BOSS DS-1-4A 40th Anniversary Modelをレビュー!現行品よりもおすすめする理由も解説

BOSS DS-1-4A
BOSS DS-1-4A

BOSS40周年記念モデルとして、
2017年期間限定販売の「DS-1」です。

現行モデルである、
台湾製「DS-1」と音は違うのか?
その辺も含め検証レビューしていきます^^

ペダルレビュー

スタンダードモデル、
いわゆるオレンジ筐体のDS-1と比べると、
各ツマミ、コントロールは変更なし、

「LEVEL」が従来のBOSSペダルと違い、
真ん中にあるのも変わらず。

カラーリングが違うのと、
銀ネジ仕様になっているぐらいです。

BOSS DS-1-4A 銀ネジ

印字は鈍いゴールドカラーで、
予想以上にカッコよかったですね^^

サウンドレビュー

音はもう「DS-1」サウンド。

BOSSディストーションといえばコレ、
といっても過言じゃない王道なサウンドです。

ゲインレンジも広く、
クランチ~ディストーションまでカバー、
手元での調整もちゃんと効きます。

所長
所長

「DIST」はゼロにしても軽く歪みます

「TONE」の設定でドンシャリな歪みから、
暖かみのあるファットな歪みまで作れるので、
試奏時は是非「TONE」を触ってほしいですね^^

あと、どんなペダルでもそうですが、
この「DS-1」は特に弾き手や環境によって、
表情が大きく変わるペダルじゃないかなと…

BOSS DS-1 4A with Mike Hermans

こんな音…なかなか出せません^^;

台湾製「DS-1」と比較してみた

個人的に気になっていたのが、
現行品のDS-1と音が違うのか?ということでした。

なので今回、
台湾製DS-1を用意、比較してみました^^

DS-1 Made in Taiwan
「DS-1 Made in Taiwan」 Thanks @chickensoboro

以下、動画は「LEVEL」は3時に固定、
「DIST」「TONE」のセッティングを変えています。

Equipment
  • Guitar:Fender USA C/S 1961 Stratocaster Relic
  • Amp:Roland JC-40
  • REC:iPhone6s + ZOOM iQ7
「DIST」「TONE」共に12時
BOSS DS-1-4A vs BOSS DS-1 Made in Taiwan – Sound Check Part4
「DIST」「TONE」共に9時
BOSS DS-1-4A vs BOSS DS-1 Made in Taiwan – Sound Check Part3

このぐらいにセッティングした時の、
クランチサウンドが好きですね^^

「DIST」をMAX、「TONE」は12時
BOSS DS-1-4A vs BOSS DS-1 Made in Taiwan | Sound Check【魔法の箱研究所】

台湾製との違いは「微差」で、
「めちゃくちゃ違う!」と言えないかなと。

これは個体差もあるかもしれないので、
一概に言い切れないですけど^^;

「DIST」「TONE」の効き、
「LEVEL」のアウトプットレベル、
操作性は大きく変わるものではなかったです。

ただ「DS-1-4A」のほうが、
やや音の重心が低め、中低域に寄っていて、
高域の出方が少し大人しめでマイルドには感じました。

特に「TONE」を絞っていった時、
柔らかくなる印象は弾き手からすると、
結構な違いに感じるかもしれません。

それとギターVOLを絞った時、
「DS-1-4A」のほうが綺麗に歪みが落ちる、
あと気持ち…音にまとまりがある気がしたぐらい。

いわゆるモディファイペダルのように、
極端に音は変わるわけものではないですね。

それと今回感じた出音の違いは、
日本製DS-1に通ずるものを感じました。

Vintage Boss DS1 vs New Boss DS-1

今回はサンプルを用意できなかったですが、
日本製のDS-1との比較はしてみたいと考えています。

まとめ

出音の違いは微差とはいえ、
もし今、DS-1を買おうか悩んでいるなら、
僕は「DS-1-4A」をおすすめします^^

現行品(スタンダードモデル)の音も、
この「DS-1-4A」で十分にカバーできますし、
僅かに感じる音の柔らかさがクランチサウンドに映えたからです。

価格はスタンダードモデルよりも、
約2,000円ほど高いですが見た目も含め、
「買い」と判断しますね^^

ちなみにこの「DS-1-4A」、
2017年12月までの限定販売モデルです。

サウンドハウス

管理・運営者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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