今回は、Valeton GP-50をストンプボックス的に使うための設定を紹介します。
Valeton GP-50は、アンプモデリング、歪み、モジュレーション、空間系、チューナー、ルーパーまで入った小型マルチエフェクターです。
アンプシミュレーターを中心に作り込む使い方ではなく、所長はコンパクトエフェクターのように使えるかを確認しました。
普段使っているGT-1000COREでも、所長は複雑な使い方をしていません。
エフェクトをオンにしていない時の音を作っておいて、そこにフェイザー、ディレイ、オクターバーなどを足していく使い方です。
GP-50も同じように、揺れ物や空間系をストンプボックス的に使えるかを確認しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Valeton |
| モデル名 | GP-50 |
| 種類 | 小型マルチエフェクター |
| 使い方 | ストンプボックス的な使用 |
| 確認した設定 | P.VOL、GLOBAL、FOOTSWITCH、EQ、FS SETTING |
| 確認した使い方 | モジュレーション、ディレイ、歪み、チューナー、ルーパー |
| アプリ接続 | Bluetooth接続 |
| チューナー | BYPASS/MUTE切り替え |
| ルーパー | 20秒まで録音可能 |
| 価格帯 | 19,000円前後 |
- Valeton GP-50はストンプボックス的にも使える小型マルチ
- GP-50を通さない音と通した音をスイッチャーで比較
- ブランクパッチでも音量が下がるためP.VOLを100に上げる
- FOOTSWITCHはPATCHからSTOMPに変更する
- P.VOLで音量を近づけてもミッドから下の鳴り方が違う
- GP-50を通した状態を合わせてからエフェクトをかける
- FS1とFS2にモジュレーションとディレイを割り当てる
- 1つのフットスイッチで複数のエフェクトを同時にオンにできる
- アプリと本体ノブは両方使う方が設定しやすい
- チューナーはBYPASSとMUTEを切り替えられる
- ルーパーはもう片方のフットスイッチ長押しで使える
- 小さいボードに揺れ物や空間系を入れたい時にも使いやすい
- アプリでモデリングの元ネタを確認できる
- 初心者でもエフェクトの音を体感しやすい
- GP-50は高価格帯のマルチより分かりやすい部分がある
- 所長はGP-50で使いたい音を鳴らせると感じた
- Valeton GP-50をおすすめしたい人
- Valeton GP-50をおすすめしない人
- Valeton GP-50は少し工夫するとストンプボックス的にも使える小型マルチ
Valeton GP-50はストンプボックス的にも使える小型マルチ
Valeton GP-50は、Valetonの小型マルチエフェクターです。
以前試したGP-5でも、通した時に音が変わる部分や、人によって音痩せと感じる部分を改善する方法を紹介しました。
GP-50も、マルチエフェクターとして使うなら、最初にいくつか設定しておいた方が音作りしやすくなります。
所長は、GP-50を小型のストンプボックス的なマルチエフェクターとして使う前提で確認しました。
GP-50を通さない音と通した音をスイッチャーで比較
GP-50を通した時の音の変化を確認するために、所長はスイッチャーを使いました。
赤色の時はGP-50が通っていない状態、青色の時はGP-50を通った状態です。
この切り替えで、バイパス音とGP-50を通した音を比べました。
最初は、何も入っていないブランクパッチで鳴らしています。
GP-50には、55番あたりからシミュレーターが入っていないブランクのパッチがあります。
ただ、その状態でもGP-50を通すと音量がグッと下がりました。
ブランクパッチでも音量が下がるためP.VOLを100に上げる
ブランクパッチでも音量が下がるため、まず触るのがP.VOLです。
P.VOLはプリセットボリュームであり、GP-50本体からも操作できます。
アプリを使うと音作りはしやすくなりますが、本体だけでも設定できます。
アプリを使う場合は、BTボタンを長押ししてBluetooth接続します。
デフォルトでは、プリセットボリュームが50になっています。
所長は、P.VOLを50から100まで上げました。
P.VOLを100にすると、全く同じではありませんが、バイパス音とGP-50を通した音の音量が近づきます。
ストンプボックス的に使うなら、まずこの音量差を近づけます。
FOOTSWITCHはPATCHからSTOMPに変更する
次に、GLOBAL設定からFOOTSWITCHを確認しました。
FOOTSWITCHの設定は、元々PATCHになっています。
ストンプボックス的に使う場合は、この設定をSTOMPに変更します。
PATCHのままだと、パッチ切り替えの使い方になります。
STOMPにすると、フットスイッチで各エフェクトをオンオフする使い方になります。
コンパクトエフェクターのように踏んで使うなら、最初に変更する設定です。
P.VOLで音量を近づけてもミッドから下の鳴り方が違う
P.VOLを100にすると、音量はある程度揃いました。
ただ、所長の環境と耳では、GP-50を通した時にミッドから下の鳴り方が少し弱く聴こえました。
音量が近づいても、低域やローミッドの出方が変わっていると、弾いた時の印象は変わります。
そこで、EQをオンにして、ローからローミッド、ミッドあたりを少し持ち上げました。
全く一緒とは言いませんが、気になっていた音のへこみは緩和されました。

