Tweed Champ系のクランチサウンドを狙ったペダル、Lovepedal Champをレビューします。

Lovepedal Champは、Fender Tweed Champ系のマイルドなクランチを狙ったと思われるワンノブペダルです。
今回はChampを軸に、同じLovepedalのCOT50、初期型ワンノブ・プロトタイプ、Purple Plexiと比べながら確認しました。


COT50やPurple Plexiと比べると、Champはジャリッとしたエッジよりも、マイルドで滑らかなクランチが前に出るペダルでした。
| どんなペダルか | Fender Tweed Champ系のクランチを狙ったワンノブペダル |
| 比較の軸 | COT50、初期型ワンノブ、Purple Plexiと比べて、歪み方や高域の出方を確認 |
| 音の傾向 | マーシャル系のジャリッとしたエッジより、マイルドで滑らかなクランチが出る |
| 使い方の軸 | ノブは3時〜MAX付近にして、ギターボリュームでクリーンからクランチを動かす |
| 気になるところ | ゲイン幅は広くないため、歪み量が足りない場合は前段でブーストする |
| ブランド | Lovepedal |
| モデル名 | Champ |
| タイプ | Tweed Champ系オーバードライブ/クランチペダル |
| コントロール | 1ノブ |
| 比較した機材 | Lovepedal COT50、初期型ワンノブ・プロトタイプ、Lovepedal Purple Plexi |
| 確認したギター | Fender Custom Shop ’60 Stratocaster |
| 確認したアンプ | Quilter Aviator CUB |
| ギター | Fender Custom Shop ’60 Stratocaster |
| アンプ | Quilter Aviator CUB |
| スピーカー | G12H-75 Cream Back |
| カメラ | DJI Osmo Pocket |
| 確認した内容 | ノブ位置、ギターボリューム、オンオフの音量差、前段ブースト |
| 比較した内容 | COT50、初期型ワンノブ・プロトタイプ、Purple Plexiとの歪み方や高域の違い |
- Lovepedal ChampはTweed Champ系のマイルドなクランチを狙ったワンノブペダル
- Champは3時〜MAX付近でギターボリュームを動かす使い方が合う
- COT50やPurple Plexiと比べるとChampのマイルドさが分かりやすい
- ChampはCOT50よりオンオフの音量差が少なく組み込みやすい
- Champの歪み量が足りない場合は前段でブーストする
- Lovepedalの中でChampはマイルドなクランチ側に位置する
- Lovepedal Champがおすすめの人
- Lovepedal Champをおすすめしない人
- Lovepedal ChampはCOT50やPurple Plexiとは違うマイルドなクランチペダル
Lovepedal ChampはTweed Champ系のマイルドなクランチを狙ったワンノブペダル
Lovepedal Champは、COT50やPurple Plexiのようなマーシャル系とは違い、Tweed Champ系のマイルドなクランチを狙ったと思われるワンノブペダルです。
コントロールはシンプルですが、ギターボリュームとの組み合わせでクリーンからクランチまで動かせます。
弾く前は、もう少し粗く暴れるTweed系サウンドを想像していました。
実際に鳴らすと、歪みの質感はかなり滑らかで、バリバリした耳に痛い成分は少なめです。
Lovepedalらしい生々しさはありつつ、COT50やPurple Plexiよりも高域の当たりが強すぎず、温かみのあるクランチサウンドでした。
Champは3時〜MAX付近でギターボリュームを動かす使い方が合う
Champは、ノブを3時〜MAX付近にして、ギターボリュームで歪み量を動かす使い方が合います。
ノブを3時より下げると、音量もかなり小さくなります。
3時あたりにすると、ギターボリュームを絞った時もクリーンがきれいに響きます。
歪み量をノブで細かく作るより、ペダル側を上げ気味にして、手元のボリュームでクリーンからクランチを行き来する使い方が自然です。
COT50やPurple Plexiと比べるとChampのマイルドさが分かりやすい
Champは、COT50やPurple Plexiと比べると、マーシャル系とは違うマイルドさが分かりやすいペダルです。
COT50やPurple Plexiは、ジリッ、ジャキッとした高域のエッジが前に出ます。
Champは高域の当たりが強すぎず、クランチの歪み方もCOT50やPurple Plexiより滑らかです。
COT50と比べるとChampは高域のジャリッとした成分が少ない
Champは、COT50と比べると、高域のジャリッとした成分が少なく、歪み方も滑らかです。
Lovepedal COT50は、プレキシ・マーシャル系を狙ったワンノブペダルです。

