特有の音圧を潰さず、アタックと中域をどこまで足せるかがポイントです。

参照元:Big Muff系ペダルと歪みエフェクターの組み合わせ

Octavia系はネックPUとTONE、ハイポジションで倍音を出しやすい

Octavia系は弾くポジションやピッキング、ギター側の設定によってアッパーオクターブの出方が大きく変わります。

ネック側ピックアップを選び、ギターTONEを絞ると高域の成分が整理され、アッパーオクターブを捉えやすくなります。

特にトップEとB弦では7フレット以降で効果が強くなり、単音で弾いた時にオクターブ成分がはっきり出ます。

押弦が甘かったりピッキングが曖昧だったりすると倍音も散るため、コードを鳴らすファズとは弾き方も変わります。

また、Octaviaへ入る信号量でもサウンドは変わります。

前段へファズを置くと、クリーンで入力した時とはアッパーオクターブの出方が変わります。

参照元:Roger Mayer「Octavia」Pigtronix「Octava」

Fuzz FactoryはGATE・COMP・STABでゲートや発振を作る

Fuzz Factoryは、FUZZの量だけを決めて使うファズではありません。

GATEやCOMP、STABの組み合わせによって、伸びるファズから音が瞬時に切れるゲートサウンド、減衰に発振音が絡む設定まで大きく変化します。

ツマミ同士の影響が大きく、1つ動かすだけでもゲートのかかり方や発振するポイントが変わります。

所長も通常のファズとして使うより、ブチブチと切れるゲートや発振まで含めて使うことが多く、長年ボードへ入れてきたモデルです。

参照元:ZVEX「Fuzz Factory」

ファズとバッファーの接続順 – Fuzz Face系はバッファーより前へ置く

ヴィンテージ仕様のFuzz Face系は、基本的にバッファーより前へ置きます。

前段へバッファーを置くとクリーンアップや高域の出方が変わりますが、BENDER Royaleなどバッファー後でも使えるファズもあります。

Fuzz Face系はギター→ファズ→バッファーの順で繋ぐ

ヴィンテージ仕様のFuzz Faceでギターボリュームの反応を活かすなら、ギターからファズへ直接信号を入れます。

JH-F1の入力インピーダンスは10kΩで、1MΩ前後の入力を持つ一般的なエフェクターと比べてもかなり低い値です。

基本の接続順は次の通りです。

  1. ギター
  2. Fuzz Face系ファズ
  3. バッファー
  4. その他のエフェクター
  5. アンプ

所長もORGA FACE(Fuzz Face系)を、バッファーであるEVA SSPH-HG-2 Lo-Zの前段に繋いでいます。

参照元:Suhr「Buffer」Dunlop「JHF1 Manual」所長のエフェクターボード

BENDER Royale・EVA電子・Canogaはバッファー後でも使える

ファズをすべてバッファーより前へ置く必要はなく、バッファー後でも実用できるモデルがあります。

所長が実際にバッファー後へ繋いだファズペダルのサウンド変化について
モデルバッファー後での使い方・変化
BENDER Royaleファズらしさを残しつつ、各種つまみでサウンドも調整できる
EVA電子 Germanium Fuzz/Silicon Fuzzバッファー後段でもファズらしさを損なわない
Strymon Canogaローが締まり、ギター直後よりクリーンアップしにくくなる

BENDER RoyaleはBIASやBLEND、BASS/TREBLEまで備えているため、バッファー後で変化した質感もペダル側で追い込めます。

Canogaもバッファー後で使用できますが、ギター直後よりローが締まり、ギターボリュームを絞った時の反応も変わります。

バッファー後へ置く場合は、音が出るかどうかだけではなく、クリーンアップや低域の変化まで含めた最終的な出音で位置を決めます。

ワウとファズの接続順 – ワウの効きが浅い時は並びを変える

ワウとFuzz Face系ファズは、接続順によってワウの効き方とファズの反応が変わります。

特にヴィンテージ系ワウをFuzz Faceの前へ置くと、ワウの可変幅が狭くなったり、組み合わせによって発振したりすることがあります。

ワウの効きが浅い時はFuzz Faceを先に繋ぐ

ワウ→Fuzz Faceで可変幅が狭くなる場合は、Fuzz Faceをギター直後へ移し、その後ろへワウを繋ぎます。

ギターとFuzz Faceが直接繋がるため、ギターボリュームを絞った時のクリーンアップも活かしやすくなります。

接続順を変えるとワウへ入る音も変わり、ファズで歪ませたサウンドに対してワウをかける形になります。

ワウ→Fuzz Faceとはサウンドが異なるため、ワウの効き方とFuzz Faceのクリーンアップを含めて順番を決めます。

参照元:Guitar Player「Pedalboards: How to Build the Perfect System from Start to Finish」

ワウを先に置くならFuzz Faceと相性の良いワウを使う

ワウ→Fuzz Faceの順で使いたい場合は、後段にFuzz Faceを繋いでもワウの効きが変わりにくいモデルを選びます。

Xotic XW-1は、後段へFuzz Face系を繋いでもワウを効かせやすくする出力回路「Fuzz Friendly Buffering Circuit」を搭載しています。

XW-1の後ろへORGA FACE Siliconを繋いでも、ワウ→Fuzz Faceの順で十分な可変幅を取れました。

FZ-1WとCanogaも前段へワウを置いて使えるため、Fuzz Face系だから必ずファズをワウより前へ置く必要はありません。

所長の現在のボードではCarlsbro Wah-Swell Modの後ろへORGA FACEを置き、さらに後段へバッファーを繋いでいます。

参照元:Xotic「XW-1 Wah」ワウペダル おすすめ【2026年版】

まとめ – 欲しいサウンドと使い方からファズは選ぶ

ファズは種類によって。サウンドも使い方も大きく変わります。

ギターボリュームでクリーンからファズまで作るならFuzz Face系、厚い音圧と長いサステインならBig Muff系です。

アッパーオクターブならOctava MicroやThornicus Fuzz、ゲートや発振まで使うならFuzz Factoryを選びます。

Fuzz Face系を初めて試すなら、所長はJIM DUNLOP JH-F1をおすすめします。

Big Muff系では、ツマミを大きく動かしても使いにくいポイントが少ないTriangle Big Muff Piが扱いやすいモデルです。

いわゆるなファズサウンドからゲートをきかせたブチっとしたサウンド、さらにブースターとしても使いたいひとなら、Electro-Harmonix BENDER Royaleがおすすめです。

所長もボードにいれていますが、バッファーの影響も受けないので組み込みやすいのも良いですね。

所長
所長

Fuzz Face系はバッファーやワウの位置でも反応が変わるため、ペダル単体だけではなく、ギター、アンプ、ペダルボードまで繋いだ最終的な出音で選ぶようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました