「RoShi Pedals ELF ファZZ」 ELK BIG MUFF SUSTAINER Clone レビュー!

RoShi Pedals ELF ファZZ ELK BIG MUFF Clone

既にTwitterやInstagramで見かけたことがある人もいるかもしれませんが、「RoShi Pedals ELF ファZZ(以下ELF)」 はヴィンテージファズ「ELK BIG MUFF SUSTAINER(以下ELK BIG MUFF)」のクローンペダルです。

この「ELF」は「RoShi Pedals」さんが数台弾いた「ELK BIG MUFF」の中でもアタリ個体を再現、筐体、パーツまで徹底的に拘りぬいて製作されたペダルとのこと。

実はこの「ELF」、サンプル機をお借りした際に動画はアップしていました。

ただ、レビューは「ELF」を製作された時にサンプルとなった「ELK BIG MUFF」を弾くまで控えていました。

そして、ついに「RoShi Pedals」さんから「ELK BIG MUFF」をお借りすることができましたので、比較しながらレビューしていきます!

管理人
管理人

今回のレビューにあたり、「RoShi Pedals」さんにも色々とお話を伺いましたので、併せて紹介していきます!

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ペダルレビュー

筐体も特注で作られているとのことで、オリジナル「ELK BIG MUFF」と並べてみますと…なるほど、筐体サイズはやや小振りですが良い雰囲気がありますね(^^)

Roshi Pedals ELF & ELK BIG MUFF
左が「RoShi Pedals ELF」 右がオリジナル「ELK BIG MUFF」

この「ELF」、Roshi Pedalsさんが言うのに「アタリのELK BIG MUFFクローン」とのこと。

ここで素朴な疑問が。

アタリのELKとは何か?なぜ、ELKのクローンを作ろうと思ったのでしょうか?
管理人
管理人

「RoShi Pedals」さんの考えるアタリ個体というのは?どのような音の個体をアタリ個体なのでしょうか?

RoShi Pedals
RoShi Pedals

ELK BIG MUFFの中でも音の抜けがよい個体をアタリ個体と考えています。

管理人
管理人

なるほどですね!それとなぜ、ELK BIG MUFFのクローンモデルを作ろうと思ったのでしょうか?

RoShi Pedals
RoShi Pedals

私の所有しているELK BIG MUFF SUSTAINER(ELK BIG MUFF)は友人の中では評判が良く、バンドでも使いたいという声が多かったからです。友人のギタリストには私のELK BIG MUFFを気に入って購入する方もいましたが、同じ音がしなかった為に結局手放してしまう。結果、私の所有するELK BIG MUFFはアタリ個体だと言われていました。ある時、私の所有する個体と同じ音がする物が欲しい!という友人の依頼もあり、この個体の完全なるクローンを作ろうと思ったのがキッカケです。

パーツ選定の拘りについて教えてください
管理人
管理人

アタリ個体のクローンとなると、パーツ選定にも拘りがあったかと思いますが、公表できる範囲で教えていただけますでしょうか?

RoShi Pedals
RoShi Pedals

まずは見た目重視ですw次にあまり高いヴィンテージパーツを使いません。それよりも計測した値に気を使います。ELF ファZZでは、基本的に「ELK BIG MUFF」に使用されていたパーツに近いものを選んでいます。この頃のオリジナルELK BIG MUFFは使用されたパーツのメーカーに一貫性がなく、恐らく当時入手しやすいパーツを使ったと思われます。しかも刻印がなくメーカーの判断すらつかないものが非常に多いです。「ELF ファZZ」では、「ELK BIG MUFF」のクローンというよりも、当たり個体のクローンを目指したので選定には特に苦労しました。

管理人
管理人

素人の僕からしてもかなり大変であることは想像できますね…

RoShi Pedals
RoShi Pedals

「ELF ファZZ」は日本製の単板セラミックコンデンサという径の大きなものを選定してします。このコンデンサは、現在販売されている小さなセラコンより音質は良好(私見)です。オリジナルでは、フィルムコンデンサを使っているものもありますが、「ELF ファZZ」にはセラコンのざらついた感じサウンドが合っており、音の要になっています。しかし、これはなかなか手強いやつで(笑)経年劣化で容量が小さくなっているものが多く、選定には苦労しています。

「ELK BIG MUFF」の基板
「RoShi Pedals ELF」の基板
管理人
管理人

この「ELF」に使われているトランジスタはどのようなものでしょうか?

