ヴィンテージファズ、SAM ASH MUSIC FUZZZ BOXXをレビューします。

SAM ASH MUSIC FUZZZ BOXXは、1960年代に登場したヴィンテージファズであり、トミー・ボーリンやMountainのレスリー・ウェストが使っていたことでも知られるペダルです。

今回、弾いた個体はポットデイトから、1960年代後半のものと見られます。


初めて弾くペダルでしたが、ローが膨らみすぎず、エッジの立ったサウンドのファズでした。
| どんなペダルか | 1960年代後半と見られるヴィンテージファズ |
| 音の傾向 | ローが膨らみすぎず、エッジの立ったトレブリーなファズサウンド |
| 手元の反応 | ギターのボリュームでクリーンサウンドまでゲインコントロールが可能 |
| ATTACK(ゲイン)最大時 | Fuzz FaceやBig Muffのように歪まない |
| 使い方のコツ | クランチさせたアンプをプッシュ(ブースト)するのに最適 |
| ブランド | SAM ASH MUSIC |
| モデル名 | FUZZZ BOXX |
| タイプ/年代 | ヴィンテージファズ/1960年代後半と見られる個体 |
| コントロール | VOLUME、TONE、ATTACK |
| ATTACK | 現代のGAINに近い歪み量のコントロール |
| 確認した内容 | ギターボリュームに対する追従性、各ツマミの効き方、おすすめの鳴らし方など |
| レビュー対象 | SAM ASH MUSIC FUZZZ BOXX |
| ギター | Telecaster |
TONEをゼロにしても低域は膨らみすぎない
FUZZZ BOXXは、TONEをゼロにしても低域が膨らみすぎず、エッジの立った音が残ります。
コントロールは、VOLUME、TONE、ATTACKの3つです。
ATTACKは当時のファズでよく見られる表記で、現代のペダルでいうGAINに近い歪み量のコントロールです。
最初はクリーンアンプに対して、VOLUMEを最大、TONEをゼロ、ATTACKを1時ぐらいにして鳴らしました。
Fuzz Faceのように低域がブワッと広がる方向ではなく、ローが飽和することもありません。
手元のボリュームを絞ると歪みが落ちる
FUZZZ BOXXは、ギター側のボリュームを絞ると歪みが落ち、クリーンサウンドへ変化します。
つまり、ギターボリュームを下げることで、クリーン〜クランチサウンドを鳴らせます。
ギターボリュームで、ゲインコントロールしたいプレイヤーに向いているペダルです。
フロントピックアップでも抜けの良い音が作れる
FUZZZ BOXXは、Telecasterのフロントピックアップで弾いても、抜けの良い音が作れます。
フロントピックアップに切り替えると音は太くなりますが、低域が潰れませんでした。
トレブリーなサウンドキャラクターを活かしながら、音作りすると良いでしょうね。
ATTACKを最大にしてもBig Muffのようには歪まない
FUZZZ BOXXはATTACKを上げ切ると歪み量は増えますが、ATTACKを最大にしてもBig Muffのように歪むタイプではありません。
ペダル単体で分厚いファズサウンドを作るというよりも、クランチサウンドと合わせるのが向いていると感じました。
クランチアンプをプッシュすると良さが出やすい
FUZZZ BOXXは、クランチさせたアンプをプッシュ(ブースト)する使い方で良さが出やすいファズです。
クリーンサウンドに組み合わせるよりも、クランチサウンドにFUZZZ BOXXを踏むことで、トレブリーで抜けの良い音と厚みのある音が作れる印象でした。
TONEのつまみも、クランチサウンドと組み合わせることで、より使える幅がでましたね。
トレブリーでも耳に痛い高域は感じない
FUZZZ BOXXはトレブリーなファズですが、耳に痛い高域は感じなかったです。
出音自体、エッジやザラつき感のあるサウンドと共に柔らかさを感じました。
耳あたりの良いサウンドは、まさにヴィンテージペダル特有の特徴でしょうね。
SAM ASH MUSIC FUZZZ BOXXがおすすめの人
- 1960年代のヴィンテージファズに興味がある人
- ローが膨らみすぎないトレブリーなファズを探している人
- ギターボリューム(手元)でゲインコントロールしたい人
- クランチさせたアンプを良い感じにプッシュ(ブースト)したい人
- トミー・ボーリンやレスリー・ウェストのサウンドを求めている人
SAM ASH MUSIC FUZZZ BOXXをおすすめしない人
- Big Muffのように歪むファズを求める人
- ローが太く膨らむファズサウンドが欲しい人
ヴィンテージペダルの醍醐味を感じたファズペダル
SAM ASH MUSIC FUZZZ BOXXは、ザラつきの中に柔らかさがあるサウンドで、ヴィンテージペダルの醍醐味を感じたファズペダルでした。
ローが膨らみすぎないため、ゲインを足しても音が潰れにくく、エッジの立ったサウンドが作れるのが特徴的なペダルです。
クランチさせたアンプと組み合わせた時の抜け方や、ギターボリュームに対する反応が好印象でしたね。








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