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Danelectro Big Spender BK-1 レビュー RAMPで速度を切り替えられるロータリースピーカー系ペダル

ロータリースピーカーシミュレーターをコンパクトペダルにした、Danelectro Big Spenderをレビューします。

機材協力 塚本タカセ

Big SpenderはSPEED、TREBLE、VOLUMEの3ノブと2つのフットスイッチを搭載し、RAMPで速い揺れから遅い揺れへ徐々に切り替えられます。

見た目もレトロでポップで可愛らしいのですが、揺れ方はアナログライクな響きで、弾いていて気持ちの良いサウンドに感じました。

所長
所長

Danelectroのペダルは、どことなく気持ちよく弾ける不思議な魅力がありますね。

Danelectro Big Spender ざっくり特徴
項目確認した特徴
サウンドアナログライクな響きで、弾いていて気持ちの良いサウンド
RAMP速いSPEEDから遅いSPEEDへ徐々に切り替えられる
切り替わりSPEEDを速く設定すると約10秒かかる
別の使い方SPEEDをゼロにしてVOLUMEを上げると、わずかな揺れを加えたブースター的な使い方ができる
気になったところエフェクトON時のノイズが多めで、ONにすると位相が反転する
Danelectro Big Spender スペック
項目内容
メーカーDanelectro
モデルBig Spender Spinning Speaker
型番BK-1
種類ロータリースピーカーシミュレーター
コントロールSPEED/TREBLE/VOLUME
フットスイッチEFFECT/RAMP
バイパスTrue Bypass
電源DC9V センターマイナス
電池非対応
魔法の箱研究所 レビュー動画
Danelectro Big Spender レトロでポップな見た目 サウンドも魅力のロータリー系エフェクター
レビュー時の使用機材
機材使用モデル
ギターTelecaster
プリアンプMalin Amp
アンプQuilter Aviator CUB
著者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania(礒村和弘)」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

〜コラム寄稿 雑誌/書籍〜
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Big SpenderはRAMPで速い揺れと遅い揺れを切り替えられる

Big SpenderはRAMPを踏むと、LEDが赤い速いSPEEDから緑の遅いSPEEDへ徐々に切り替わります。

揺れ方はアナログライクな響きで、弾いていて気持ちの良いサウンドに感じました。

SPEEDは速い側のスピードを調整する

SPEEDでは、LEDが赤く点灯している速い側のスピードを調整します。

動画ではSPEEDを3時付近に設定し、最大まで上げた時の変化も確認しています。

RAMPはSPEEDを速く設定すると約10秒かけて切り替わる

RAMPを踏むと速いSPEEDから遅いSPEEDへ徐々に変化し、切り替わっている間はLEDが点滅します。

SPEEDを速く設定した場合は、遅いSPEEDへ切り替わるまで約10秒かかります。

切り替わる時間だけを5秒程度に短くする調整はできないため、約10秒はかなり長く感じました。

SPEEDを下げると、RAMPの切り替わる時間も短くなります。

TREBLEを右へ回すと高域が出る

TREBLEを右へ回すとキラッとした高域が出て、左へ回すと暗めのサウンドになります。

動画では、高域が強く出る少し手前にTREBLEを設定しました。

所長
所長

プレーン弦を弾いた時のきらびやかさも出て、良いサウンドに感じました。

VOLUMEは9時付近でユニティ

動画で使用した個体では、VOLUMEを9時付近にするとON/OFFの音量差が少なくなりました。

VOLUMEを右へ回すと、ユニティよりも音量を大きく上げられます。

SPEEDをゼロにしてVOLUMEを上げるとブースター的にも使える

SPEEDをゼロにしてVOLUMEを上げると、後段を歪ませた状態ではブースター的にも使えます。

動画では少し歪ませた状態からVOLUMEを上げ、音量と歪み方の変化を確認しました。

SPEEDをゼロにしても若干の揺れが残るため、原音をそのままブーストする使い方ではありません。

わずかな揺れを足して踏むと音の抜け方も変わり、サウンドの雰囲気を作れる面白い使い方でした。

RAMPを押しながら電源を入れるとDEPTHが深くなる

Big Spenderには、電源を接続した直後にRAMPを踏むとDEPTHを深くできる隠し機能があります。

DEPTHを深くした設定は電源を抜くまで維持され、電源を抜くと通常の状態へ戻ります。

動画でも通常時と切り替えて確認しましたが、正直なところ変化はよく分かりませんでした(笑)

所長
所長

電源を入れ直すと音が切れ、変化を確認するまで時間差もあるため、実用性はあまり感じなかったですね…

Big SpenderはエフェクトON時のノイズと位相反転に注意

Big Spenderで気になったのは、エフェクトをONにした時のノイズと位相反転です。

エフェクトON時のノイズ

動画で使用した個体では、エフェクトをONにするとノイズが多めに出ました。

Big Spenderは別個体のレビューでも、VOLUMEを上げると目立つノイズが出ると指摘されています。

海外では周期的なノイズが発生した例もあり、別のペダルとの接続順を変えることで解消したケースが報告されています。

一方、Neo Instruments Ventilator IIやStrymon Lex V2など低ノイズを重視したロータリー系ペダルもあるため、ロータリースピーカーシミュレーターに共通する特徴ではありません。

エフェクトONで位相が反転

実機で位相を確認すると、Big SpenderはエフェクトをONにした時に位相が反転しました。

Danelectro Big Spenderがおすすめの人

  • ロータリースピーカー系のサウンドを初めて試したい人
  • 3つのノブでシンプルに音作りしたい人
  • 速い揺れと遅い揺れをRAMPで切り替えて使いたい人

Danelectro Big Spenderが向かない人

  • RAMPの切り替わる時間を細かく設定したい人
  • 速いSPEEDから短時間で遅いSPEEDへ切り替えたい人

シンプルでも弾いていて気持ちの良いロータリー系ペダル

Big Spenderは、細かなRAMP設定よりもシンプルにロータリースピーカーの雰囲気を楽しみたい人に合うペダルです。

揺れ方はアナログライクで、SPEEDをゼロにしたブースター的な使い方でもサウンドに雰囲気を加えられました。

細かな調整はできませんが、弾いていて気持ちの良さを感じられるところがBig Spenderの魅力ですね。

所長
所長

細かい調整がしたい人は、Strymon Lexなど他にも選択があります。レビューも書いていますので、参考にしてみてください。

コメント

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