プリセットボリュームを合わせた後に、EQで音が変わっている部分を補正すると、音痩せ感はだいぶマシになります。
GP-50を通した状態を合わせてからエフェクトをかける
所長は、P.VOLとEQで補正した状態をデフォルトの状態として使う流れにしました。
GP-50を通しただけの音が変わっていると、手前にアナログの歪みペダルを入れた時の音も変わります。
GP-50内のエフェクトをかけた時の出音も変わります。
そのため、まずGP-50を通した状態を合わせてから、エフェクトをかけていきます。
FS1とFS2にモジュレーションとディレイを割り当てる
GP-50を通した状態を合わせた後は、フットスイッチに鳴らしたいエフェクトを割り当てます。
所長の場合は、揺れ物系と空間系をフットスイッチに割り当てる使い方です。
左側のフットスイッチがFS1、右側のフットスイッチがFS2です。
所長は、FS1にモジュレーション、FS2にディレイを割り当てました。
この設定にすると、揺れ物とディレイをフットスイッチで個別にオンオフできます。
小型のマルチエフェクターを、コンパクトペダルのように扱える設定です。
1つのフットスイッチで複数のエフェクトを同時にオンにできる
GP-50では、1つのフットスイッチに複数のエフェクトを割り当てることもできます。
モジュレーションをFS2に設定すると、右側のフットスイッチだけでモジュレーションとディレイを同時にオンにできます。
さらに、DSのGreen AudioもFS2に設定すると、歪みとディレイを一緒に鳴らせます。
このあたりは、使いたい組み合わせに合わせてセッティングします。

1回の踏み込みで、複数のエフェクトをまとめてオンにできるのは便利でしたね。
アプリと本体ノブは両方使う方が設定しやすい
GP-50は、アプリからも設定できます。
PATCH SETTINGでは、プリセットボリュームを調整できます。
FS SETTINGでは、FS1とFS2に対してエフェクトを割り当てられます。
アプリを使うと、各フットスイッチにどのエフェクトを割り当てるかを見ながら設定できます。
ただ、パラメーターをアプリで動かすと、数値が上がりすぎたり下がりすぎたりすることがあります。
細かい調整は、本体の物理ノブを回す方がやりやすい場面があります。

所長は、アプリと本体ノブを両方使うのが一番楽だと感じました。
チューナーはBYPASSとMUTEを切り替えられる
GP-50は、フットスイッチの長押しでチューナーモードに入れます。
チューナーには、BYPASSとMUTEの設定があります。
BYPASSの場合は、音を鳴らしながらチューニングできます。
MUTEにすれば、音を出さずにチューニングできます。
コンパクトな本体にチューナーまで入っている点は便利です。
ルーパーはもう片方のフットスイッチ長押しで使える
もう片方のフットスイッチを長押しすると、ルーパーモードに入れます。
ルーパーは20秒まで録音できます。
録音、再生、オーバーダブ、停止、クリアまで操作できます。
ルーパー専用のセクションを使うのではなく、物理的なフットスイッチからルーパーモードに入れます。
踏む長さによってチューナーになったりルーパーになったりするため、そこは少し慣れが必要です。
それでも、このサイズでチューナーとルーパーまで使えるのは良いところです。
小さいボードに揺れ物や空間系を入れたい時にも使いやすい
GP-50は、Bossのコンパクトペダルより少し横幅が大きいぐらいのサイズです。
それでも本体は小さいため、小さいエフェクトボードを組む時にも入れやすいサイズ感です。
所長は、外に持ち出す用のミニエフェクトボードを組むことがあります。
そのような小さいボードに入れて、揺れ物や空間系をまとめて使う用途にも便利です。

