ヴィンテージギターFender 1965年製 Mustangをレビュー!

fender 1965 Mustang

ムスタングが登場したのは1964年。

翌年に発売されたムスタング、
そしてスラブボードネックのムスタングです。

1965 fender Mustang Neck

同年のストラトでは、
すでにラウンドボードになっています。

でもムスタングの中にはスラブボードが
採用されているものがあるんですよね^^

ただ、スラブボードのムスタングも珍しい、
と聞いています。

ハカランダ指板のものあるみたいですが、
このギターの指板はハカランダではないです^^;

fender 1965 Mustang ハカランダ指板

チューナーはFキー。

1965 fender Mustang Fkey

チューナーの精度はちょっと悪い気がします。
(シャーラー製ではありません)

このムスタング、購入してから、
かれこれ10年ぐらい経つと思います。

そして、僕の所有するギターの中では、
一番古いギターです^^

fender 1965 Mustang Neck

ボディ材はおそらく「ポプラ」です。
アルダーではありません。

手に入れた時はもっと綺麗だったんですが、、^^;

fender 1965 Mustang
fender 1965 Mustang body

ギタースタンドに立てているせいか、

ボディの塗装にもウェザーチェックが入っています^^

ムスタングを買った理由

なぜムスタングを買ったかといいますと、
当時、友人から教えてもらった、
「Char」氏がきっかけでした。

僕の周りにはムスタングを
持っている人もいなかったので、
「Char」氏が持っていたギターは新鮮でした。

そこからムスタングに興味を持ちました。

実際に弾いてみると、
サウンドバリエーションも多いんですよね^^

日本製のムスタングですがニュアンスは感じとれます
  • フロントピックアップ
  • リアピックアップ
  • フェイズイン(フロント&リア)
  • フェイズアウトサウンド

特にフェイズイン、フェイズアウトサウンドは、
ムスタングならではの音です。

ちなみにフェイズイン時には、
ハムキャンセル効果があります。

面白いギミック的な効果ですねよ♪

あとその気になれば、
スイッチング奏法もできます(笑)

それにムスタングって見た目も格好良くて、
パッと持った時の小振りな感じで好感触でした。

なかなか良い固体に出会えない日々、、

ムスタングを購入するにあたり、
かなりの本数のヴィンテージのムスタングを
弾いた記憶があります^^;

ヴィンテージのムスタングを
所有している方がご存知かと思いますが、
ヴィンテージムスタングって、

「ハズレ」

が結構あるんですよね、、
(僕の経験では)

「鳴らない」「テンションがグダグダ」「ネックが死んでいる」などなど、、

僕も当時弾いた何本かのムスタングの中には、
使い物にならないものもありました^^;

そうやって選び抜いた上で、
信頼のおけるお店で購入したのが、
この「1965年製」のムスタングだったわけです^^

手前味噌ですが、このムスタング、
非常によく鳴ってくれます(笑)

またテンション感もしっかりしているので、
弾きごたえもしっかりしています。

あとなんといっても、

ダイナミックビブラート

このダイナミックビブラート。

チューニングは狂います^^;

でもちゃんと調整してあげると、
ある程度安定してくれます。

ギター全般にいえることですが、
特にムスタングはしっかり調整したほうがよいですね^^;

久々にスタジオで弾いてみた

出番がなかなかないムスタングでしたが、
実は先日、スタジオに持ち込んで弾きました^^

久々に大きな音で弾きましたが、
歪ませた時の音、これがなかなか良い感で^^

暴れ気味でありながら、、
アンサンブルの中でも抜けてくるんです。
その予想以上に良い感じです。

特に歪ませていくとダーティーなサウンドです♪

45秒あたりから歪ませています

このダーティーな感じは、
ストラトではだせない音ですね。

特に鍵盤や他の色々な楽器がある中で弾くと、
隙間をぬうように音が飛び出してきますね^^

手頃な価格でヴィンテージフェンダーサウンドが楽しめる

さてさてムスタングというギター、
ヴィンテージフェンダーギターの中ではまだ、
手頃な価格で手に入るギターだと思います^^

一時期に比べると、価格帯は上がりましたが、
他のフェンダーヴィンテージに比べるとマシですよね。

あと楽器屋さんでもムスタングなら、
まだ弾かせてくれる機会も多いかと思います(笑)

ムスタングでヴィンテージフェンダーサウンド、
是非体感してみてほしいと思います(^^)

サウンドハウス

管理・運営者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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