COT50のつまみを12時あたりにすると、ジリッ、ジャキッとした高域が出ます。
今回のCOT50はバランスが良く、ノイズも少なめで、かなり良い個体でした。
COT50はつまみを動かす時にガサガサと音が出ますが、故障ではなく回路上の仕様です。
弾いた瞬間の生々しさや弦のニュアンスの出方は、やはりCOT50らしいところがあります。
ChampはCOT50のようなジャリッとしたマーシャル系のエッジではなく、マイルドで滑らかなクランチを作る方向でした。
初期型ワンノブと比べてもChampはCOT50系とは別方向に聞こえる
Champは、所長が所有している初期型ワンノブ・プロトタイプと比べても、COT50系とは別方向に聞こえます。

初期型ワンノブ・プロトタイプは、COT50系に近い質感があります。
製品版COT50と比べると、ゲインを下げた時のローは少し弱めです。
ただ、ジャリッとしたピッキングの質感や歪み方はかなり近く、初期のCOT50系統だと感じる音でした。
Champは初期型ワンノブのようなジャリッとした質感よりも、Tweed Champ系らしいマイルドなクランチの方が前に出ます。
Purple Plexiと比べるとChampはローミッドを作り込むタイプではない
Champは、Purple Plexiと比べると、ローミッドを細かく作り込むタイプではなく、ワンノブでマイルドなクランチを出すペダルです。
Lovepedal Purple Plexiは、マーシャルプレキシ系を狙った3ノブ仕様のモデルです。

Purple PlexiはLEVEL、GAINに加えて、ローミッドの出方を動かすコントロールがあります。
COT50と同じく、マーシャルライクなジャリッとした質感があります。
一番右のノブを回し切ると、ジャリジャリした成分がきれいに収まるため、COT50よりも調整幅があります。
ギターボリュームへの追従性も高く、3ノブならではの音作りができます。
ChampはPurple Plexiほど調整幅を広く取るペダルではありませんが、ノブを上げた状態でギターボリュームを動かすと、クリーンからクランチまで自然に行き来できます。
ChampはCOT50よりオンオフの音量差が少なく組み込みやすい
Champは、COT50と比べると、オンオフによる急激な音量変化が少ないところも扱いやすいです。
COT50はオンにした瞬間に音量がグッと上がるため、ステージで使う時はセッティングに工夫が要ります。
Champは音量差が大きく出にくいため、ボードやシステムに組み込みやすいです。
完全なクリーンアンプに合わせても、ギターボリュームでクリーンとクランチの間を行き来しやすいです。
Champの歪み量が足りない場合は前段でブーストする
Champは、COT50やPurple Plexiのようにペダル単体で強く押し出すタイプではなく、ゲインの幅自体はそこまで広くありません。
歪み量が物足りない場合は、手前に別のオーバードライブを置いてブーストする使い方が合います。
Champ単体で深く歪ませるというより、クリーンからクランチの狭間を手元で動かす方が、Champらしい使い方です。
Lovepedalの中でChampはマイルドなクランチ側に位置する
Champは、Lovepedalの中でも、COT50やPurple Plexiとは違うマイルドなクランチ側のモデルとして捉えやすいです。
Lovepedalは、モデルのバリエーションがかなり多いブランドです。
WoodrowやBrown Boostなど、真空管アンプをプッシュした時に良いトーンを出してくれるモデルもあります。
今回いくつかのLovepedalを比べると、COT50やPurple Plexiはマーシャル系のエッジ、ChampはTweed Champ系のマイルドなクランチという違いが見えました。
一度はまると、ほかのLovepedalも試したくなるところがあります。
Lovepedal Champがおすすめの人
- Tweed Champ系のマイルドなクランチサウンドを探している人
- ギターボリュームでクリーンからクランチまで動かしたい人
- オンオフの音量差が大きすぎないペダルをボードに入れたい人
- Lovepedalのワンノブ系ペダルが好きな人
- COT50とは違うマイルドなLovepedalサウンドを試したい人
Lovepedal Champをおすすめしない人
- ペダル単体で深い歪みまで作りたい人
- COT50のようなジャリッとしたマーシャル系のエッジを求める人
- トーンやゲインを複数のつまみで細かく調整したい人
- ノブを下げても音量をしっかり残したい人
Lovepedal ChampはCOT50やPurple Plexiとは違うマイルドなクランチペダル
Lovepedal Champは、COT50やPurple Plexiのようなマーシャル系のエッジではなく、マイルドで温かみのあるTweed Champ系ペダルです。
ノブは3時〜MAX付近にして、ギターボリュームでクリーンからクランチを動かす使い方が良かったです。
今回、いろんなLovepedalのモデルを弾きましたが、生々しさのあるサウンドはやはり病みつきになる何かがあるブランドだと再認識しました。

COT50のジャリッとしたエッジとは別枠で、マイルドで滑らかなLovepedalサウンドを入れたい時に使いやすいですね。









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