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ケンタウルス系エフェクター おすすめ10選【2026年版】Klon Centaur実機との比較も紹介


Klon Centaurをルーツに持つケンタウルス系エフェクターは、クリーンブースターからオーバードライブまで幅広く使えるペダルです。
現在はCentaurの再現を狙ったモデルだけでなく、低域やEQを広げた発展系も数多く販売されています。
所長はKlon CentaurやKTRをはじめ、複数のケンタウルス系を所有・比較してきました。
今回は本家Centaurとの比較も交えながら、2026年現在のケンタウルス系エフェクターを10モデル紹介します。
- ケンタウルス系エフェクターおすすめ10選
- Warm Audio CENTAVO|本家Centaurに近い方向を狙いやすい
- Mythos Pedals Mjolnir|ローを広げた独自のケンタ系
- J. Rockett Audio Designs Archer|小型筐体にゲルマニウム回路を収めた定番
- Electro-Harmonix Soul Food|昇圧回路とバイパス切替を備えた低価格モデル
- Bondi Effects Sick As|現行mk3はS/N比を20dB改善
- Wampler Tumnus|幅38.1mmのミニ筐体に固定バッファーを搭載
- MXR Sugar Drive|電圧倍増回路とBUFFERスイッチを搭載
- NUX Horseman|GoldとSilverの2モードを切り替えられる
- Ceriatone Centura|ヴィンテージ個体を解析して回路を再現
- Way Huge Conspiracy Theory|本家と異なるトゥルーバイパスを採用
- 現在手元に残しているケンタ系はSINVERTEK SHOD-A
- ケンタウルス系はKlon Centaurをルーツに持つオーバードライブ
- ケンタウルス系は本家再現・機能・サイズで選ぶ
- ケンタウルス系はブースターからメインの歪みまで使える
- Klon Centaurを使用するアーティスト
- KLON KTRはBill FinneganによるCentaurの後継モデル
- Klon Centaurと比較した関連モデル
- まとめ|本家Centaurに近い方向ならCENTAVOをおすすめ
ケンタウルス系エフェクターおすすめ10選
本家Centaurに近い方向を重視するなら、Warm Audio CENTAVOを1位に選んでいます。
音作りの幅を重視する場合は、MjolnirやSick Asの独自機能が選ぶポイントになります。
小型や価格を優先する場合も、各モデル固有の仕様まで見て選ぶと違いが分かりやすくなります。
現在手元に残しているSINVERTEK SHOD-Aは生産完了モデルのため、現行10モデルとは分けて紹介します。
| 順位 | モデル | そのモデルならではの特徴 | バイパス |
|---|---|---|---|
| 1 | Warm Audio CENTAVO | Jeff Beck由来のMODスイッチでローを拡張 | バッファード |
| 2 | Mythos Pedals Mjolnir | 中域を抑えてローを広げた現行チューニング | バッファード |
| 3 | J. Rockett Audio Designs Archer | ゲルマニウムダイオードを使った小型トリビュート | バッファード |
| 4 | Electro-Harmonix Soul Food | 低価格帯で昇圧回路とバイパス切替を搭載 | 切り替え式 |
| 5 | Bondi Effects Sick As(mk3) | 2バンドEQとヘッドルーム切り替えを搭載 | トゥルーバイパス |
| 6 | Wampler Tumnus | 幅38.1mmのミニ筐体に固定バッファーを搭載 | バッファード |
| 7 | MXR Sugar Drive | 電圧倍増回路と側面BUFFERスイッチを搭載 | 切り替え式 |
| 8 | NUX Horseman | Gold/Silverの2モードと18V昇圧を搭載 | 切り替え式 |
| 9 | Ceriatone Centura | ヴィンテージ個体を解析しキット販売にも対応 | バッファード |
| 10 | Way Huge Conspiracy Theory | 本家と異なるトゥルーバイパスを採用 | トゥルーバイパス |
Warm Audio CENTAVO|本家Centaurに近い方向を狙いやすい
