「Soldano Supercharger G.T.O」SLO-100系フロアタイププリアンプをレビュー

もう今では販売されていない、
真空管内蔵の「Soldano Supercharger G.T.O」です。

Soldano G.T.O

この「G.T.O」ですが、
同ブランドの名機アンプ「SLO-100」というアンプと、
同じ電圧で真空管を駆動させているとのこと。

この「Soldano Supercharger G.T.O」、
12AX7を2本使用されている本格的なプリアンプペダルです。

筐体は「青」「紫」、
2種類のカラーが存在していますが、

  • 青は117V仕様(海外仕様)
  • 紫は100V仕様

とのことです。

サウンドレビュー

コントロールは見てのとおり、
非常にシンプル!

直感的に音作りができます^^

音はまんまソルダーノ!とはいいませんが、
ソルダーノのニュアンスは十分に感じられるペダルです。

ゲイン自体は結構稼げますし、
明るくエッジの効いたチューブライクな、
ディストーションサウンドが得られます^^

Day 16 – 30 Pedals in 30 Days – Soldano SuperCharger GTO – TTK @ Winter NAMM '10 2010

このペダル、
10年前ぐらいは普通に売られていました。

でも「MESA BOOGIE V-TWIN」と並び、
非常に高価だった記憶があります。

あと筐体自体はアルミ削り出し、
トランスも内蔵されているので非常に重たいです(-_-;)

あとデカイ!

小さいペダルボードでは収まらない、、
(Pedaltrain Jr.には納まりません)

それとクランチサウンド程度に
セッティングした状態なら大丈夫ですが、
リードプレイに適すぐらいに上げた時だと…
ギター側でボリュームを絞っても綺麗なクリーントーンにはなりません、、

対JC-120用ペダルとして優秀なフロアペダル

ただこの「G.T.O」、
対JC-120用ペダルとしては優秀なんですよ。

JC-120でもチューブライクな、
ディストーションサウンドが得られるのは魅力です^^

ちなみに同じような真空管内蔵ペダルに、
「Bad Cat 2-tone」もありますが、対JC-120用なら、
「G.T.O」のほうがJC-120臭さを軽減してくれます。

まとめ

現在ソルダーノというと、
「Jet City」で活躍されていますが、
モディファイなどの手がけている優秀なアンプビルダーです。

管理人は「Marshall JCM800」の、
ソルダーノモディファイアンプを弾いたことがありますが、
素晴らしいアンプでした^^

最近は真空管内蔵ペダルでなくても、
チューブライクなサウンドがでるエフェクターが出てきました。

ソルダーノ系でも、「Wampler Pedals」や「AMT Electronics」などがあります。

でも、チューブライクサウンドを狙って、
販売されていたこの手のペダルを弾いてみて欲しいです!

真空管内蔵ならではのサウンド、
なかなか新鮮で面白いかもしれませんよ^^

サウンドハウス

管理・運営者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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