PIGTRONIX Octava Microはミニサイズ、小型筐体のオクターブファズです。

オクターブファズとしてだけでなく、DriveやFuzzモードを使うことで、オーバードライブからファズ的な歪みまで作れるペダルだと感じました。
今回は届いてすぐ、ペダルボードの先頭付近に繋いで音出しチェックしましたが、悩むことなく狙った感じの音を鳴らせました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | PIGTRONIX |
| モデル名 | Octava Micro |
| 種類 | アナログオクターブファズ |
| コントロール | Volume、Blend、Filter、Drive |
| 主な機能 | アッパーオクターブ、Drive、Fuzzモード |

PIGTRONIX Octava Microはワウの後ろ、バッファーの前に繋ぎ、ボード内のプリアンプも通した状態で鳴らしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ギター | ストラトキャスター |
| アンプ | Quilter Aviator CUB |
| 接続位置 | ワウの後ろ、バッファーの前 |
| チェックした操作 | Blend、Filter、Drive、Fuzzモード、ギターボリューム |
| 併用したペダル | 後段の歪みペダル |
Blendでアッパーオクターブの量を調整できる
まずBlendを触り、アッパーオクターブの出方を確認しました。
| Blendの位置 | 音の変化 |
|---|---|
| ゼロ付近 | オクターブ成分を抑えた歪み寄りの音 |
| 12時付近 | 歪み感とオクターブ感のバランスを取りやすい音 |
| マックス | アッパーオクターブの癖が分かりやすい音 |
アッパーオクターブサウンドを強調したい時はBlendを上げ、Blendを下げるとOver DriveやFuzzなどの歪みペダル的な使い方もできます。
過激に暴れるオクターブファズというより、ボード内で使いやすいペダルだと感じました。
Filterはトーンだけでなくオクターブサウンドにも影響する
Filterは、単なるトーンコントロールとしてだけでなく、アッパーオクターブの出方にも関わります。
| Filterの位置 | 音の変化 |
|---|---|
| 低め | ローが残りやすく、オクターブ感は控えめ |
| 12時付近 | トーンとオクターブ感のバランスを取りやすい |
| 高め | アッパーオクターブが分かりやすく出る |
アッパーオクターブのサウンドをしっかり出したい場合、Filterは少し上げめにしたほうがよいでしょう。
ただし、上げるほどローは少し削れるため、音の太さとのバランスは見た方が良いです。
Driveを上げるとオーバードライブペダルとしても使える
Blendを下げて、Driveを上げていくと、Octava Microをオーバードライブとして使えます。
Driveをマックスにすれば、単体でも十分なゲインを稼ぐことが可能なので、ゲインレンジは広いペダルですね。
またDriveを下げて、Volumeを上げるとブースターとしても使用できます。
Fuzzモードではファズ寄りのサウンドも作れる
Fuzzモードに切り替えると、歪み方がよりファズ寄りのサウンドになります。
設定によっては高域が立ちやすいため、FilterやVolumeを調整してあげるとよいでしょう。
Driveを12時ぐらいまで下げても、ファズっぽい質感は残ります。
オクターブファズとしてだけでなく、普通にファズとして踏める歪みも作れる点は魅力です。
ギターボリュームでゲインコントロールも可能
Octava Microは、ギターボリュームでゲインコントロールも可能です。
DriveやFuzzモードで歪ませた状態でも、ギターボリュームを絞るとクリーンサウンドが作れました。
ファズ寄りなセッティングの場合、ファズフェイスを絞った時の鈴鳴りとは違いますが、クリーンサウンドも作れるペダルでした。
コードを弾いても意外と成立する
オクターブファズは、単音向けのイメージが強いペダルですが、Octava Microはコードを弾いても意外と成立していました。
強烈に暴れるタイプではないため、コードでも軽くエフェクティブに使えます。
もちろん設定によってアッパーオクターブサウンドは強調できますが、単音以外でも十分に使えます。
後段の歪みペダルと組み合わせても使える
後段につないでいる歪みペダルも踏んで、Octava Microとの組み合わせを確認しました。
ブチブチしたゲートファズ寄りの音にしても、Octava Microのアッパーオクターブ感を加えられます。
ストラトのフロントピックアップで弾くと、アッパーオクターブサウンドが強調されますね。

お気に入りの歪みペダルと組み合わせて、アッパーオクターブサウンドを足す使い方もおすすめです。
ミニサイズなのでボードにも入れやすい
Octava Microはミニサイズのペダルなので、ボードの空いたスペースに入れやすいです。
今回は、ボード上部の空いているスペースに入れる候補として試しました。

Chicago Iron Octaviaのような大きいオクターブファズは好きでも、ボードに入らないことがあります。
Octava Microなら、ボードにアッパーオクターブを導入しやすいサイズ感ですね。
音のスケール感や立体感は大きい筐体のペダルに分があると感じますが、エフェクティブに使うなら十分ありだと感じました。
PIGTRONIX Octava Microがおすすめの人
- 小型のアナログオクターブファズを探している人
- ボードにアッパーオクターブを導入したい人
- オクターブ成分と歪み感をBlendで調整したい人
- オーバードライブ的にもファズ的にも使えるペダルが欲しい人
- 後段の歪みペダルと組み合わせて使いたい人
PIGTRONIX Octava Microをおすすめしない人
- 過激なオクターブファズサウンドだけを求める人
- 大きい筐体のオクターブファズらしいスケール感を重視する人
- ローがしっかり残るオクターブファズを探している人
- 細かく追い込まずに常に同じ反応を求める人
- オクターブファズ単体で強い存在感を出したい人
プラス1で導入しやすい実用的なオクターブファズ
PIGTRONIX Octava Microは、ボードにアッパーオクターブを加えたい時に使いやすい小型のオクターブファズです。
Blendでオクターブ成分を調整でき、DriveやFuzzモードを使えば歪みペダルとしても鳴らせます。
他にも既存の歪みと組み合わせたり、必要な場面でエフェクティブに踏んだりする用途では十分使えると感じました。

単純にアッパーオクターブサウンドが欲しければ、EarthQuaker Devices Tentacleもおすすめです。









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