「Epiphone Riviera 1968’s Mod」
(エピフォン リビエラ)備忘録的ギターレビューです^^
もともと友人が所有していたものを譲ってもらいました。
なんでもこの「Riviera」、
ヴィンテージセミアコの中でも「アタリ」の個体だそう。
音はもちろんですが、
セミアコ選びの基準になると思い、手に入れました^^
ギターレビュー
まず「Epiphone Riviera」といいながら、
一般的な「Riviera」のレビューにはなりません^^;
なぜならそれは見ての通り…
オリジナルから何点かの改造が施されているからです(笑)
特に大きな変更箇所として、
フレクエンサター・テイルピースからストップテイルピースへ、
ピックアップはミニハムから、
フルサイズのハムバッカーに変更されています。
こういった仕様に改造されているため、
いっちゃうと「ES-335」と同じなんですよね。
…と言うのも「Riviera」も「ES-335」同様、
センターブロックが採用されたセミアコだからです。
ちなみにこれが「Casino」だと、センターブロックがありません。
センターブロックを採用することによって、
ソリッドな音とロングサスティーンが得られ、
ハウリング防止効果などが得られると言われています。
センターブロックのおかげか、
僕もわりと歪ませることがありますが、
そこまでハウリングに悩まされる…ということはありません^^
サウンドレビュー
…で、この「Riviera」の音ですが、
近年の「335」に比べると大人しいといいますか…
ローがタイトで煌びやかなトーンなんです。
後述しますがこれは、
「Gibson Memphis」製のものと比べても、
同様の感覚を持ちました。
ただこれはピックアップが、
「Dimazio PAF」ということも関係しているかもしれません。
この「Dimazio PAF」、
70~80年代の初期のものだそうで、
以前弾いた「Tokai LS-100S」にも 搭載されていました。
ローゲインで低域もタイトなすっきりした音、
良い意味でファットではないピックアップでした。
この当時の「Dimarzio」は、
作りもしっかりしていると聞いたこともあります^^
余談ですが、1980年頃の国産ギター、
例えば「アリアプロ」あたりのギターには標準搭載されてたそうですね。
この「Dimazio PAF」 はフロントポジションで弾いても、嫌な低域がでることもなく、エッジが立つので、個人的にはすごく使いやすい音でした^^
現行の「ES-335」と弾き比べ!
以前弾いて好印象だった、
「Gibson Memphis 1959 ES-335TD」と弾き比べてみました!
結論から言うと、
「Memphis 1959 ES-335TD」に比べ、
この「Riviera」はまさに…
「枯れた」「イナたい」音でした。
正直なところ、
安易に「枯れた」「イナたい」
といった表現はあまり使いたくないのですが、
でも…そういった言葉が当てはまる音だったんですよ^^;
ヴィンテージの「ES-335」は、
全く別物と聞いていましたが納得しました。
ただ…人によっては、音にパンチが足りない、低域が足りない、なんて風に感じる人もいるかもしれませんね。
ネックグリップについて
ネックはこの年代の特徴である「ナローネック」。
これも現行の「ES-335」とは違い、
細みのグリップのため、手の小さい僕でも非常に弾きやすかったです^^
ただ不思議なのは細いからといって、
握りごたえが物足りない、というわけではないんですよね。
この年代のネック、僕が普段使っている、
「Fender 1960 Stratcaster」のネックに近く、
個人的には好きなネックグリップでした♪
音も含め、トータル的にも弾きやすいギターでした^^
この年代のエピフォンギターは狙い目かも
それはこの年代の「Epiphone」、
実は「Gibson」と同じカラマズー工場で作られていたそうです。
木材なども同様のものが使われ(ていたそうで)、
ヘッドの形状など違えど、言ってみれば「Gibson」クオリティ。
でも相場「Gibson」より全然安いんですよね^^
「エピフォンヘッド」であることが我慢できれば、
「Epiphone」はかなりお得感の高い、ギターなんじゃないでしょうか
エピフォンでも「カジノ」は別、お高いですが…^^;あとリビエラもロベンフォード氏が使ったことで60年代前半のものは高くなりました、、狙い目としてはナローネックになりますが、60年代後半の物でしょうね^^
ちなみに1968年で「ES-335」といえば、
「Larry Carlton」大先生ですよね^^
僕も大好きで昨年はライブにもいきましたが、
やっぱりプレイもトーンも最高です♪
そうそう、ちょっと脱線しますが、
ストラトを弾いているこの動画は何回もみました(笑)
ちなみにこの「Rivera」、
ペグも「グローバー」社製に交換されているので、
まさに「Larry Carlton ES-335」仕様です(笑)
そういえば「Gibson」から、
「Larry Carlton Signature ES-335」も出ていますが、
これも気になっている1本、ぜひ一度弾いてみたいですね^^
以上、私的な備忘録的記事でしたm(_ _)m
リビエラと相性の良い歪みペダルについて
最近もっぱらこの「Riviera」を弾いていますが、
ストラトとは手持ちのペダルとの相性がイマイチだなぁ〜と^^;
色々試した結果を記事にしてみました!併せてどうぞ^^
コメント
さきほどこのギターに合う歪みにコメントしたものです。
このリビエラ、ヘッドの形も含めてめちゃくちゃツボです。puのダブルホワイトといいエピフォンのヘッドとグローバーのペグといい!
どうぞ可愛がってください。
ありがとうございます^^
ルックスもサウンドも最高(笑)なんで可愛がります♪