Warm Audio CENTAVOは、Klon Centaurの回路や操作系を強く意識した現行オーバードライブです。
魔法の箱研究所 比較動画
絵なしゴールド期のCentaurと比べると、CENTAVOはやや重心が低く、Centaurは高域寄りでバリンと鳴る質感が強めでした。
GAINやTREBLEを触った時の変化はCentaurに近く、過去に所有していた絵なしシルバーとも共通点がありました。
TREBLEとOUTPUTを大きく上げると、両モデルがかなり近い音になるポイントもありました。
背面のMODスイッチをONにすると、ローが広がってゲイン感も強くなります。
MODスイッチは、Jeff Beckがオリジナルへ依頼した改造を再現した機能です。
Warm Audio CENTAVO スペック
| ブランド | Warm Audio |
|---|---|
| モデル名 | CENTAVO |
| コントロール | GAIN/TREBLE/OUTPUT |
| 追加機能 | MODスイッチ |
| バイパス | バッファードバイパス |
| 電源 | 9V DC/9V電池 |
| 消費電流 | 40mA |
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Mythos Pedals Mjolnir|ローを広げた独自のケンタ系
Mythos Pedals Mjolnirは、Klonの基本構成を残しながら帯域やゲイン量を独自に調整したオーバードライブです。
Mythos Pedals 公式比較動画
現行Mjolnirは一般的なKloneよりゲインと中域の張り出しを抑え、ローを広げたチューニングです。
現行品ではチャージポンプを外し、オペアンプ側のクリッピングも利用しています。
入出力とDC端子には、パネルマウント部品を採用しています。
現行 Mythos Pedals Mjolnir スペック
| ブランド | Mythos Pedals |
|---|---|
| モデル名 | Mjolnir Overdrive |
| コントロール | GAIN/TREBLE/OUTPUT |
| バイパス | バッファードバイパス |
| 消費電流 | 約25mA |
| 入力インピーダンス | 1MΩ |
| 出力インピーダンス | 1kΩ |
| サイズ | 約122.4×66.5×36.3mm |
旧通常版とJoey Landreth Editionは仕様が異なる
過去に確認した金色の通常Mjolnirは、現行モデルへ更新される前の仕様です。
比較した通常版では、シリコンダイオードが使われていました。
通常版は少し硬く角張った出音で、太さとなめらかさもあります。
Joey Landreth Editionは限定仕様で、NOSゲルマニウムダイオードを採用しています。
Joey Landreth Editionは通常版より柔らかく、GAINを上げると粗さを伴って歪みます。
低いGAINでは音像が前へ出て、ブースターやプリアンプ的な使い方も好印象でした。
Centaur 3000番台と比べると、Joey Landreth Editionの方がタイトでした。
GAINを上げた時は粗さが出て、Centaurとは違った歪み方になります。
参照元:Mythos Pedals「Mjolnir Overdrive」、Mythos Pedals「FAQ」
J. Rockett Audio Designs Archer|小型筐体にゲルマニウム回路を収めた定番
J. Rockett Audio Designs Archerは、ゲルマニウムダイオードを使ったKlonへのトリビュートモデルです。
メーカー公式動画
本家より小さい約101.6×58.4mmの筐体に、バッファードスイッチングを収めています。
Klon KTRと比べると、歪みの質感やピッキングニュアンスには共通する部分がありました。
ギターボリュームへの追従性も近く、Archerの方がアクは強く出ています。
音の太さや立体感もArcherが強く、GAIN量もKTRより多めでした。
TREBLEの効き幅はKTRより狭く、変化する範囲はまとまっています。
J. Rockett Audio Designs Archer スペック
| ブランド | J. Rockett Audio Designs |
|---|---|
| モデル名 | Archer OD |
| コントロール | OUTPUT/TREBLE/GAIN |
| クリッピング | ゲルマニウムダイオード |
