Fender Custom Shop 1959 Telecasterをレビュー!おすすめのローズ&アッシュテレ

Fender Custom Shop 1959 Telecaster N.O.S

2013年製のフェンダーカスタムショップ テレキャスター、ローズ指板にアッシュボディ、この仕様のテレキャスターが欲しくて買った1本です。

所長
所長

YouTube動画でも使っていますが紹介していませんでした…どんなギターなのか?知ってもらえたらと思い記事にしました。

このルックスのギターを使っているギタリストといえば「ロベン・フォード」氏でしょうか。

Robben Ford – #14 I'm Your Man Performance – Guitar Lesson – Rhythm Revolution
Robben Ford on his blonde 1960 Telecaster
Robben Ford on his blonde 1960 Telecaster

1959年製テレキャスターは弾いたことがありませんが、1960年製で同仕様のテレも弾いた感じでは、このカスタムショップ製のテレキャスターでも僕は満足できました。

これは良さそう…
"Pick of the Day" – 1959 Fender Telecaster

あと1959年製のテレキャスターと言えば「ジミー・ペイジ」氏でしょうか。

復刻モデルも発売されていましたね

ただし僕の59モデルは氏で知られるトップローディング(トップローダー)仕様ではなく、弦は裏通しタイプの一般的なテレキャスターです。

1959 Fender Telecaster Top Loader
Guitar of the Day: 1959 Fender Telecaster Top Loader | Guest: Joe Bonamassa | Norman's Rare Guitars
このブリッジに変更すればトップローダー仕様も楽しめます

この辺のお話は僕よりも詳しい方がいらっしゃいますので話を進めます(笑)

ギターレビュー

こちらは「Journeyman Relic」ではなくNOS仕様のものでほぼ傷もなかったのですが、使いだしてから傷がちょこちょこ増え、今ではプチレリック状態です。

ボディにはクラックも増えてきて良い雰囲気になってきました。

指板はローズウッド、木目を見る限り悪くなさそう。

ネックのメイプルはやや虎目がでていますが、今のところ不調もなく使えています。

グリップはやや太めなCシェイプ、手の小さな僕でも弾きにくさは感じませんでした。

ボディはアッシュのセンター2ピース、写真では分かりにくいですが木目も見えます。あとボディは僕が手に入れた時もかなり焼けていまして。

ボディトップとボディバックで色が違います。

プチカスタマイズもしています

オリジナルから少しカスタマイズしています。

交換した箇所(パーツ)
  • ピックアップ
    →Virgil Arlo 1952 Tele Pick upへ
  • コンデンサー
    →60年代スプラグセラミックコンデンサーへ
  • ジャック
    →60年代スイッチクラフトジャックへ

なぜ交換したのか?ですが「Virgil Arlo 1952 Tele Pick up」へ交換した理由ですが、元々のっていたピックアップが少しファットでパワーがあり、荒っぽい音に感じたので…もっとクリア、ピュアなサウンドが欲しくなったからです(オリジナルピックアップの型番は不明です)。

「Virgil Arlo 1952 Tele Pick up」はローパワーでクリアなテレサウンドでありながら、適度なふくよかさがあり、タッチレスポンスも良好。

僕は好きな傾向のピックアップで各ピックアップポジションのバランスも良くなりました。

Virgil Arlo 1952 Model Telecaster Replacement Pickups
Soundclips & Reviews – Virgil Arlo

これはメキシコ製のテレに乗せた時も同様に感じました。

所長
所長

アンプが違うのであまり参考になりませんが…メキシコ製テレで載せ替えた時の動画も貼っておきます。

オリジナルピックアップの時
「Fender Mexico CLASSIC PLAYER BAJA '60S TELECASTER」サウンドチェック 【魔法の箱研究所】
Virgil Arlo 1952 Tele Pick upの時
「Virgil Arlo 1952’ Tele Pick up」 サウンドチェック 【魔法の箱研究所】
所長
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ちなみにこのVirgil Arlo Pickup、ギター本体の重さが軽すぎるとイマイチとも聞きましたが、このテレで重さは3.2kg弱、幸い大丈夫でした。

コンデンサーはストラトに乗せているものと同様のコンデンサーを検証せず乗せています。

ジャックはヴィンテージジャックに換えることで得られる、音の密度感やコンプレッション感など好きなため、手持ちの1960年代スイッチクラフトのジャックへ。

ヴィンテージジャックと現行品ジャックでどう音がかわるのか?
ギターはジャックで音が変わるのか?現行品と1960年代のスイッチクラフトジャックで検証してみた 【魔法の箱研究所】
所長
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本当は1950年代のスイッチクラフトジャックを使いたかったのですが…ジャックも50年代と60年代では音が違うので面白いですよ!

サウンドについて

シングルコイルでありながら、野太いサウンドから軽快なカッティングまで様々なプレイに対応できる幅広さが魅力、良い感じに鳴ってくれます。

リアは太くエッジーなサウンド、フロントピックアップで鳴らしてもモコモコしないなど、バランスの良さも気に入っています。

ノンエフェクトで使いたくなるギターですが、今までもエフェクター動画で使っています。

このテレで撮った動画達
MYTHOS PEDALS Mjolnir Joey landreth Edition | Sound Check 【魔法の箱研究所】
「Organic Sounds Orga Face」シリコンバージョンとヴィンテージファズフェイスを比較! 【魔法の箱研究所】
BOSS OC-2 Made in Japan(MIJ) Sound Review【魔法の箱研究所】
「Roland JC-40(アンプ)」は位相が反転する事実が判明! Phase Check 【魔法の箱研究所】

ファズよりもオーバードライブぐらいの歪み感で鳴らすのが気持ち良いのですが、エフェクトノリも良く、何でも使える印象。

バンド練習やらセッションで持ち出しましたが、安心・安定感のあるしっかりした音が鳴らせるギターで、バンドメンバー、ギター仲間からも好評でした。

あとレスポール的に使えると思っていまして、このテレを買ってから軽いし、取り回しも楽なこともありレスポールを持ち出す機会が減りました。

一言で…買ってよかったです。

まとめ

…と、動画でも使っているストラトレスポールは記事にしていましたが、今回はテレキャスターを紹介しました。

このテレも交換したピックアップの名前を忘れがちなので備忘録がてら記事にしました(笑)

テレキャスターってシンプルなギターですけど、色々なプレイヤーが使っているのも納得できますし、既に完成されているギターですよね。

弾いたことがない方がいらしたら、好き嫌い抜きで一度、手に取って掻き鳴らしてみてほしいです。好きになる可能性、ありますよ。

あと反省と言いますか…

手に入れた年代(2010年~2013年頃)のカスタムショップ製ってあまり良いイメージがなかったのですが、わからないものですね…

改めて思い込みなしで試すことの大切さも教えてもらいました。

最後に余談。

私事ですが初めて弾いたエレキギターがテレキャスター。誰が好き!というのではなく、友人に手渡されたテレを熱心に弾いていた頃を思い出します(笑)

Fender USA Custom Shop 1959 Telecaster NOS

サウンドハウス

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この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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