「Camuro Naked Machine」青木裕シグネチャーエフェクターをレビュー

「Camuro Naked Machine」
エフェクターレビューです^^

Camuro Naked Machine
Camuro Naked Machine

こちらは「Downy」「unkie」で活躍する、
青木裕氏のシグネチャーモデル、10台限定生産された超レアなペダルです。

青木氏本人がサウンドチェック、
筐体内蓋にもご本人のサインがある等、

Camuro Naked Machine

ファンにはタマラナイ1台ですね♪

あとペダルを踏んだ時に、
ツマミが動かないようバーが設置されています。

Camuro Naked Machine

こういった仕様はまさにプロ仕様ですよね。

塗装もマットな感じで、
質感、見た目ともにかなりカッコよいです♪

サウンドレビュー

ペダルは2Ch仕様、
左→プリアンプ(ディストーション)、
右→オーバードライブ/ブースターです。

このペダル、青木氏本人が所有する、
ヴィンテージ「RAT」と「TS-9」をベースにした2in1ペダルとのこと。

青木氏ご本人は左Chを常時ON、
ソロなど必要に応じて右Chを踏んでいるそうですね。

青木氏の試奏動画です^^
downy/unkie Yutaka Aoki signature overdrive preamp 青木裕 Naked Machine – RAT1 TS9

※詳しくはコチラをご覧ください^^
青木氏、Jake氏、戸高氏の対談で語られています♪

ですので僕ごときが…
レビューするのもおこがましいのですが…
思い切って紹介してみようと思います!

プリアンプChについて

左チャンネルのプリアンプチャンネル、

NAKED-MACHINE_02

ベースになっているのは、
ヴィンテージ「Proco RAT(RAT1)」。

各コントロールは「RAT」同様、
「ドライブ」「ボリューム」「フィルター」、
ディストーションペダルとして機能します。

…で、あくまで主観でいえば、
「RAT1」よりも輪郭がはっきりしていて、
密度の高い歪み方をするな、と。

それと「RAT1」よりも滑らかに歪むので、
暴れるといった印象もなく、すごく使いやすいですね^^

これは手元にあるRAT系ペダル、
「Rattler+」と比べてもそう感じました。

JAM Pedals Rattler +
JAM Pedals Rattler +

強いて気になった点…それはRAT1に比べると、、

やや音圧がおさえられ、ちょっと迫力に欠ける印象がある

といったところでしょうか…^^;

ただこのぐらいのほうが、
スタックアンプなどで大音量にした時、
アンサンブルの中では扱いやすいかもしれませんね。

ゲインレンジはクランチ、
ハイゲインディストーションまで余裕でカバーします。

もちろんプリアンプというだけあり、
ピッキング、ボリュームへの追従性も良いです。

手元でクリーンにもなりますので確かに、
常時ONでも使える印象です。

ちなみにドライブはストラトなら、
10〜11時ぐらいにセッティングすれば、
クリーン〜クランチ、ディストーションと操れる感じでした。

…実は最近僕の中で「RAT」熱が再燃したのは
このチャンネルのサウンドが原因でした(笑)

このチャンネルだけ…単体で欲しくなりました^^

オーバードライブ/ブースターChについて

右チャンネルはTS系の、
オーバードライブ/ブースターです。

Camuro Naked Machine

こちらも左チャンネル同様、
全体的にクリアな出音に仕上がっています。

中域にフォーカスしすぎない、
ハイエンド系TSペダルに見られる、
バランスのとれたサウンドに感じました。

歪みとして単体使用もできますが、
左チャンネルのブースターとして使えます。

従来のTS系ペダルでブーストさせた時よりも
ゲインだけでなく、音量も上がります^^

これも考えられて設計されているとのこと。

ちなみにオーバードライブとしても、
歌もののバッキングなんかにも使えそうですね^^

…で、あえてこちらのチャンネルは、
バッファードスイッチを採用しているそうです。

ただ、なぜか…踏んだ時に音切れするんですよね、、

ここはちょっと気になりました^^;

レギュラーモデル化してほしいペダルです^^

青木氏本人と同様の使い方はもちろん、
純粋にディストーション&オーバードライブペダルとしても使えます。

限定10台で発売されたペダルなので、
手に入れることができなかった人もいたんじゃないでしょうか。

それと価格が売価で八万円…
正直僕も…発売時、手に入れる余裕がありませんでした^^;

是非!

コストダウン&レギュラーライン化し、
いろいろな方に弾いてみてほしいペダルだと切に願っています!

余談

ちなみに僕は「unkie」で青木氏の存在を知りました^^;

unkie [PV]:Tecaba

当時、一聴してファンになりました^^
聴いたことのない人は是非一度聴いてみてください♪

サウンドハウス

管理・運営者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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