| バイパス | バッファード |
| 電源 | 9V DC/9V電池 |
| 消費電流 | 26mA |
| サイズ | 約101.6×58.4mm |
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参照元:J. Rockett Audio Designs「Archer OD」
Electro-Harmonix Soul Food|昇圧回路とバイパス切替を備えた低価格モデル
Electro-Harmonix Soul Foodは、Klon Centaurの手頃な代替機として開発されたオーバードライブです。
メーカー公式動画
底面の内部スイッチでバイパス方式を切り替えられ、工場出荷時はトゥルーバイパスです。
所有していたCentaurと比べると、Soul Foodの方がゲインは高めであり、中低域に太さがありました。
Centaur特有のサラッとした澄んだ質感は、Soul Foodでは弱めでした。
Electro-Harmonix Soul Food スペック
| ブランド | Electro-Harmonix |
|---|---|
| モデル名 | Soul Food |
| コントロール | VOL/TREBLE/DRIVE |
| バイパス | トゥルー/バッファード切り替え |
| 電源 | 9.6V DC/9V電池 |
| 消費電流 | 22mA |
| サイズ | 約114.3×69.9×53.3mm |
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参照元:Electro-Harmonix「Soul Food」、Electro-Harmonix「Soul Food Manual」
Bondi Effects Sick As|現行mk3はS/N比を20dB改善
Bondi Effects Sick Asは、Klon Centaurの基本構成を大きく発展させたオーバードライブです。
現行mk3 参考動画
現行mk3ではmk2からS/N比を20dB改善し、電源入力保護と電源供給回路も見直されています。
BASSとTREBLEは±15dBに対応し、2バンドのアクティブEQとして機能します。
トグルスイッチではヘッドルームを変え、ドライブのキャラクターも切り替えられます。
Bondi Effects Sick As mk3 スペック
| ブランド | Bondi Effects |
|---|---|
| モデル名 | Sick As Overdrive mk3 |
| コントロール | GAIN/LEVEL/BASS/TREBLE |
| EQ | BASS/TREBLE 最大±15dB |
| 追加機能 | ヘッドルーム/ドライブ切り替え |
| 内部電圧 | 18Vへ昇圧 |
| バイパス | ソフトタッチ・トゥルーバイパス |
| 入力インピーダンス | 500kΩ |
| 出力インピーダンス | 560Ω |
| 消費電流 | 70mA未満 |
| サイズ | 119×98×49mm |
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所長が確認したのは旧MK2
所長が所有していたのは旧MK2で、現行mk3とは電源周りやノイズ対策が異なります。
参照元:Bondi Effects「Sick As Overdrive」
Wampler Tumnus|幅38.1mmのミニ筐体に固定バッファーを搭載
Wampler Tumnusは幅38.1mmのミニ筐体で、3ノブと固定バッファードバイパスを採用しています。
メーカー公式動画
電源は9V DC専用となり、筐体内部に9V電池の接続はありません。
Wampler Tumnus スペック
| ブランド | Wampler Pedals |
|---|---|
| モデル名 | Tumnus |
| コントロール | VOLUME/GAIN/TREBLE |
| バイパス | 3PDTバッファードバイパス |
| 電源 | 9V DC |
| 電池 | 使用不可 |
| 消費電流 | 20mA |
| サイズ | 38.1×88.9×38.1mm |
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MXR Sugar Drive|電圧倍増回路とBUFFERスイッチを搭載
MXR Sugar Driveはミニ筐体ながら、側面のBUFFERスイッチでバイパス方式を切り替えられます。