RoShi Pedals
RoShi Pedals

トランジスタは、私が所有する当たり個体で使用されている2SA945を使用しました。2SA945には初期のシルクハットと呼ばれる形状と、一般的なTO-92と二つの形状があります。今回は当たり個体と同じシルクハットを使用しました。ELK BIG MUFFは、ほぼBIG MUFFとほぼ同じ回路であり、トランジスタによるバラツキが少ない回路ではありますが、増幅度により音質の変化があります。その為、出来る限り近い値のものを選定しています。ちなみにハンダは閉業した工場から分けていただいた古い日本製の半田です。

「RoShi Pedals ELF」独自の解釈で増設されたミッドカットスイッチ
「ELF」にはオリジナルにはないミッドカットスイッチも搭載。
筐体上部に増設されたミニスイッチはミッドカットモードに切り替え可能。
電源に関しては外部電源非対応、電池で駆動。

では肝心の音はどうなのか?レビューします( ̄▽ ̄)

サウンドレビュー

クローンモデルとなれば、やはり気になるのは開発でサンプルにした実機(オリジナルのELK BIG MUFF)と比較して音はどうか?です。

まずはこちらを。「ELF」と「ELK BIG MUFF」の比較動画を撮ってみました。

左が「RoShi Pedals ELF」、右が「ELK BIG MUFF」
「RoShi Pedals ELF」 vs 「ELK Big Muff Vitage Fuzz」 サウンド比較!【魔法の箱研究所】

バイパス音の違い

オリジナル「ELK BIG MUFF」の場合、動画で聴くよりも原音劣化があります。

「RoShi Pedals ELF」はトゥルーバイパスということもあり、バイパス音の劣化を感じません。

クローンモデルとはいえ、エフェクトOFF(バイパス)時の音は使い勝手や実用性、トータル的な音作りを考えた時にトゥルーバイパスにしているそうです。

なぜトゥルーバイパス仕様にしたのか?
管理人
管理人

オリジナルELK BIG MUFFのバイパス音の劣化具合は個人的にもちょっと気になるレベルでしたので「ELF」のトゥルーバイパス仕様は有難い仕様でした。クローンモデルでありながら、トゥルーバイパス仕様にしたのはなぜでしょう?

RoShi Pedals
RoShi Pedals

オリジナルのバイパス音は、嫌な痩せ方をするんですよね。私は痩せた音なら味として受け止められますが、ELK BIG MUFFは高音が削れるだけで篭った音、バンドでは抜けない音と認識しています。これはクローンとは言え目をつぶれませんでした

「ELK BIG MUFF」との違い、クローンモデルとしての完成度は?

「ELK BIG MUFF」のほうが音に柔らかさがあったことでしょうか。比較するとELFは少し音が硬質、MAXゲインが高めの印象でした。

音が少し硬質な部分はELFがトゥルーバイパスであることが少なからず影響しているかな?と。

そしてこの硬さ、輪郭がある分、ドライブさせたアンプと組み合わせた時だと「ELF」のほうが音抜けの良さを感じました。

ちなみにELFはELK BIG MUFFと比べると圧倒的にノイズが少なかったですね。

またツマミの位置によるサウンドの違いは多少のズレはあるものの、サンプルとなった「ELK BIG MUFF」に近い挙動をしていました

それとELFのほうが手元でボリュームを絞った時、少し音に芯が残ることもあり、Sustain(ゲイン)が12時ぐらいまで下げた時にバッキングでも使えました^^

比較で感じたサウンドの違いはわずかであることや、実用性などなど天秤にかけると、僕は「RoShi Pedals ELF」を選びたくなりました。

ちなみにどんなプレイヤーに使ってほしいですか?
管理人
管理人

バイパス音やノイズ面、アンプの音量を上げて鳴らすことを想定すれば、ELFは使い勝手の良さは、ライブでバンバン使いたい人に使ってほしいと感じましたが、どんなプレイヤーに使ってほしいでしょうか?

