海外で評価が高く、隠れた名機とも呼ばれるNobels ODR-1 Classic Overdriveをレビューします。

Nobelsは、1980年代からエフェクターを販売しているドイツの老舗メーカーです。
ODR-1は海外で評価される一方、記事を公開した当時は、日本国内でレビューを見かける機会が少ないペダルでした。
太さと適度なコンプレッション感がある歪みに加え、SPECTRUMの変化やギターVOLへの反応も紹介します。

所長もNobelsというメーカーは知っていましたが、弾く前は、そこまでのペダルとは思っていませんでした。
| どんなペダルか | 海外で評価されてきたドイツ製オーバードライブ |
| サウンド | 太さと適度なコンプレッション感がある荒々しい歪み |
| SPECTRUM | ファットな音からソリッドな音まで調整 |
| ゲインの範囲 | クリーンブースターのような設定からハードロックまで |
| ギターVOLへの反応 | DRIVEを最大にしてもクリーン付近まで歪み量を下げられる |
| ブランド | Nobels |
| モデル名 | ODR-1 |
| 種類 | オーバードライブ |
| コントロール | DRIVE、SPECTRUM、LEVEL |
| 電源 | 9V電池、9V ACアダプター |
| 消費電流 | 最大11mA |
| 入力インピーダンス | 1MΩ |
| 出力インピーダンス | 2kΩ |
| 端子 | INPUT、DC、REMOTE、OUTPUT |
| 外形寸法 | 74×126×58mm |
| 質量 | 450g(電池を除く) |
Nobels ODR-1は海外で評価されてきたオーバードライブ
Nobels ODR-1は海外で評価され、隠れた名機とも呼ばれてきたオーバードライブです。
Nobelsは最近登場したブランドではなく、1980年代からエフェクターを販売しています。
国内で発売された「エフェクター図鑑」などにも、Nobelsのペダルが掲載されていました。
記事を公開した当時は、海外のレビューに比べて、日本国内ではODR-1の情報を見かける機会が少ない状況でした。
太さと適度なコンプレッション感があるワイルドな歪み
Nobels ODR-1は、太さと適度なコンプレッション感があり、バイト感もあるオーバードライブです。
チューブのような歪み方があり、荒々しいワイルドなサウンドが鳴らせます。
所長としては、弾く前に持っていた印象を大きく変えられたペダルでした。
ブルースやロックに最適なオーバードライブ。
クラシカルなオーバードライブとクランチ・サウンドが特長です。
ドライブ、スペクトラム、レベルの各コントロールでワイドなダイナミック・レンジを得ることが出来ます。
まるでチューブの様なウォーム・サウンドです。
TS系といわれることもありますが、MARと並べて比べると、サウンドはまったく異なりました。
ODR-1のほうがガッツのある音で、ロックに向いた歪み方をします。
SPECTRUMでファットな音からソリッドな音まで調整できる
SPECTRUMを回すことで、ファットなミッドレンジから、ハイからミッドレンジが強調された音まで変化します。
音の太さや硬さを変えながら、ギターが前へ出る位置を調整できるツマミです。

左へ回していくと、ファットなミッドレンジが強調されたサウンドになります。
右へ回していくと、ハイからミッドレンジが強調されていきます。
SPECTRUMを右へ回し切れば、ソリッドなサウンドも作れます。
音が硬いというレビューも見かけますが、所長の場合は、硬さがあることで音の輪郭を感じました。
各弦の分離感も良く、歪ませた状態でも、1弦から3弦の鳴りが聴こえます。
ミッドレンジが強調されても、TS系のようなサウンドにはなりませんでした。
ゲインの幅が広くギターVOLへの反応も良い
ODR-1はゲインの幅が広く、クリーンブースターのような設定から、ハードロックまで使えます。
DRIVEを上げていくと、ハードロックにも使える深い歪みまで変化します。
DRIVEを下げた場合は、クリーンブースターのような使い方もできます。
DRIVEを下げても、原音をそのままナチュラルにブーストするサウンドではありません。
原音より少し太くなり、ハリ感を加えるサウンドになります。
セッティングでは、ペダル側のLEVELをある程度上げたほうが、音のコシや芯を感じられました。
所長は最初にLEVELを決めてから、SPECTRUMで音の抜け方を調整していました。
ODR-1は、ギターVOLへの反応も良いと感じました。
DRIVEを最大にしても、ストラトではクリーン付近まで歪み量を下げられます。
ギターVOLを絞った時は、高域が鳴り、艶感のあるサウンドが得られました。
所長はギターVOLを絞った時の音から、Lovepedalのペダルを思い起こしました。
ODR-1は、電池の収納部分をワンタッチで開けられます。