メーカー公式動画
標準はトゥルーバイパスで、内部には電圧倍増回路を備えています。
MXR Sugar Drive スペック
| ブランド | MXR |
|---|---|
| モデル名 | M294 Sugar Drive |
| コントロール | VOLUME/TONE/DRIVE |
| 追加機能 | BUFFERスイッチ |
| バイパス | トゥルー/バッファード切り替え |
| 電源 | 9V DC |
| 電池 | 使用不可 |
¥20,200 (2026/09/09 11:48時点 | Amazon調べ)
参照元:MXR「Sugar Drive」、MXR「Sugar Drive Manual」
NUX Horseman|GoldとSilverの2モードを切り替えられる
NUX Horsemanは、GoldとSilverの2モードを備えた小型のケンタウルス系オーバードライブです。
メーカー公式動画
GoldはクラシックなCentaurを基準にし、Silverではゲインレンジを広げています。
フットスイッチを押しながら電源を入れると、トゥルーとバッファードを切り替えられます。
NUX Horseman スペック
| ブランド | NUX |
|---|---|
| モデル名 | Horseman |
| コントロール | TREBLE/GAIN/OUTPUT |
| モード | Gold/Silver |
| クリッピング | Schottkyダイオード |
| 内部電圧 | 9Vから18Vへ昇圧 |
| バイパス | トゥルー/バッファード切り替え |
| 入力インピーダンス | 1MΩ |
| 出力インピーダンス | 10kΩ |
| サイズ | 94×51×53mm |
| 重量 | 174g |
参照元:NUX「Horseman」
Ceriatone Centura|ヴィンテージ個体を解析して回路を再現
Ceriatone Centuraは、ヴィンテージのCentaurを解析して作られた大型のレプリカモデルです。
参考動画
Ceriatoneは所有するヴィンテージ個体を測定し、重要箇所では部品構成やメーカーまで合わせています。
筐体は約168×130mmと大きく、本家Centaurに近いサイズ感を採用しています。
キットや基板でも購入できるため、ハンダやパーツにこだわって自分だけのケンタ系を組むこともできます。
Ceriatone Centura スペック
| ブランド | Ceriatone |
|---|---|
| モデル名 | Centura Professional Overdrive |
| コントロール | GAIN/OUTPUT/TREBLE |
| バイパス | バッファードバイパス |
| サイズ | 約167.6×129.5×45.7mm |
| 販売形態 | 完成品/キット/組立済みPCB/裸基板 |
¥50,820 (2026/09/09 11:51時点 | Amazon調べ)
参照元:Ceriatone「Centura Professional Overdrive」、Ceriatone「Horse Breaker Manual」
Way Huge Conspiracy Theory|本家と異なるトゥルーバイパスを採用
Way Huge Conspiracy Theoryは、GAIN・OUTPUT・TREBLEだけを備えたコンパクトなケンタウルス系です。
魔法の箱研究所 比較動画
本家Centaurとは異なり、バイパスにはトゥルーバイパスを採用しています。
Way Huge Smallsシリーズの小型筐体で、9V電池にも対応しています。
Way Huge Conspiracy Theory スペック
| ブランド | Way Huge |
|---|---|
| モデル名 | WM20 Conspiracy Theory |
| コントロール | GAIN/OUTPUT/TREBLE |
| バイパス | トゥルーバイパス |
| 電源 | 9V DC/9V電池 |
| 消費電流 | 18.5mA |
| 入力インピーダンス | 600kΩ |
| 出力インピーダンス | 3kΩ |
参照元:Way Huge「Conspiracy Theory」、Way Huge「WM20 Manual」
現在手元に残しているケンタ系はSINVERTEK SHOD-A
これまで複数のケンタウルス系を所有してきましたが、現在手元に残しているのはSINVERTEK SHOD-Aです。
SHOD-AはCentaurの再現モデルではなく、ケンタ系を独自に発展させたオーバードライブです。