RoShi Pedals
RoShi Pedals

使ってほしいプレイヤーさんは正直にいえば、どんな方にも。私の想像もしなかったプレイやサウンドで鳴らしてくれればうれしいですね。そして使われる方にとって、特別なものであってもらえれば嬉しいです。 「ELF ファZZ」は輪郭のはっきりしたサウンドなので、ベースでも輪郭がぼやけづらいと思います。是非、ベーシストにも試して欲しいですね。

音の硬さは手元に来てからエージングしたことで音が少し柔らかくなりましたので、使っていくうちにオリジナル「ELK BIG MUFF」に近づく可能性もありますね^^

ELF独自のミッドカットスイッチについて

ミッドカットスイッチを入れると、グシャッと潰れつつも密度感の高いディストーションサウンドが得られます。

ミッドカットモードのサウンド
「RoShi Pedals ELF ファZZ」 ELK Bigmuff Clone サウンドチェック 【魔法の箱研究所】

ディレイやフェイザーなどと組み合わせ鳴らしても面白いかと。僕はノーマルモードの音が好きですが、音の壁を作りつつ、空間を埋めるようなサウンドも作れそうですね^^

あとノーマルモードと比較すると、このミッドカットモードはやや音量が下がるため、やや「VOLUME」を上げるとよいでしょうね。

なぜこのミッドカットスイッチを採用したのでしょうか?
管理人
管理人

このミッドカットスイッチを採用した理由についてお教えいただけますか?

RoShi Pedals
RoShi Pedals

バンドで「ELF ファZZ」を実際に使ってみて、ミドルが煩く感じる時がありました。 TONEツマミではコントロールできないミドルを「ELF ファZZ」の荒々しさ高音や図太い低音を残しながら、変化をつけられるようにしました。

管理人
管理人

この手の音の場合、アンサンブルの中での音抜けが気になるところですが、そこは埋もれないようなサウンドチューニングしているわけですね^^

まとめ

普段、僕はビッグマフ系のペダルを使いませんが、このELFは使いたいと思った音でした^^

僕はがっつり歪ませる、もしくはゲインを下げて使いたいと思いましたし、トゥルーバイパス仕様で嫌いな音痩せも感じないなど、僕の環境でも繋いだ時のストレスがなかったのは嬉しい仕様でした。

「ELF」のサンプルとなった「ELK BIG MUFF」と比較すると、完成度の高いクローンモデルと感じました^^

ただし「ELK BIG MUFF」のクローンモデルとしてはどうか?お手持ちの「ELK BIG MUFF」のバックアップペダルになるか?ですが、「ELK BIG MUFF」も個体差が大きいらしいので…難しいかもしれません。

これもヴィンテージペダル、個体差も楽しみ方の一つですが(笑)

「RoShi Pedals」さんの提唱するアタリ個体の「ELK BIG MUFF」、外見、内部、サウンド共に拘りが伝わってくる「ELF ファZZ」、マフ好きな人には是非一度、試してみてほしいペダルですね!

今回の「ELF ファZZ」は5台限定、販売価格は28,500円とのこと、気になっていた方はお早めにどうぞ^^

レビューをご覧いただいた方限定、購入特典あり(^^)/

購入時に「魔法の箱研究所のレビューを見た!」とお伝えいただけると送料無料で購入できます!

注文は「Twitter」「Instagram」からDMで受け付け中ですので、忘れずにお伝えください^^

「ELF ファZZ」のご購入・お問い合わせはこちら
管理人
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最後になりましたが「Roshi Pedals」さん、ELF&ELK BIG MUFFを弾かせていただき、また当方の質問にもお答えいただきありがとうございました!

RoShi Pedals
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