今回はRoShi Pedals Plexition Re:voiceの製品化前、プロトタイプを最終チェックしました。

チェックでは各モードの違いからTREBLE/BASSの効き、ギターボリュームへの追従、ファズとの組み合わせまで確認しました。

製品版は、今回チェックしたプロトタイプをもとに調整されたとのことです。
| 項目 | プロトタイプで確認した内容 |
|---|---|
| ゲイン | クリーン/クランチから深く歪ませたサウンドまで作れる |
| TB | 歪ませた状態で使うと、前へ抜ける感じが加わる |
| スタックペダルとして | 前段にFuzz Face系をつないでも使えた |
| ギターVOLへの追従性 | 絞った時のゲイン変化、クリーン〜クランチサウンドも作れる |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コントロール | VOLUME/GAIN/TREBLE/BASS |
| モードスイッチ | TB/1960/1980 |
| モードスイッチ | BB(製品版はPA)/Plexi/MOD |
| 機材 | 内容 |
|---|---|
| ギター | Stratocaster |
| アンプ | Quilter Aviator CUB |
| プリアンプ | Malin D-Style Preamp* |
BB/Plexi/MODはゲイン量と歪み方が変わる
Plexition Re:voiceはBB/Plexi/MODを切り替えると、ゲイン量と歪み方が変わります。

| モード | 公式サイトの説明 |
|---|---|
| MOD | RoShi Pedalsが想像した「もう一つの進化」。最もゲインが高く、厚みのあるローミッドを持つ |
| PA(プロトタイプではBB) | PAアンプをイメージ、フラットで自然なレスポンス、軽快ながら芯を失わないサウンド |
| Plexi | 煌びやかさと太い低域を備えた基本となるサウンド |
BB(製品版はPA)は3モードの中でゲインが低く、低域から高域までバランスよく鳴るように感じました。
クリーンからクランチサウンドも作れますし、TREBLEとBASSを12時付近で鳴らしても、使えるサウンドが鳴らせました。
Plexiへ切り替えるとBBとは異なり、中域に厚みのあるサウンドになります。
MODは最もゲイン量が高く、3モードの中でも深く歪ませられます。
上記の3モードに加え、1960や1980、TBモードと組み合わせて音作りが可能です。
1960/1980モード/TBモードのサウンドについて
Plexition Re:voiceは左側のスイッチで、1960/1980/TBの3モードを切り替えられます。
1960や1980、TBモードとEQ、ゲインを組み合わせることで幅広いサウンドも作れます。
| モード | 公式サイトの説明 |
|---|---|
| 1960s | 素直で伸びやかな高域 |
| 1980s | 鋭くジャキッとした高域 |
| TB | 原始的なトレブルブースターを使用した時のように、高域まで歪みが広がるRoShi Pedals独自のボイス |

では、所長が弾いた時に感じた、各モードの印象を紹介していきます。
1960はジリッとした質感のあるサウンドで、コンプレッション感のある印象でした。
1960モードはローゲイン寄りなサウンドであり、BBモードと組み合わせると太いクリーンサウンドも作れます。
1980はJCM800系サウンドがイメージできるサウンドであり、ジャキッとしたエッジ感やバイト感が特徴です。
Plexiモードと組み合わせることで、高域と中域をバランス良く鳴らせます。
所長が弾いた印象として、1960/1980モードともにMarshallらしさを感じました。
TBは、トレブルブースターの抜けの良いサウンドをイメージしているとのこと。
印象としては、歪ませたサウンドと組み合わせて使うと良さが発揮できるモードに感じました。
歪ませた状態でTBを使うと、カーンと前へ抜けてくる感じがありつつも、程よく低域も鳴る印象。
所長の場合、MODモードでBASSも上げ気味にした状態で鳴らすサウンドも好みでした。

ちなみにPlexition Re:voice、最も歪ませた状態でも所長の環境ではノイズは少なかったですね。
TREBLE /BASS EQセクションについて
EQセクションはTREBLEとBASSを搭載、単にイコライザーとしてだけでなく、歪み量にも関係してくるツマミです。
TREBLEは効き方が過激ではなく、高域を少し足したり引いたりする調整ができます。
例えば、1980モードで高域が出過ぎと感じた場合なら、高域の出方を緩やかに下げるなど直感的な調整も可能です。
BASSを上げるとローだけでなく、ゲインも増えていく仕様です。
ちなみにBASSを0まで下げてもペラペラした感じにはならず、使える範囲で設計されています。
ギターボリュームでゲインコントロールが可能
Plexition Re:voiceは、ギターボリュームでゲインコントロールが可能なペダルです。
ゲインを上げた状態でも、ギターボリュームでクリーン、クランチサウンドも作れます。
EQセクションの設定はギターボリュームを絞った時のサウンドから、調整するのも一つですね。
スタックペダルとしても活躍してくれる
Plexition Re:voiceの前段でFuzz Face系を踏んでも問題なく鳴らせたため、スタックペダルとしても活躍してくれるペダルです。
巻き弦など低域も音は潰れずに、ファズの質感も残しつつ鳴らせるのは、前作のプレキション同様に良い点ですね。

各モードを切り替えて試しましたが、所長はどのモードでも使えると感じました。
環境問わずに鳴らせる素養を感じた
チェック時はプリアンプをOFFにし、アンプ単体でもPlexition Re:voiceで好みなサウンドが作れました。
あえてアンプ単体ではしょぼい音を作り、Plexition Re:voiceのVOLUMEを上げて音量を稼ぐ形でチェックしましたが、深く歪ませた音まで作ることができました。
スタジオにあるアンプで音量を上げにくい時や、調子が悪くて音量が上がらない状況を想定したチェックでも、十分使えると感じました。
ツマミを触るだけでイメージどおりの音が作れた
Plexition Re:voiceは、ツマミやモードを触った時にイメージどおりの音が作れたのも良かった点です。
音を鳴らしながら細かく探さなくても、ツマミの位置を変えてから弾くとイメージどおりの音になりました。
所長は、スタジオなどその場でパッと音を作る時に、イメージどおりの音を作れることを重視しています。

迷うようであれば、TREBLEとBASSは12時で各モードを切り替えながら鳴らしてみましょう。
気になったのはバイパス音
Plexition Re:voiceで気になった点を強いて挙げるなら、繋いだ時のバイパス音です。
繋ぐことできらびやかな部分が少し減り、マイルドになる感じがしました。
ただ、アンプによってはこの変化がプラスに働く時もあるでしょうし、所長の場合は常時オンで使うので実際はそこまで気にならなかったです。
Marshall系を抜きにしても作れる音の幅が広いペダル
Plexition Re:voiceは各モードでキャラクターが変わり、TREBLEとBASSも使える範囲が広いため、Marshall系を抜きにしても作れる音の幅が広い印象を受けました。
操作感も含めて使い勝手が良く、コンパクトボードに入れる時や1台だけ持っていく時にも便利だと感じました。
完成まで10ヶ月を要したと聞きましたが、それだけ完成度の高いペダルとなったことも頷けました。
ちなみに今回はプロトタイプを弾きましたが、製品版も音はほぼ変わらないとのことなので、購入を検討している人の参考になれば幸いです。

歪みの感じは、今まで弾いてきたRoShi Pedalsの中で一番好きでした。








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