普段あまり使わないエフェクトのためにコンパクトペダルを1個買うより、複数のサウンドを鳴らせるGP-50では便利でしょうね。
アプリでモデリングの元ネタを確認できる
GP-50のアプリでは、エフェクトモデルの説明も確認できます。
所長が設定していたPHASEは、MXR Phase 90のモデリングでした。
所長はMXR Phase 90が好きなため、パッと鳴らした時に全然知らない音ではありませんでした。
トレモロでは、所長がメインのシステムボードに入れているDemeter TRM-1を元にしたモデルも入っています。
ある程度機材を試している人でも、あのモデルが入っているという楽しみ方ができます。
GP-50は、モデリングにも元ネタの感じがあるところが良いですね。
初心者でもエフェクトの音を体感しやすい
GP-50は、初心者にもおすすめしやすいモデルです。
最初はP.VOLやEQなどの設定を押さえて、エフェクトをオンオフしながら好きな音を探す使い方で十分です。
各エフェクトにはデフォルトのセッティングもあるため、最初から細かく追い込まなくても鳴らせます。
ギターを始めたばかりの頃に、コンパクトペダルを1個ずつ買って試すのは金額的にも大変です。
買ったけど違うと感じることもあります。
その点、マルチエフェクターなら複数のエフェクトサウンドを手軽に体感できます。

GP-50は細かすぎる変なパラメーターが少ないため、まだ分かりやすいモデルでしょう。
GP-50は高価格帯のマルチより分かりやすい部分がある
高いマルチエフェクターになると、できることは増えます。
ただ、できることが多い分、パラメーターを見ても意味が分かりにくい場合があります。
所長も、変わっている気はするけど、それが良いセッティングか分からないと感じることがあります。
GP-50は、アンプモデリングでもGAIN、TONE、VOLUMEだけのようなモデルがあります。
歪みモデルのGreen Audioも、GAIN、TONE、VOLUMEで触れます。
複雑な使い方をしなくても、必要なエフェクトをオンオフしながら使えるところは分かりやすいです。
所長はGP-50で使いたい音を鳴らせると感じた
所長は、GT-1000COREも持っています。
ただ、GT-1000COREでも複雑な使い方はしておらず、今回説明した使い方に近いです。
エフェクトをオンにしていない時の音を作っておいて、そこにフェイザー、ディレイ、オクターバーなどを足していく使い方です。
大事なのは、やりたいことができるかどうかです。
GT-1000COREが手元にない時でも、GP-50で使いたい音は鳴らせると感じました。
実際に使う時に、使えるか使えないかで判断することが大事です。
Valeton GP-50をおすすめしたい人
- 小さいボードに入れられるマルチエフェクターを探している人
- 揺れ物やディレイをストンプボックス的に使いたい人
- 普段あまり使わないエフェクトを1台で補いたい人
- コンパクトペダルを買い足す前に色々な音を試したい人
- 細かすぎるパラメーターが少ないマルチエフェクターを使いたい初心者
Valeton GP-50をおすすめしない人
- GP-50を通した時の音の変化が気になる人
- P.VOLやEQを触らず、そのままストンプボックス的に使いたい人
- 高価格帯のマルチエフェクターのようなバイパス音を求める人
- 細かいパラメーターまで作り込めるマルチエフェクターを使いたい人
Valeton GP-50は少し工夫するとストンプボックス的にも使える小型マルチ
Valeton GP-50は、そのまま通すと音量差や音痩せ感が気になる部分がありました。
バイパス音自体は、正直ちょっと変わります。
高いモデルの方が、バイパス音の部分はちゃんとしているところもあります。
ただ、19,000円前後という価格帯を考えると、P.VOLやEQで少し工夫してあげれば使えるレベルにはなります。
フットスイッチをSTOMPにして、FS1とFS2にモジュレーションやディレイを割り当てれば、コンパクトエフェクターのように使えます。
チューナーや20秒ルーパーも入り、このサイズで色々できる点は便利です。
所長は、GP-50は小さいボードや普段あまり使わないエフェクトを補う用途で便利に使える小型マルチエフェクターだと感じました。










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