Bogner「Wessex」「Burnley」比較レビュー!

「Bogner」の新作ペダル!
「Wessex」「Burnley」エフェクターレビューです^^

Bogner Wessex&Burnley
Bogner Wessex&Burnley

ついに発売されましたね!

今回発売されたペダルは、
Bognerアンプのモデリングではなく、
オーバードライブ、ディストーションペダルとのこと。

また「ラインホルドボグナー」氏と、
「ルパート・ニーブ」氏との共作だそうで、
ペダルに内蔵されているカスタムトランスが「ルパート・ニーブ」氏が携わったとか。

このカスタムトランスを搭載していることで、
音の立体感、クリアさをもたらされているとのこと。

所長
所長

「ルパート・ニーブ」氏ですが、エンジニア業界では知らない人はいないでしょう^^

とにかく、かなりの拘りが感じられます(笑)

サウンドレビュー

試奏は「JC-120」、ストラトキャスターで行いました。

音の立体感…確かにありますね。
エフェクター臭さは感じないペダルです。

「Wessex」はクランチ/オーバードライブ、
「Burnley」はオーバードライブ/ディストーション、
といった感じできちんと棲み分けされています。

歪み量的にいうとちょうど、
「Wessex」の延長上に「Burnley」がある感じ。

弾いた感じでは「Wessex」の「Gain」がフルの時と、
「Burnley」の「Gain」が12時ぐらいが同じくらいに感じました。

「Wessex」「Burnley」 に共通していえること

「非常にファットでチューブライクな歪みである」
ということです。

出音は「Bogner Red」よりも太いかも。

あと両モデル共にミニスイッチでモード切替が可能です。

bogner-wessex&burnley_mini_sw

表記は異なりますがスイッチを左に倒すと、
音量、中域が持ち上がりよりパンチのある音になります。

あと両ペダルとも音がデカイです(笑)
アウトプットレベルはかなり高かったです。

それと音を包み込むような独特な空気感があるので、
ちょっと音が奥まって聴こえそうな感じもしましたが、
薄っぺらい音になることはないと思います。

それと太さだけでなく、
コンプレッション感あるので弾きやすいタイプのペダルです。

あ、あと一つ忘れていました^^;

LEDはピッキングに反応して色が変わりますので、
演奏中、足元で点滅している…なんて状態になります(笑)

この仕様は面白いですが、
無くてよいのでもう少しコストダウンしてほしかったです(笑)

さて…それでは、
個々に気がついた点をレビューしていきたいと思います^^

「Bogner Burnley」サウンドレビュー

Bogner Burnley
Bogner Burnley

特に「Burnley」は非常に太い、
温かみのあるアンプディストーション、
エフェクター的なディストーションには感じなかったです。

オーバードライブぐらいの歪みも作れますが、
「Tone」を上げてもそこまで…高域は強調されません^^;

僕の好みからするともう少しだけ…
エッジの効いたサウンドも出せたらな~と。

Bogner Burnley Distortion pedal demo

この感じはJC-120では感じられなかったんですよね、、

…とはいうもの、サスティンを効かせた、
リードサウンドにはもってこいだと思います^^

ペダルレベルで、こういった音がだせるものは…
なかなかないとは思います^^;

「Bogner Wessex」サウンドレビュー

Bogner Wessex
Bogner Wessex

歪み量自体は「Gain」をフルにしても、
そこまでハードには歪みません。

アンプがクリーンの場合だと人によっては、
リードサウンドをとるにはやや歪みが足りないかも^^;

Bogner Wessex Overdrive pedal demo

このデモを見てグッときた方なら、
買ってしまってもよいかも。

クランチ~オーバードライブを作るなら、
ちょうど良い塩梅のペダルです^^

また「Treble」「Bass」の効きは非常に良く、
エッジを効かせたサウンドも作れます。

ただし、基本12時の位置でも、
バランスよく鳴ってくれる印象は受けました。

それとピッキングやボリュームへの反応性は
「Burnley」よりも「Wessex」のほうが高いですね。
(歪み量が少なめなので当然ですけど)

ニュアンスを活かしたソロ、バッキングを弾くなら、
「Wessex」が良いでしょうね。

あと「JC-120」でも、
ファットなドライブサウンド、
暖かみのあるクリーントーンが得られます。

個人的には艶、ハリ感に物足りなさを感じますが。
十分、プリアンプ的に使えるペダルだと思います^^

「Jetter Gear Gold 45/100」とも比較してみました

試奏時には最近使い始めた、
「Gold 45/100」とも比べました^^

Bogner Wessex&Burnley&Jetter Gear Gold 45/100

音のダイレクト感、艶、ハリ感、
ボリューム等の反応性は劣るものの、
「Bogner」のほうが音は太かったです。

あと「Wessex」と歪みの質感はちょっと似てましたね(笑)

「Wessex」「Burnley」、どちらを選べばよい?買いなの?

どれだけドライブさせたいか、あとは…好みです^^;

ちなみに僕の好みからすると「Wessex」でした^^

「Wessex」のほうが、
幅広い帯域のドライブサウンドが得られますし、
プリアンプ的にも使えるからです。

とにかくこの二台並べて弾けば、
ファズ以外の歪みはカバーできちゃいます(笑)

各コントロールの効きもわかりやすく、
設定を変えても音のキャラクターがブレないので、
使いやすいペダルですね。

どんな環境でも使いやすく、
ファットでチューブライクな歪みが欲しい人なら、
選択肢に入れてみて欲しいと思います♪

サウンドハウス

管理・運営者
この記事を書いた人
efmania

今まで試したエフェクターは500台以上。「魔法の箱研究所」所長である「efmania」が実際に試した楽器機材(エフェクター・ギター・アンプetc)のみ紹介、レビュー。Effector Bookへの寄稿、ペダルブランド、メーカーからの機材レビューも担当。

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