本体を分解する必要がなく、電池を交換しやすい仕様です。
ODR-1が元になったといわれるChicken Soup Overdriveと比較
Rockett Pedals Chicken Soup Overdriveは、ODR-1が元になったといわれていたオーバードライブです。
ODR-1と並べて弾くと、サウンドのニュアンスには似ている部分がありました。
低域の出方や荒々しさには、両モデルで違いを感じています。

Chicken Soup Overdriveのほうが低域はスッキリしており、荒々しさも抑えられていました。
歪み方についても、ODR-1よりあっさりしています。
所長としては、バンドアンサンブルではChicken Soup Overdriveのほうが使いやすい可能性もあると感じました。
Chicken Soup Overdriveも反応が良く、コンボアンプのような歪み方をするペダルです。
ODR-1より荒々しさを抑えた歪みが好みなら、Chicken Soup Overdriveも候補になります。
BASS CUTと18Vに対応したODR-1 BC
ODR-1 BCは、低域の出方を切り替えられるBASS CUTスイッチを追加したモデルです。
BASS CUTを切り替えることで、ODR-1で出やすい低域を抑えられます。
電源は9Vから18Vに対応しています。
ODR-1の低域を抑えたい場合にも対応したモデルです。
参照元:Nobels「History」
Nobels ODR-1がおすすめの人
- 太さと適度なコンプレッション感がある荒々しい歪みを使いたい人
- SPECTRUMでファットな音からソリッドな音まで調整したい人
- クリーンブースターのような設定からハードロックまで使いたい人
- ギターVOLでクリーン付近まで歪み量を下げたい人
Nobels ODR-1をおすすめしない人
- 原音をそのままナチュラルにブーストしたい人
- TS系のミッドレンジを強調したサウンドを求める人
- 荒々しさを抑えた、あっさりした歪みを求める人
ODR-1は値段だけで評価できないオーバードライブ
Nobels ODR-1は、太さと適度なコンプレッション感があり、バイト感もあるオーバードライブです。
SPECTRUMを動かすことで、ファットな音からソリッドな音まで調整できます。
ゲインの幅も広く、クリーンブースターのような設定からハードロックまで使えました。
LEVELをある程度上げてから、SPECTRUMで音の抜け方を調整するセッティングが所長の好みでした。

「値段からすれば良い」という言葉では収まらないほど、好印象だったオーバードライブでしたね。









コメント
はじめまして。
いつも拝読させて頂いております。
ここを見てodr-1を買いました。
管理人様の言うボリューム絞った際のラブぺっぽさ、
なんかわかる気がします。笑
かなり綺麗になりますよね。
このペダルはとてもニュアンスが出るので演奏に関しては結構シビアですが、
ライブなんかではそれも生々しくて、ある意味魅力的に思えました。
ミスやストロークのバラツキも味、とww
ところで管理人様はG2Dのペダルを弾かれたことはありますか?
マイナーなので店にはなかなか置いてないんですが
アンプライクなので気に入られると思いますよ^^
らぶぺだらーさん、ありがとうございます!
「ODR-1」はなかなか良いでしょ?(笑)
気にいっていただけたなら僕も嬉しいです^^
「G2D」は「Cream Tone」は弾いたことがありますよ♪
確かにアンプライクでしたね。
かなり昔に弾いたので、また弾いてみたいと思います^^