魔法の箱研究所 レビュー動画
GAINを9時付近まで上げると、バイト感やコンプ感に加えて音の伸びも出てきます。
Mjolnirと比べるとSHOD-Aの方が重心は低く、音の輪郭やメリハリもはっきりしています。
TREBLEを触ってもローが弱くなりにくく、アタック感や抜け感を調整できます。
バッファードモードではONとOFFのつながりも自然で、所長は常時ONでも使用しています。
SINVERTEK SHOD-A スペック
| ブランド | SINVERTEK |
|---|---|
| モデル名 | SHOD-A |
| 種類 | Harmonic Overdrive |
| コントロール | VOLUME/TREBLE/GAIN |
| バイパス | バッファード/トゥルーバイパス切り替え |
ケンタウルス系はKlon Centaurをルーツに持つオーバードライブ
ケンタウルス系は、Klon Centaurの回路やサウンドを基準に作られたオーバードライブです。
魔法の箱研究所 KLON Centaur サウンドチェック
オリジナルCentaurではGAINでクリーン成分と歪み成分の割合が変わり、OFF時もバッファー回路を通ります。
GAINでクリーン成分と歪み成分の割合が変わる
ケンタ系のGAINは、歪み量だけを調整するコントロールではありません。
GAINを下げるとクリーン成分が増え、上げるほどドライブ成分が強くなります。
バッファーもケンタ系のサウンドを作る要素
オリジナルCentaurは、エフェクトOFFでもバッファー回路を通る仕様です。
所長が所有していたCentaurやKTRでも、バッファーを通すとハリや艶感が加わり、音の芯や密度感も変わりました。
TumnusやArcherはバッファード仕様で、OFF時もバッファー回路を通ります。
Sugar DriveやHorsemanは、トゥルーバイパスとの切り替えに対応しています。
ケンタウルス系は本家再現・機能・サイズで選ぶ
ケンタウルス系は、本家再現・独自チューニング・小型化など重視するポイントがモデルごとに異なります。
| 方向性 | 主なモデル | 見るポイント |
|---|---|---|
| 本家再現を重視 | CENTAVO/Centura/Archer | 回路構成・ダイオード・バッファー |
| 独自チューニング | Mjolnir/Sick As | 帯域・EQ・ヘッドルーム |
| 小型化・実用機能 | Tumnus/Sugar Drive/Horseman/Conspiracy Theory | サイズ・モード・バイパス方式 |
| 低価格の代替モデル | Soul Food | 価格・昇圧回路・バイパス切替 |
本家への近さだけでなく、EQ・バイパス・サイズまで見ると用途に合うモデルを絞りやすくなります。
ケンタウルス系はブースターからメインの歪みまで使える
ケンタウルス系はクリーンブースターだけでなく、常時ONや単体オーバードライブにも使えます。
GAINを触るとクリーン成分との割合が変わり、セッティングによって役割も変化します。
アンプや後段の歪みに合わせて、GAINとOUTPUTのバランスを決めます。
GAINを下げてクリーンブースターとして使う
GAINを低くしてOUTPUTを上げると、強く歪ませずに後段をプッシュでき、ケンタ系特有のハリや艶感も加わります。
TREBLEを触ると、アタック感や抜け感を調整できます。
クランチしたアンプでは、ゲイン感をもう一段足したい時にも使えます。
少し歪ませて常時ONで使う
GAINを少し上げると、クリーン成分を残したまま軽く歪み、ハリや艶感にコンプ感も加わります。
旧MjolnirやSHOD-Aは、低めのGAINで常時ONにも使ってきました。
常時ONでは、バッファーを含めたボード全体の出音まで確認します。
他のオーバードライブと組み合わせて使う
ケンタ系は、別のオーバードライブと重ねる使い方にも対応します。
前段へ置くと、後段の歪みをプッシュできます。
後段へ置くと、ケンタ系特有のハリや艶感を付与しつつブーストできます。
接続順で出音は変わるため、2台を入れ替えながら最終的な音で決めます。
GAINを上げて単体オーバードライブとして使う
GAINを上げると、ドライブ成分とコンプ感が増え、単体のオーバードライブとして使えます。
Archerは本家よりゲイン量が多く、単体でもオーバードライブとして歪ませやすいモデルでした。
現行Sick Asは2バンドEQを備え、GAINを上げた状態でも帯域を調整できます。
