今回は、ヴィンテージMXR Phase 100のスクリプトロゴとブロックロゴを比較レビューします。

比較したのは、75年製と思われる初期のスクリプトロゴと、70年代後半から80年ごろの個体と思われるブロックロゴです。
あわせて、78年製のMXR Phase 90も鳴らしています。
同じPhase 100でも、スクリプトロゴとブロックロゴではエフェクトのかかり方がかなり違いました。
スクリプトロゴは原音感が残り、揺れが奥で鳴る印象です。
ブロックロゴは、どのIntensityモードでもしっかりフェイザーがかかる印象でした。
| モデル | 内容 |
|---|---|
| MXR Phase 100 スクリプトロゴ | 75年製と思われる初期個体 |
| MXR Phase 100 ブロックロゴ | 70年代後半から80年ごろと思われる個体 |
| MXR Phase 90 | 78年製のヴィンテージ個体 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Phase 100のコントロール | Intensity、Speed |
| Intensity | 4モード切り替え |
| 比較方法 | スイッチャーでスクリプトロゴとブロックロゴを切り替え |
| 確認したSpeed | 12時、最小、最大 |
| Phase 90との比較 | 78年製Phase 90をSpeed 12時で確認 |
Phase 100はIntensityで4種類の揺れを切り替える
MXR Phase 100には、IntensityとSpeedの2つのつまみがあります。
Speedは、揺れの速さを調整するつまみです。

Intensityは4ポジションで、揺れの波形を切り替えるコントロールです。
動画では、まずSpeedを12時に固定し、4つのIntensityモードを順番に切り替えました。
この時点で、スクリプトロゴとブロックロゴの差ははっきり出ていました。
75年製スクリプトロゴは揺れが奥で鳴る
75年製と思われるスクリプトロゴのPhase 100は、エフェクトのかかり方がかなり控えめでした。
特に左から1番目と3番目のIntensityモードは、揺れているのは分かるものの、かなり奥で鳴っている印象です。
手に入れた当初は、壊れているのかと思うぐらい揺れが薄いモードもありました。
その中でも、左から2番目と一番右のモードはエフェクト感が出ます。
スクリプトロゴを使うなら、この2つのモードが好みでした。
全体としては、原音感が残り、落ち着いたフェイザーサウンドです。
後期ブロックロゴはどのモードでもしっかりエフェクトがかかる
ブロックロゴのPhase 100は、スクリプトロゴよりエフェクトがしっかりかかります。
4つのIntensityモードすべてで、フェイザーの揺れがはっきり出ていました。
Intensityを切り替えた時の違いも、ブロックロゴの方が分かりやすいです。
エフェクティブに使うなら、ブロックロゴの方が合います。
スクリプトロゴのような奥で鳴る揺れではなく、前に出てくるフェイザーサウンドでした。
Speedを上げるとスクリプトとブロックの差がさらに出る
Speedをマックスにすると、スクリプトロゴとブロックロゴの違いはさらに分かります。
スクリプトロゴはSpeedを上げても、揺れ方が落ち着いています。
ブロックロゴはSpeedを上げると、フェイザーの動きがしっかり前に出ます。
音色の方向はどちらもPhase 100ですが、揺れの深さと出方は別物でした。

同じPhase 100でも、年代や仕様でサウンドの印象は違います。
スクリプトロゴは原音感が残り、ブロックロゴはエフェクト感が強い
一番右のIntensityモードで、Speedを最小から12時に戻して比較しました。
スクリプトロゴは、原音感が残るフェイザーサウンドです。
エフェクトのかかり方は薄めで、音の奥で揺れが動いているように聴こえます。
ブロックロゴは、明らかにフェイザーがかかっている音です。
揺れの存在感を出したい、エフェクティブに鳴らしたい場合は、ブロックロゴの方が合います。
原音感を残したい場合は、スクリプトロゴの方が合う場面もあります。
Phase 90とPhase 100は揺れ方が違う
Phase 100と、78年製のMXR Phase 90も比較しました。
Phase 90はSpeedのみの1ノブ仕様です。
動画ではPhase 90をSpeed 12時で鳴らし、その後にPhase 100の4つのIntensityモードを切り替えました。
Phase 90とPhase 100は、同じMXRのフェイザーでも音は違います。
Phase 90は4段フェイザー、Phase 100は10段フェイザーです。
そのため、全く同じ音にはなりません。
Phase 90の方がシンプルで、Phase 100はIntensityで揺れ方を切り替えられます。
好きなアーティストの音を狙うなら年代も見たい
MXRのヴィンテージフェイザーは、年代によって音が変わります。
Phase 90でも74年のBud Box、78年製、80年代以降ではサウンドに違いがあります。

Jim Dunlop期になると、中身の基板パターンも変わっている個体があります。
好きなアーティストやギタリストのサウンドを狙うなら、使っていた年代に近い個体を探した方がイメージから外れにくいです。
Phase 100も、スクリプトロゴとブロックロゴでエフェクトのかかり方がかなり違いました。

見た目だけでなく、年代と出音の違いも確認した方が良いですね。
MXR Phase 100 スクリプトロゴがおすすめの人
- 原音感が残るフェイザーが好きな人
- 奥で揺れる落ち着いたフェイズサウンドが欲しい人
- 強くかかりすぎないフェイザーを使いたい人
MXR Phase 100 ブロックロゴがおすすめの人
- フェイザーのかかりをしっかり出したい人
- 4つのIntensityモードを全部使いたい人
- 揺れ方の違いをはっきり出したい人
- エフェクティブなフェイザーサウンドを使いたい人
同じPhase 100でもスクリプトロゴとブロックロゴはかなり違う
MXR Phase 100は、スクリプトロゴとブロックロゴでエフェクトのかかり方がかなり違いました。
75年製と思われるスクリプトロゴは、原音感が残り、揺れが奥で鳴るフェイザーです。
ブロックロゴは、4つのIntensityモードすべてでフェイザーがしっかりかかります。
Phase 90は4段フェイザー、Phase 100は10段フェイザーなので、同じMXRでも揺れ方は違います。

好きなアーティストのサウンドを狙うなら、Phase 100かPhase 90かだけでなく、年代やロゴ違いまで見た方が良いでしょうね。










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