「Zoom G1on」使い方やヘッドホンでの使用感をレビュー

Zoom G1on
Zoom G1on

昨今コストパフォーマンス抜群、
「Zoom」から発売されているマルチエフェクターです。

所長
所長

見た目のチープさは賛否両論みたいですが、音、操作性はどうなのか?検証してみたいと思います!

ペダル&サウンドレビュー

内蔵されているエフェクト数、
ルーパー機能、サウンド…から考えると、
やはりコスパは最強かなと。

確かに筐体はプラスチックですし、
チープさは否めません(笑)

ただその分、超軽量!
ギターケースに入れていても苦にならないというメリットがあります。

ディスプレイは大きめなので、
視認性は「MS-50G」よりも良いです。

G1on & MS-50G
G1on & MS-50G

またフットペダルが2個のため、
その点も「MS-50G」よりも操作性は良いですね^^

電源はアダプター、
単三電池×四本で駆動、

Zoom G1on

アルカリ電池なら、
LCDバックライトはオフの状態で20時間使えます^^

電池使用の場合、
インプットジャックにシールドを挿せば電源が入ります。

サウンドレビュー

音的には十分に使えるかなと^^

これは単に僕が最近の「Zoom」が、
好みだからというのもあるからかもしれませんけど(笑)

エフェクトはどのモデリングもそれなりに使えます。

中でもディレイ、
特に「MXR Carbon Copy Analog Delay」のモデリング、

Zoom G1on

これがかなり良いです^^

全般的に「MS-50G」同様、
残響系なら「Line6 M9」よりも好みなんですよね。

あとアンプモデリングも好印象です。

所長
所長

「G3」以降、アンプモデリングの質が向上した感のあるZoom。この「G1on」でも手元、ボリュームへの反応性もよく、レイテンシーも感じません。よく出来ていますね!

操作性について

直感的にも「ある程度」は使えます。

でも…説明書はちゃんと読んだほうが良いです^^;

僕は「MS-50G」を普段使っていますし、
「G3」も触ったことがあるので何となくわかりましたが…

初めて「Zoom」のペダルを触る人だと…
ちょっとわかりにくいと思います、、

例えば「プリセレクト機能」なんかは、
説明書なしではわかりません(笑)

ひょっとしたら…ルーパーへの切り替え、
ルーパー時のリズムパターンの選択、
このあたりも難しいかも、、

うーん、、価格帯的には、
初心者の方にオススメしたいのですが、
慣れるまでは辛抱が必要だと思いました^^;

エフェクトのオンオフについて

エフェクトのオンオフも可能です。

これはパッチでエフェクト選択時、

G1on Carbon Delay

ペダル選択画面でフットペダルを踏みます。

例えば、アンプモデリング+ディレイのパッチを作り、
ディレイのみオンオフすることも可能です^^

あとこれは仕方ないことですが…
DSPの処理能力は低いので、
高負荷のかかるエフェクトだと、
2個ぐらい選ぶと選べなくなります(笑)

最大5つまで同時使用できるんですが、
要選択ですね^^;

選択できない場合だと…

Zoom G1on

こんな画面になります^^;

それでもエフェクトの選び方次第では、
「オーバドライブ+アンプモデリング+リバーブ+ディレイ」は使えました^^

複数のエフェクトの呼び出し(切り替え)について

基本的にはパッチにエフェクトを設定、
筐体の2個のペダルを使って呼び出します。

ちなみに「MS-50G」だと、
複数のエフェクトを設定した場合、
ループされる感じで設定するため、
1→2→3→4→1→…
といった感じで切り替えします。

そのため、3のエフェクトを使いたくても、
4まで切り替えてしまった場合…3回フットスイッチを踏む必要があります^^;

でも「G1on」なら前後に設定したパッチに行き来することができます。

複数のエフェクトを使い分けたい時なら、
「MS-50G」よりも使いやすいですよね^^

あとこんな感じで「Bypass」を2個繋げると…

Zoom G1on Bypass

音痩せして聴こえる気がしました(笑)
こんな風にすることはないとは思いますが、
気になったので紹介しておきました^^;

プリセレクト機能について

これは違うバンクのものを
呼び出すのを待機させることができる機能です。

…が、僕は面倒くさいので使う気にはなれませんでした(笑)

だって…2個のペダルを同時に践む、
演奏中にできるほど器用じゃありません^^;

大人しくパッチを切り替える方法で使ってます(笑)

ルーパー機能について

僕が「G1on」を手にした理由の一つがこれです^^

G1on Looper

簡易のリズムパターンは68種類鳴らせるので、
フレーズの練習、曲作りの時はすごく助かります。

録音時間は最大30秒ですが、
僕は不満には思わなかったです^^

ちなみにオーバーダブは可能ですが、
リドゥ/アンドゥはできません^^;

録音時のペダル操作もスムーズ、
タイムラグも少ないので使いやすいと思います^^

個人的には「Ditto Looper」よりも使いやすかったです(笑)

ditto looper
TC Electronic Ditto Looper

耐久性の不安は拭えないかも、、

仕方ありませんが、
耐久性には一抹の不安はあります^^;

特にライブでの使用ではちょっと不安です…

僕は結構勢いよくスイッチを践むので…
割ってしまいそうで怖いです、、

WH-10」を踏む時と同じくらい、
神経を使う必要がありますね(笑)

ですので、個人的にはライブで使うなら、
「G3」のほうが操作性も含めオススメです^^

でもペダルを野蛮に踏まない人なら大丈夫です、きっと(笑)

ヘッドホン環境での音がすごく良い!

他であまり触れられていませんが、
ヘッドホン環境での音がすごく良いと思います^^

これはホームアンプとして使っていた、
「Marshall MG2FX」よりも良かったです(笑)

強いてデメリットは、
端子がミニジャックじゃないので、
変換端子が必要なことですね^^;

Zoom G1on

あとAUX INも付いているのですが、
ここから取り込める音質も地味に良いんですよね^^

なので僕は自宅練習用としてヘビーユーズしてます^^

何気にこのヘッドホン環境での音の良さが、
一番オススメしたくなる理由ですね!

これはもっと早く買っておけば良かった…
そう思わされたペダルでしたね^^;

サウンドハウス

管理・運営者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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