Klon Centaurを使用するアーティスト
Klon Centaurは、国内外の多くのギタリストが実際のボードへ組み込んできました。
実際のセッティングを見ると、クリーンブーストだけでなくメインの歪みや常時ONにも使われています。
| アーティスト | 使用・用途 |
|---|---|
| John Mayer | Centaurで歪みを作りTS10で前後からブースト |
| Joe Perry | メインのドライブとして使用 |
| Nels Cline | 「Impossible Germany」のソロで使用 |
| Char | CentaurとCE-1やCopicatを組み合わせて使用 |
| 須藤寿 | GAINをほぼゼロにして常時ON |
| 木下哲 | Marshallと組み合わせて基本音を作る |
| 山内総一郎 | アンプの基本音にCentaurを加えて歪ませる |
| 松本孝弘 | 2026年のライブシステムにCentaurを搭載 |
| 田渕ひさ子 | 2024年のPEDRO用ボードで使用 |
| Jeff Beck | Centaurの使用確認あり |
表の参照元:B’z 松本孝弘 2026年機材レポート、ギター・マガジン「田渕ひさ子のペダルボード」、Warm Audio「Centavo」
John Mayer|Centaurの前後をTS10でブースト
John MayerはCentaurを長年使用しており、2023年12月のボードではCentaurで歪みを作っています。
2台のTS10を前段と後段へ置き、3台を組み合わせながら歪みの段階を作っています。
2022年にはファンのCentaurへ設定を書き込み、GAINとOUTPUTは11時付近でTREBLEは1時付近でした。
参照元:ギター・マガジン「John Mayer’s Pedalboard」、Guitar World「John Mayer Klon Centaur settings」
Char|CentaurとCE-1やCopicatを組み合わせて使用
Charが長年愛用してきたCentaurは、VEMURAM SPIRITONEの開発でも基準に使われました。
CentaurなどのドライブにCE-1やCopicatのブーストを組み合わせるのが、Charのシグネチャーサウンドです。
参照元:ZICCA「SPIRITONE」
Joe Perry|長年メインのドライブとして使用
Joe PerryはCentaurを長年メインのドライブとして使い、アンプやギターの音を崩さずもう一段プッシュしています。
Jeff Beckへ初期Centaurを贈ったエピソード
Joe PerryとJeff Beckの間には、Centaurにまつわるエピソードがあります。
Aerosmith初期の頃、ロードマネージャーがJeff BeckのColorsound Fuzzを勝手に持ち出しました。
Perryはこの出来事を長年気にしており、2009年にJeff Beckと再会した際に経緯を説明しました。
Perryは埋め合わせとして、自分が所有していた初期のKlon CentaurをJeff Beckへ贈っています。
参照元:Premier Guitar「Joe Perry & Brad Whitford」、Guitar World「Joe Perry recalls the time he accidentally stole a pedal from Jeff Beck」
Nels Cline|リードやソロでCentaurを使用
WilcoのNels Clineは「Impossible Germany」のソロで、JazzmasterのブリッジピックアップとKlon Centaurを使用しています。
参照元:GuitarPlayer「Nels Cline & Jeff Tweedy」
須藤寿|GAINをほぼゼロにして常時ON
髭の須藤寿はGAINをほぼゼロにし、Centaurをプリアンプ的にかけっぱなしで使用しています。
基本の歪みにはRC Boosterを使い、さらに歪ませる時はEP Boosterを加えています。
木下哲|MarshallとCentaurで基本音を作る
礼賛の木下哲は1968年製Marshall 1987TとCentaurを組み合わせ、クリーンとクランチの中間を基本音にしています。
そこへ別の歪みやブースターを加え、曲に合わせて音を変えています。
参照元:ギター・マガジン「木下哲が礼賛で使用するペダルボード」
山内総一郎|アンプの基本音にCentaurを加えて歪ませる
