「MXR EP-101 ECHOPLEX PREAMP」レビュー

「MXR EP 101 ECHOPLEX PREAMP」エフェクターレビューです^^

MXR EP-101 ECHOPLEX PREAMP

「Maestro Echoplex EP-3」の
プリアンプを抜き出したペダルということで、
仕様としては、

ギターのシグナルを最大11dbブースト可能。
また「EP-3」と同じく回路にFETを採用、
「Level」ツマミを上げるにつれて
対称クリッピングによる自然な歪みが加わる。

といったもの。

そもそも「Maestro Echoplex EP-3」自体、
ヴァン・ヘイレン、エリック・ジョンソン等々、
名だたるミュージシャンの使用でも有名ですよね。

そのプリアンプ部を抜き出したペダルということで、
期待していたペダルでした♪

サウンドレビュー

試奏はいつもどおり、
ストラトと「JC-120」で行いました。

「MXR EP 101 ECHOPLEX PREAMP」
プリアンプ&ブースターとして使えるペダルですね。

この動画はニュアンスがわかりやすいかと^^
MXR EP 101 ECHOPLEX PREAMP Demo by Nazzareno Zacconi

「ECHOPLEX PREAMP」、
「Gain」というツマミ一つです。

「Gain」を上げていくと、
音量が上がっていくだけでなく、
音に太さ、ハリ・艶感が足されていきます。

しかし思っていたより、
過度な音色変化がするわけでもない、
あっさりした色付け感、僕は好印象でした♪

それと「Gain」のセッティングは、
大体1~3時程度ぐらい、上げ目にして
使ったほうが良いと思います^^

なぜならそのほうが、
より音に色気を与えてくれるからです。

ただ音量は上がりますので、その分、
アンプのボリュームは下げましょう(笑)

あとこの「Gain」ですが、
左に回しきると音はでません。

そうそう、この辺りは・・・
「Xotic EP Booster」と違いますね。

またサウンド自体も、
「Xotic EP Booster」とは異なりました^^;

「Xotic EP Booster」と比較してみました!

同様のコンセプトで作られたペダルに、
「Xotic EP Booster」があります^^

Xotic EP Booster

せっかくなので、
「Xotic EP Booster」と、
「ECHOPLEX PREAMP」を弾き比べてみました^^

「Xotic EP Booster」と、
「ECHOPLEX PREAMP」ですが比較してみると、、

同様のコンセプトで作られているペダル、
とは思えませんでした^^;

実は「Xotic EP Booster」、
この着色感とちょっと音が太すぎる、
といった感があって、、

僕は手放してしまいました、、^^;

でも「Xotic EP Booster」に比べると、
「ECHOPLEX PREAMP」はナチュラルなサウンドなんですよ。

確かに「ECHOPLEX PREAMP」も、
原音を変化させる効果はあります。

好みもあると思いますが、
僕の場合、「ECHOPLEX PREAMP」のほうが、
ちょうど良い塩梅に変化を加えてくれる、そんな印象を持ちましたね♪

プリアンプとして使いたいペダル

あくまでも僕個人の意見ですが、
ブースターよりプリアンプとして使うほうが
「MXR EP-101 ECHOPLEX PREAMP」良さが
いきると思いました^^

プリアンプとして使う場合であれば、
ペダルの最後段に繋ぐ、もしくはメインで使っている、
歪みペダルの後段に繋ぐと思います。

そして常時ONで使う、と(笑)

僕の場合、歪みペダルを常時ONにしての音作りが多いので、
「ECHOPLEX PREAMP」は補正的に使うといった感じになりますかね^^

特にギターボリュームでゲインコントロールすると、
その効果は顕著に現れます。

それは、ギターボリュームを絞った時の音に、
コシ、輪郭を与えてくれるんです^^

例えば、歪みペダルを使っていて、
ギターボリュームをフルにした時の音は好きだけど、
絞るとイマイチなんだよな~なんて場合。

この「ECHOPLEX PREAMP」を繋ぐことで、
そういった不満を解消してくれる可能性がありますね。

例えば、僕が今使っていた、
「Full-Drive 3」が、それに該当します(笑)

fulltone full drive 3

今回は実際に「Full-Drive 3」を持参し、
試しましたが、ギターボリュームを絞った時、
立体感のある音に変えてくれました^^

でも反面、「Jetdrive」の場合なら、
ギターボリュームを絞った時の不満もないため、
特に「MXR EP 101 ECHOPLEX PREAMP」の必要性は感じませんでした(笑)

まとめ

「MXR EP-101 ECHOPLEX PREAMP」、
モノとしては良い、クオリティは高いと思います^^

内部(基盤)も見ましたが、
思っていたよりもちゃんとしていました(笑)

しっかり確認はしていませんが、
パーツは「FET」が一石、抵抗は金属皮膜抵抗、
コンデンサはフィルムコンデンサー、
といった感じだったと思います。

当たり前かもしれませんが、
外部電源(センターマイナス)も対応しています♪

MXR EP-101 ECHOPLEX PREAMP

まとめますと「ECHOPLEX PREAMP」なら、

  • 現状の音をもう少しだけ太くしたい、
  • 音にコシや艶感を足したい
  • 元気のある音にしたい

などなど、
ギターやアンプサウンドを損なわず、
スパイス的な効果が期待できるペダルですね^^

また「EP Booster」が苦手だった人にも、
この「MXR EP 101 ECHOPLEX PREAMP」、
試して欲しいですね!(笑)

ちなみに「見た目」はカッコよかったです^^

仮に使わないとしても、、
コレクションとして欲しくなるペダルですね^^

【送料込】【国内正規品】Dunlop EP101/EP-101 Echoplex Preamp

サウンドハウス

管理・運営者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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