Marshall 1987を再現したアンプライクな「Blackberry Jam Cacao」 をレビュー

Blackberry Jam Cacao
Blackberry Jam Cacao

このペダル、

1973年中期までの Marshall 1987 サウンドを再現したペダル

といった感じで、
意外とモノがないとこをついてきた、
国産マーシャル系ペダルです。

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ペダルレビュー

ツマミは5つ。

表記がないのでわかりにくいですが、
上段左からボリューム、ゲイン、プレゼンス、
下段左からトレブル、ベースです。

これだけツマミがあると、
音決めが難しかったりするのですが、
効きはわかりやすいのでそこまで戸惑わないと思います。

特にプレゼンス、トレブル、ベース、
この3EQの効きが絶妙で、ツマミを触っても、
中域はしっかり残ってくるんですね。

また全てのツマミはゲインと連動して効きますね。

とにかく音決めのセンスが良く、どこか…
国産ペダルっぽくない出音に驚きました^^;

↓この動画の8分30ぐらいから、
「Cacao」を弾いていますが各ツマミの効きを解説してくれています^^

かなりEQは効きますので、
幅広く音を作ることは可能ですが、
とりあえずよくわからないという場合は…
12時ぐらいの位置からスタートしてみても良いと思います^^

サウンドレビュー~他マーシャル系ペダルと比較してみました!~

実は先日、友人が購入したので、
先日一緒にスタジオに入った時に、
Gold 45/100」「Diablo Gain+」と比べてみました^^

Marshall Pedals

…で、この三機種を比べた印象だと、
出音としてはちょうど中間ぐらいに位置するなと。

まず中低域の荒々しさは、
「Gold 45/100」ほど暑苦しくないです。

それと歪みの質感としては、
「Diablo」ほどモダンな感じではなく、
どこかファジーさを感じました。

「JTM」系と比べると扱いやすく、
「JCM800」系以降のマーシャル系ペダルより、
ヴィンテージテイストが感じられるペダルですね。

初めて弾いた時は比較的、
アッサリした出音に感じましたが、
中域がしっかり鳴っているのもあってか、
音に立体感が感じられる、正にアンプライクなペダルです。

あとゲインレンジは広く、
ハードロックでも十分使えるぐらい歪ませることも可能です。

個人的にはクランチ程度に歪ませた時が好印象でしたね^^

JC-120との相性もよく、プリアンプ的に使える!

この「Cacao」のメリットですが、
JC-120でもいい感じのマーシャル系サウンドを鳴らせます。

歪ませた時に程よい中高域、コンプ感が、
JC-120特有の「音の硬さ」を軽減してくれる印象がありました^^

それとギターボリュームへのレスポンスは高く、
ボリュームを絞った時も腰砕けしないクリーンが魅力ですが、
これもJC-120でも如何なく発揮してくれました。

僕の中では対JC-120用、
マーシャル系ペダルの3本指に入るペダルかもです。

まとめ

高域のジャッリとしたバイト感、心地よい暴れ感…

ヴィンテージマーシャル系ペダルの中では、
かなり扱いやすいタイプのペダルでした。

これはヴィンテージマーシャル系ペダルを探している人、
価格が許せるのなら…是非、手にとってみてほしいペダルです。

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