山内総一郎はアンプを基本音にし、歪ませる時にCentaurを使用しています。
使用していたゴールドのロングテールでは、GAINを12時付近に設定しています。
参照元:ギター・マガジン「山内総一郎」
KLON KTRはBill FinneganによるCentaurの後継モデル
Klon KTRは、Centaurを設計したBill Finneganによる後継モデルです。
魔法の箱研究所 比較動画
KTRにはCentaur特有のコンプ感やハリがあり、艶感や歪みの質感も残っています。
過去に所有していた絵なしシルバーと比べても、音の傾向は近いモデルでした。
KTRの方がクリアで、音のまとまりも良いモデルでした。
バッファーをONにすると艶感が増し、音の芯や密度感も変化します。
新品流通は少なく、中古でも価格が高いため現行モデルより入手しにくいペダルです。
Klon Centaurと比較した関連モデル
Centaurの再現を狙ったモデルには、現行おすすめ10選以外にも特徴的なクローンがあります。
同じ用途を別回路で実現するモデルもあり、回路構成まで見ると違いがより明確になります。
本家Centaurの再現を狙ったクローンモデル
Centaurクローンには、回路だけでなく部品や筐体まで再現を狙ったモデルがあります。
PartsPipe The CLON
PartsPipe The CLONは、Silver・Goldなど4種類の外観を選べるCentaurクローンです。
所長の比較では、高域やローミッドの出方と歪みのザラつきに違いがありました。
Lynxtone Final Overdrive
Lynxtone Finalは、Fax Only期のCentaurを基準に作られたレプリカモデルです。
Lynxtone Finalは回路と使用パーツを解析し、現在流通していないNOSパーツも使用しています。
回路はBill Finnegan所有のシリアル001を基準にし、Fax Only期の再現を狙った仕様です。
Reverbには、Non-Horsie Silverの1:1レプリカとして販売された別個体も残っています。
CentaurとLynxtone Finalを比較した動画もありますが、2台を直列につないでいるため参考程度に見てください。

所長
Centaurはバッファードペダルなので、直列につなぐと前後のペダルに影響が出るためです。
参照元:SPOON「Lynxtone Final」、Reverb「Klon Centaur Replica (Lynxtone)」
Centaurとは異なるローゲインドライブ
Centaurのブーストやローゲイン用途は、Liquid SunshineやZOOM PD-01のように回路の異なるモデルでもカバーできます。
Subdecay Liquid Sunshine
Liquid Sunshineは生産完了モデルで、発売当時は「Klon Centaur超え」とも言われたオールJFET回路のオーバードライブです。
2つのDRIVEで全帯域と中高域を個別に押し、専用TONEを持たない設計です。
ダイオードによるハードクリッピングを使わず、Centaurとは歪みを作る方法から異なります。
ZOOM Power Drive PD-01
ZOOM PD-01は専用アナログ回路を採用し、GAINゼロではクリーンブースターとして動作します。
出力段は最大20Vp-pに対応し、アンプを強くプッシュできる仕様です。
HIGHとLOWを個別に触れるため、2バンドで帯域を調整できます。
バイパスには機械式スイッチを使い、トゥルーバイパスで信号を通します。
参照元:ZOOM「Power Drive PD-01 Manual」
まとめ|本家Centaurに近い方向ならCENTAVOをおすすめ
ケンタウルス系は同じ回路をルーツに持ちながら、帯域・ゲイン量・EQ・バイパスまでモデルごとに違いがあります。
本家Centaurに近い音を狙うなら、所長が実機と比較したWarm Audio CENTAVOをまずおすすめします。
TREBLEとOUTPUTを大きく上げたセッティングでは、Centaurとかなり近い音になるポイントもありました。
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ローやEQまで積極的に作り込みたい場合は、MjolnirやSick Asも選択肢に入れてみてください。
¥45,540 (2026/09/22 20:33時点 | Amazon調べ)

所長
本家への再現度だけで決めず、自分のボードで必要な音と機能まで見て選んでみてください。








